寺子屋塾

ヨシタケシンスケ『どうでもいいことの中にその人らしさがにじみ出ている』(今日の名言・その56)

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ヨシタケシンスケ『どうでもいいことの中にその人らしさがにじみ出ている』(今日の名言・その56)

ヨシタケシンスケ『どうでもいいことの中にその人らしさがにじみ出ている』(今日の名言・その56)

2023/02/20

 

 日々、生きていると、

 その99%は「どうでもいいこと」であって、

 いちいちおぼえている

 意味も価値も無いのですが、

 その「どうでもいいこと」の中に、

 実は「その人らしさ」とか

 「人間らしさ」なんかが

 にじみ出ているハズで、

 そのカケラをコレクションすることで、

 見えてくるものも

 何かあるんじゃないか、という

 ボンヤリした期待があるのです。

 

ヨシタケシンスケ 珠玉の名言・格言21選より

 

※ヨシタケシンスケは1973年神奈川県茅ヶ崎生まれのイラストレーター、絵本作家
 

 

ヨシタケさんの作品には、

簡単に言語化できないような

なんとも言えない独特の世界観がありますね。

 

冒頭の写真は代表作とも言われる

『りんごかもしれない』の一部なんですが、

つぎの絵本『なんだろうなんだろう』は

わたしにとってとりわけお気に入りの1冊です。

 

名言として挙げた冒頭の言葉には、

そのヨシタケさんの世界観が

いったいどのようにつくられていったのか、

その秘密が垣間見えるようにおもいました。

 

 

ところで、開塾当初は小中学生ばかりだった

寺子屋塾の塾生も

今では8割以上の方が大人なんですが、

教材の幹の部分をなしている

らくだメソッドの算数プリントは、

大多数の大人にとって

すでに通過している小学生レベルの計算問題で

非常にシンプルなものです。

 

指導者であるわたしの関わり方も、

「押しつけない、強制しない、命令しない」を

モットーにしていることもありますが、

どうしてもやらないといけないものではなく、

やってもやらなくても

どちらでもいい課題だと言ってよいでしょう。

 

でも、やってもやらなくてもどちらでもいい

シンプルな課題であり、

それを日々の生活のなかで

どの教材を、どれだけ、どのように学習するかを

すべて学習者が自分で自由に決められるからこそ、

その課題とどう向き合うかという部分に、

その人らしさやその人の本質的なところが

にじみ出てくるのではないかと日々実感していて

そうしたわたしの実感と

ヨシタケさんの世界観とが

どこかで通じているように感じた次第です。

 

リンク元の

ヨシタケシンスケ 珠玉の名言・格言21選 には

ナルホドとおもわせるヨシタケさんの言葉の数々が

リストアップされていますので、

ぜひアクセスしてみて下さい。

 

また、今年の年明けに

ヨシタケシンスケさんの展覧会を観てきたので、

それについてのレポートはまた改めて。

 

 

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