寺子屋塾

豊岡先生の診断と治療の具体例について

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根本原因から病気を治すこと(豊岡先生の治療について)

根本原因から病気を治すこと(豊岡先生の治療について)

2022/04/12

毎週火曜は生活デザイン・ヘルス関連の話題を

投稿しています。

 

2006年夏から12年間にわたってお世話になり、

惜しくも2018年暮れに亡くなられた豊岡憲治先生に

どんな治療を受けていたかについて

ひとつ具体例を挙げて書いてみようとおもいます。

 

2013年7月初旬に尿路結石(腎臓結石)を

起こしたことがあったんですが、

ふつうは、できた石をレーザーで砕くとか、

外科手術によって石を摘出するという治療が

なされているようです。

 

でも、それだと、なぜ石ができるのかという

根本原因を解決していない対症療法的なもので、

原因を取り除かない限り、

何度も再発することになります。

 

また、その前の年、

2012年10月下旬頃から体調を大きく崩して

抑うつ症状、集中力低下、頭のふらつき、食欲不振、

吐き気、便秘、腎臓の機能低下など

さまざまな症状が現れたことがありました。

 

その年の年末に豊岡先生に診て頂いたときには、

原因がよく分からなかったんですが、その半年後、

尿路結石を起こした直後に診て頂いたとき、

副甲状腺に腺腫ができ、機能が亢進していることから

引き起こされたものであることが判明しました。

 

副甲状腺という臓器は

カルシウムの代謝に関与しているらしいのです。

 

病名は原発性副甲状腺機能亢進症というんですが、

結局、腎臓結石(尿路結石)が起きたお陰で

抑うつ、集中力低下、頭のふらつき、食欲不振、

吐き気、便秘、腎臓の機能低下といった症状の

一番オオモトの原因までわかったというわけです。


また、副甲状腺の腫瘍はなぜできたかというと、

黒カビ(コウジカビ)の潜伏感染によって

引き起こされた可能性が高いというのが

そのときの豊岡先生の診断です。

 

健康な身体であれば、免疫機構が働いて

黒カビの様な異物はすぐ体外に排泄してしまうので、

黒カビを体内から取り除くのはもちろん、

黒カビが再度感染しないような

体内環境づくりが治療の目標として明確になり、

そのために必要な漢方薬を処方していただきました。

 

身体の外部から侵入した黒カビは、尿路結石や抑うつ、

集中力低下、頭のふらつき、食欲不振、吐き気、便秘、

腎臓の機能低下といった症状のあくまで誘因にすぎず、

根本原因は、免疫力の低下した

わたしの身体の側にあったわけで、

この関係を図に表したものが冒頭の画像です。

 

また、豊岡先生が尿路結石の原因について

書かれたblog記事があるのでこちらをご覧下さい。


ちなみに、この副甲状腺機能亢進症というのは、

最近は増えてきているという情報もあるのですが、

罹患率は4〜5000人にひとりぐらいという

非常に珍しい病気とありました。


ただ、その当時のわたしは、

電磁波や化学調味料、放射性物質にとても敏感で、

3.11東日本大震災が起きた2011年夏に

内部被爆と思われる諸症状に悩まされたことがあり、

因果関係は判らないのですが、

放射性物質によっても副甲状腺機能亢進症が

引き起こされることがあるという情報もあったので、

その可能性も否定できないように考えていたんですが。

 

最近、豊岡先生の治療を受けられた

患者さんのおひとりが書かれた

こんな記事を見つけましたので、

ご覧になってみてください。

 

 

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