寺子屋塾

3〜5月の学習ふりかえり文ご紹介(Aさん・50代女性)

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3〜5月の学習ふりかえり文ご紹介(Aさん・50代女性)

3〜5月の学習ふりかえり文ご紹介(Aさん・50代女性)

2022/05/28

土曜は原則として教室での塾生とのやりとりや、

らくだメソッド関連の記事を書いています。

 

昨年11月から寺子屋塾に入塾されて

学習を始められたAさん(50代・女性)が

プリントを学習した後で

毎日ふりかえりの文章を書かれているんですが、

今年の3月には半月分ずつ9回にわたって

全部ご紹介したことがありました。

一人ひとり異なる学習プロセスに立ち合うこと を
(その1)として(その9)まであります。


またAさんが1月半ばから3月半ばまでの

2ヶ月間の学習をふりかえって書かれた文章は

次の記事でご紹介しました。

らくだメソッド2ヶ月間の学習ふりかえり文ご紹介
(Aさん・50代女性)

 

そのAさんが5月半ばに3月半ばから5月半ばまでの

2ヶ月間の学習をふりかえって書かれた文章が

先般届きましたので、今日はそれをご紹介しようかと。

 

(引用ここから)

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【3/16~5/15の2ヶ月間を振り返って】
プリントを始めて5,6ヶ月目
61日間 プリント122枚
小3-37~小4-12(14コマ)進んだ。


・他事を考えながら

 プリントができるようになってきた。

 いわゆる「解像度が上がる」というやつか…。
 

・“自分の何を鍛えているのかに、どこまで自覚的に

 なれるかが大事”と先生よりアドバイスいただく。
 
・やりながらミスに気付けるようになってきた。
 
・成功を積み重ねると傲慢な自分も出現する。
 
・小4-9からズタボロ。ミスの数は合格圏内だが、

 タイムが合格までほど遠く、高い壁となったが、

 9枚、10枚、13枚・・・と繰り返し取り組むことで、

 タイムが縮むことがわかった。
 
・先生から“積み重ねることで正しい商が瞬時に

 立てられるようになる”の言葉を励みに頑張れた。
 
・わずかでもステップアップしていることがわかると

 やる気スイッチが入る。
 
この2か月間の振り返りを読み直して、ホントに

ごちゃごちゃうるさい自分だとよくわかった。
自分なりに原因の究明をして、仮説をたてる、

検証してみて、結果をもとにまた新たな仮説を立てる

ということを繰り返しているようだが、

それがごちゃごちゃとうるさい。
 
ちょうど半年経過にもなるので、

最初から読み直してみると、始めた当初

あまりにできていない自分にびっくりした。

たし算・ひき算からかなり苦しんでいたんだなぁ~と。


半世紀以上生きてきて、

わずか半年でこれほど変われるものか・・・。


しかし、算数ができるようになりたい訳でないことは、

はっきりしてきた。


らくだメソッドのプリントを通して、

私自身が生きる上での何とリンクさせたいのか?
算数の成長=心の成長?を願っているのか?
物事を俯瞰した観察力とか、

物事のとらえ方の切り口を増やす?とか、

緻密に計算された仮説を立てられるとか?

より深い対話ができるようになるとか?わからんけど、

そんな力をつけたいと思っているように思えてきた。

 

ここまで毎日継続できたので、

習慣化されたのではないか?と感じる。
食後の歯みがきのように、

やらないと気持ち悪い…といった感覚。


しかし、出勤前の支度の中に組み込まれたので、

休日や朝出来なかった時などは、

うっかり忘れそうになる。
環境設定の重要さがわかる。


とりあえず1年間やってみると宣言してから、

折り返し地点に立った。

6年生を終える事は困難だと思う。
4年生は終わっていたい。

その時、自分は何を感じ、どう考えるのかも楽しみだ。
明日からも楽しんでね〜🎶

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(引用ここまで)

 

Aさんは、
 

・わずかでもステップアップしていることがわかると

 やる気スイッチが入る。

 

と書かれていましたね。

4/22に書いた次の記事
らくだ教材は他の教材とどう違うのか   には、

「『〜をやろう』という思いが、

外から与えられるのではなく、

自分の内側から起こってくることです。

そのためには情報が必要です。

 

自分が今、どんな状態にあるのか、

次に何をやればいいのか、それを判断するための

情報(たとえば時間)を持っていれば、

自分の内側から学習動機が起こる。

らくだ教材では、その情報を

提供できる

と書いたんですが、

自分の内側から学習動機が起こるというのは、

具体的にどういうことなのかが

お判り頂けるかとおもいます。
 

また、毎日の気づきを

「点としての気づき」と呼ぶなら、

2ヶ月分の「点としての気づき」を

読みなおして書かれたこのようなふりかえり文は

「線としての気づき」と言ってよいでしょう。

 

ちょうど今回は学習開始後半年を迎えられたので、

2ヶ月毎に書かれている「線としての気づき」自体を

通してふりかえって

半年間をふりかえった「面としての気づき」文も

含まれた内容になっていましたね。

 

つまり、「点としての気づき」

「線としての気づき」

「面としての気づき」

は同じふりかえり文であっても次元が異なるわけです。

 

この先のことはわかりませんが、

このようにインターバルを変えてふりかえることを

繰り返し実践されることを続けられることは、

自分を多次元多面的に捉えることにつながり、

学習自体を自己管理することが

可能になっていくわけです。

 

未来については、あくまで可能性としてしか

語ることはできませんが、

こうした姿勢は、生活面であるとか仕事面であるとか、

らくだメソッドのプリント学習のみならず

他のことにも波及させていくことも

できるのではないかと。


これからの展開がたのしみですね。

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