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<title>自ら学ぶ力を育てるための情報を更新 | 名古屋で自己学習力を高める塾をお探しなら寺子屋塾</title>
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<description>独自性の高い学習システムによって教室の運営をしているため、いわゆる学習塾といった感覚にはおさまらないという思いを持っています。そのため、できるだけ教室の雰囲気や学習システムについて皆さまに知っていただきたいという思いから、広くお読みいただけるブログ記事を更新しております。日々の教室での学びの様子やらくだメソッドの詳細についてなど随時ご紹介しています。また、教室の様子や教育に関連する事柄のみならず、日々の雑感なども発信していきたいと考えています。</description>
<language>ja</language>
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<title>TBSドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集（二巡目・その43）</title>
<description>
<![CDATA[
8/14からこの寺子屋塾ブログでは、TVドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集の
二巡目を投稿しています。
どんな流れ、経緯から二巡目を投稿し始めたか、その理由やきっかけ等については、（その１）、（その２）の記事や関連している8/13以前の記事等に記したので、未読の方はご覧ください。

第１話から第11話まで順番に１シーンずつ紹介し、
最終話まで行ったらまた第１話に戻るスタイルで
（その45）まで投稿するつもりです。
基本一巡目100記事で取り上げたシーンへのコメントをリライトして投稿しているんですが、
さすがにそればかりだと能がないので、
（その10）、（その15）、（その23）、（その29）の記事では、
一巡目で取り上げたシーンそのものを差し替え
新たに書き起こした場面のシナリオにコメントする記事を書きました。9/16から四周目に入っていていよいよゴールが近づいてきているんですが、
今日は一巡目（その43）で取り上げたシーンへの
リライト記事です。第10話中盤、34分を過ぎたあたりで風見が百合を自分のマンションに誘ったシーンのふたりのやりとりを。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー〔風見のマンションにて〕
百合：……聞きたいことがあって来たの。
風見：……？
百合：この前の、どういう意味？わたしが言ったこと、何か変だった？----------------------------------〔第９話のシーンがフラッシュバック〕百合：たとえば、わたしみたいなアラフィフの独身女だって、社会に必要で、誰かに勇気を与えることができる。あの人が頑張ってるなら、自分ももう少しやれるって。風見：……百合：いま一人でいる子や、一人で生きるのが怖いっていう若い女の子たちに、ほらあの人がいるじゃない、結構楽しそうよって思えたら、少しは安心できるでしょう？風見：…百合：だからわたしは、カッコよく生きなきゃって思うのよ。風見：……百合：ん？
風見：そんなこと、言わないでください。百合：……〔ぽろりと泣く〕----------------------------------
百合の声：あなた言ったでしょう？そんなこと言わないでって。どうして？
風見：……。
百合：わたしが痛々しく見えたから？アラフィフの淋しい独身女が、強がって格好つけて、痛いこと言ってるって。
風見：ぼくは、〔慎重に言葉を選びながら〕カッコイイ百合さんが好きですが……
百合：！
風見：それは、百合さんからにじみ出るカッコ良さであって、誰かのお手本になるために無理をする必要は、ない！
百合：……。
風見：そう思っただけです。
百合：無理してるわけじゃないの。この前は仕事でいろいろあって…。
風見：……。
百合：まわりの期待は嬉しいし、まわりから期待されてるから、がんばれるっていうことも本当だし、カッコ良く生きたいっていうのも、本心。
風見：……はい。
百合：でも、そうね～。ときには、いいのかもしれない。頑張らないときがあっても。※TVドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』第10話よりCOMMENT：風見のマンションで百合が「聞きたいことがあって来たの」と切り出すこの場面。一巡目の記事では、「対話的なやりとり」や「承認欲求・内発的動機づけ」、「行動の起点をどこに置くか」についてコメントしましたが、今回は別の角度から書いてみます。表向きは「この前の言葉の意味を確認したい」という話です。実際に刺さってくるのは、もっと別のところではないかと。百合が本当に怖がっているのは、風見に嫌われたかどうかでなく、自分の中にいつの間にか住み着き内面化してしまった〝採点者〟の目なんですね。

百合は聞きます。「わたしが痛々しく見えたから？アラフィフの淋しい独身女が、強がって格好つけて、痛いこと言ってるって」。これ、相手を責めているようで、実は自分を先に裁いてしまっているセリフです。誰かにそう言われたわけでもないのに、百合はもう自分にその言葉を当ててしまう。第９話で百合が「わたしみたいなアラフィフの独身女だって社会に必要で…」と語ったとき、あれは強がりというより、社会における自分の〝存在理由〟を必死で組み立てていたのでしょう。その必死さが、風見の「そんなこと言わないでください」という言葉で崩れそうになった。だから涙が出た。ここで百合が相手に確かめているのは、恋の正解じゃない。「わたしは痛い人間なのか？」という、自分の尊厳の判定です。その問いに対して、風見は「頑張らなくていい」とは言わない。そこが上手いですね。風見は「カッコイイ百合さんが好きですが……それは、百合さんからにじみ出るカッコ良さであって、誰かのお手本になるために無理をする必要は、ない！」と言う。この言葉の芯は、励ましというよりも、用途の拒否でしょう。百合は「若い女の子に勇気を与える存在でいたい」と、自分を社会の道具として差し出している。役に立つ人間でいれば、独りでいても正当化できる。けれど風見は、百合を「役に立つかどうか」で評価しない。この〝にじみ出る〟という表現がイイですよね。努力した末に得られた成果物じゃない。誰かのための演出でもない。勝手に漏れ出てしまうものとしてのカッコ良さを、風見は肯定する。百合が握りしめている採点表そのものを、ひっくり返そうとしている。もちろん百合も簡単には降りません。「無理してるわけじゃないの」「期待されてるから、がんばれるっていうことも本当だし」。ここで百合は、自分の鎧を守ろうとする。でも最後に、「でも、そうね～。ときには、いいのかもしれない。頑張らないときがあっても」と言う。ここが、この場面のゴールでしょう。恋が進んだとか、距離が縮まったとかでなく、〝休む許可〟が出ること。社会の採点者が頭の中でうるさいとき、人は休むことさえ罪悪感になる。頑張らない日は、自分の価値が下がった気がする。だから百合のこの一言は、風見からもらった優しさというより、百合が自分に出した許可証なんですね。ドラマ『逃げ恥』が第１話からずっと描いてきたテーマのひとつに、「目に見えない評価の不均衡」がありました。家事の値段、役割の搾取、愛情の気まぐれ等々。百合のこの場面は、その問題が恋愛だけじゃなく、〝生き方〟にまで食い込んでくる怖さを見せます。でも同時に、解決の入口も示しているんですね。役に立つために生きなくていい。頑張り続けることで存在を証明しなくていい。ときには、頑張らない。このシーンでは、百合がその言葉を自分で口にできたことだけで、もう十分カッコいいなぁっておもった次第です。

この名セリフ＆名場面集で紹介しているシナリオは、野木亜紀子さんの『逃げ恥シナリオブック』を参考にしながら、2020年に放映された『逃げ恥・ムズキュン特別編』を書き起こしました。こんな風にＴＶドラマ『逃げ恥』のシーンを毎日投稿することになった最初の動機については、一巡目の初回として書いた（その１）の記事のコメントをお読みください。5/20に投稿した１巡目の最終回（その100）には、すべての記事内容を総括するコメント、全100回のINDEXつきリストと関連リンク集を載せています。
・ＴＢＳドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集（その100・最終回）

また、当塾ではすべて関連し合っているという考え方を大切にしていますので、さらに詳しく知りたいという物好きなお方（笑）は、タグ「逃げ恥」を付している過去記事のみならず、他の記事を適宜アクセスください。当塾で開塾時から基本教材と位置づけてきたらくだメソッドの学習内容については、らくだメソッド関連を、大切にしているエッセンスを短いコトバで端的に知りたい方は、つぶやき考現学をどうぞ。アクセス数が最も多いカテゴリーは、今日の名言シリーズ（現在その130まで投稿）です。最近は、易経、論語、仏典などをひもといている古典研究関連カテゴリの記事もアクセスが増えています。
明日は一巡目（その44）の記事でとりあげた第11話のシーンへのコメントをリライトして投稿する予定です。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー●2021.9.1～2024.12.31記事タイトル一覧はこちらの記事（旧ブログ）からどうぞ2025年に投稿した365記事はすべて今日の音楽シリーズで12/31に全リストを掲載ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆寺子屋塾に関連するイベントのご案内9/26(土)10:30～18:30寺子屋Notion
9/27(日)10:30～易経入門講座〔第３期〕
14:00～易経準中級講座第16回
11/8(日)13:30～16:30
『レゾナント・コミュニケーション』読書会#3ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー◎らくだメソッド無料体験学習（１週間）詳細についてはこちらの記事をどうぞ！
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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<link>https://terakoya-juku.com/blog/detail/20260925/</link>
<pubDate>Fri, 25 Sep 2026 23:45:00 +0900</pubDate>
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<title>TBSドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集（二巡目・その42）</title>
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<![CDATA[
8/14からこの寺子屋塾ブログでは、TVドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集の
二巡目を投稿しています。
どんな流れ、経緯から二巡目を投稿し始めたか、その理由やきっかけ等については、（その１）、（その２）の記事や関連している8/13以前の記事等に記したので、未読の方はご覧ください。

第１話から第11話まで順番に１シーンずつ紹介し、
最終話まで行ったらまた第１話に戻るスタイルで
（その45）まで投稿するつもりです。
基本一巡目100記事で取り上げたシーンへのコメントをリライトして投稿しているんですが、
さすがにそればかりだと能がないので、
（その10）、（その15）、（その23）、（その29）の記事では、
一巡目で取り上げたシーンそのものを差し替え
新たに書き起こした場面のシナリオにコメントする記事を書きました。9/16から四周目に入っていていよいよゴールが近づいてきているんですが、
今日は一巡目（その42）で取り上げたシーンへの
リライト記事です。第９話終盤部の38分過ぎたあたりから始まる、みくりが外出したときに路上で平匡が他の女性と一緒にいるところを偶然目撃してしまい、マンションに帰った後の場面です。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー〔平匡のマンションにて〕みくりM：（妄想はするくせに…）〔平匡と五十嵐が一緒にいるシーン、そば屋に入るシーンがフラッシュバック〕みくりM：（こんな日が来ることは想像もしていなかった。曖昧だから成り立つ幸せは、曖昧な幸せ。システムで作られた関係は、システムから逃れられない）みくり：システムの再構築って、なんだよ～。みくりM：（いつかのように叫んだら、すっきりするかしら。あ、そうだ！百合ちゃんも叫んでた）〔立ち上がってソファーのクッションを手に取って〕みくり：〔ソファーのクッションを口に当てて、窓の外に向かって大声で叫ぶ〕平匡のバカヤローッ！〔みくりのうしろに平匡がいる〕みくり：面倒くさいんだ、おまえは～！バカバカバ～カ！バ～カ～！〔黙ってみくりを見ている平匡にみくりは気づかない〕みくり：はぁっ…みくりM：（ちっともすっきりしない……夕飯の支度をしてご飯を食べよう……一人だけど……）みくり：〔ふり返って平匡に気づく〕みくり：……。平匡：……。みくり：!!〔平匡に背を向けて、足早に歩き出す〕平匡：みくりさん！〔みくり、ひたすら歩く〕平匡：みくりさん！〔と叫んでみくりの腕をつかむ〕みくり：!!〔思わず平匡の手を払う〕※TVドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』第９話よりCOMMENT：この場面、起きている出来事自体は、みくりがマンションに帰り、クッションを口に当てて平匡への不満を叫ぶ。そして、その声が意図せず平匡本人の耳に入ってしまう。それだけです。ところが『逃げ恥』って、こういう一見コミカルな場面の中にも、二人の関係がもう以前の状態には戻れないことを忍び込ませていて、ストーリー展開のうえでも欠かせない重要なシーンにしているんですね。一巡目（その42）の記事では、みくりが抑えていた本音を解放したところに着目しましたが、今回は少し別の角度からコメントしてみようとおもいます。まず、みくりは「妄想はするくせに……」と心の中でつぶやきながら、平匡と五十嵐が一緒にいるところや、そば屋に入っていく場面をおもい出します。平匡が自分についてはあれこれ妄想するくせに、みくり自身は、平匡がほかの女性と一緒にいる場面など想像したことがなかった。そんなことに、改めて気づくんですね。それで続けて、「こんな日が来ることは想像もしていなかった」とつぶやく。そして、自分の気持ちを持てあましたみくりは、「いつかのように叫んだら、すっきりするかしら。あ、そうだ！百合ちゃんも叫んでた」と、ぶどうの丘へ出かけたときのことを振り返ります。ここで蘇ってくるのは、（その14）の記事で紹介した第３話終盤、ぶどうの丘でみんなが叫んだ場面です。あのとき、叫ぶことで気持ちが少し楽になったことをおもい出し、その方法を今回も試してみようとする。でも、同じ「叫ぶ」行為でも、今回はまったく効き方が違います。第３話の叫びは、胸の中に溜まったものを外へ放出する行為でした。けれど今回のみくりが抱えているのは、平匡への怒りだけではない。嫉妬や寂しさ、二人の関係への不安、そして自分だけが取り残されるような恐怖までが絡み合っている。だから、過去に効いた方法をそのまま再現しても、同じようには癒されない。それで「平匡のバカヤローッ！」と叫んでも、みくりは「ちっともすっきりしない」と感じるんですね。しかも、みくりはクッションを口に当てて叫ぶ。これがまた上手いところです。もちろん、近所に聞こえないようにするための配慮でしょう。でも同時に、自分の本音をクッションの内側に閉じ込めようとしているようにも見える。言いたいことはある。でも、平匡本人に直接届けたいわけではない。関係を壊すほど大きな声にはしたくない。つまりクッションが、みくりの感情と外の世界との間に置かれた緩衝材になっているわけです。そして叫び終えたみくりは、平匡がすぐ後ろにいることにも気づかないまま、「夕飯の支度をしてご飯を食べよう……一人だけど……」と考える。ここが何とも切ないところです。気持ちはまったく整理できていないのに、夕飯を作るという生活の手順だけは残っている。二人のために続けてきた日常が、急に一人分の作業になってしまうんですよね。叫んでもすっきりしない。それでも、ご飯は作らなければならない。みくりは、感情の問題を解決できないまま、いったん日常へ戻ろうとする。でも、「一人だけど……」と考えたそのとき、みくりは実際には一人ではなかった。ここでようやく振り返り、平匡の存在に気づくわけです。ここは、漫画ならコマの切り替えで見せられるところですが、平匡をみくりの背後に立たせる脚本上の展開と映像演出がホント巧いです。ドラマを観ているわたしたちには、平匡がそこにいることが先に分かっていて、みくりだけが知らない。みくりは一人で感情を処理しているつもりなのに、クッションで隠したつもりの本音を、平匡本人にすべて聞かれてしまう。自分の内側だけにとどめておくはずだった想いが、思いがけず相手に届いてしまった瞬間、二人の距離が一気に変わるんですよね。みくりは平匡に気づくと、言い訳も説明もせず、足早に歩き出します。平匡は「みくりさん！」と呼びかける。でも、みくりは止まらない。平匡は何度も呼び、最後にはみくりの腕をつかむ。するとみくりは、おもわずその手を払う。ここでは、もう言葉だけでは届かなくなっている。平匡は名前を呼ぶしかなくなり、やがて身体で距離を縮めようとする。一方みくりは、「今は触れられたくない」と、身体を使って境界線を示す。平匡の腕を払ったことには、自分を守りたい気持ちがあったでしょう。でも、平匡その人を拒絶したかったというよりは、平匡の存在に気づかず本音を叫んでしまった自分への嫌悪感やバツの悪さも入り交じり、気持ちの置き所が見つからず反射的に行動してしまったのではないかと。過去のように叫んでも、今回はすっきりしない。生活へ戻ろうとしても、もう以前と同じ一人の日常には戻れない。言葉にすれば壊れそうで、黙っていても苦しい。そんな二人の行き場のなさを、クッションと背後の平匡、そして最後に払われる手の動きだけで見せてしまう。派手な修羅場ではないのに、二人の関係がもう以前の「システム」だけでは収まらなくなったことを、わずかなセリフと動きだけで鮮やかに描いているところが、この場面のすごさだとおもいました。

この名セリフ＆名場面集で紹介しているシナリオは、野木亜紀子さんの『逃げ恥シナリオブック』を参考にしながら、2020年に放映された『逃げ恥・ムズキュン特別編』を書き起こしました。こんな風にＴＶドラマ『逃げ恥』のシーンを毎日投稿することになった最初の動機については、一巡目の初回として書いた（その１）の記事のコメントをお読みください。5/20に投稿した１巡目の最終回（その100）には、すべての記事内容を総括するコメント、全100回のINDEXつきリストと関連リンク集を載せています。
・ＴＢＳドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集（その100・最終回）

また、当塾ではすべて関連し合っているという考え方を大切にしていますので、さらに詳しく知りたいという物好きなお方（笑）は、タグ「逃げ恥」を付している過去記事のみならず、他の記事を適宜アクセスください。当塾で開塾時から基本教材と位置づけてきたらくだメソッドの学習内容については、らくだメソッド関連を、大切にしているエッセンスを短いコトバで端的に知りたい方は、つぶやき考現学をどうぞ。アクセス数が最も多いカテゴリーは、今日の名言シリーズ（現在その130まで投稿）です。最近は、易経、論語、仏典などをひもといている古典研究関連カテゴリの記事もアクセスが増えています。
明日は一巡目（その43）の記事でとりあげた第９話のシーンへのコメントをリライトして投稿する予定です。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー●2021.9.1～2024.12.31記事タイトル一覧はこちらの記事（旧ブログ）からどうぞ2025年に投稿した365記事はすべて今日の音楽シリーズで12/31に全リストを掲載ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆寺子屋塾に関連するイベントのご案内9/26(土)10:30～18:30寺子屋Notion
9/27(日)10:30～易経入門講座〔第３期〕
14:00～易経準中級講座第16回
11/8(日)13:30～16:30
『レゾナント・コミュニケーション』読書会#3ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー◎らくだメソッド無料体験学習（１週間）詳細についてはこちらの記事をどうぞ！
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<link>https://terakoya-juku.com/blog/detail/20260924/</link>
<pubDate>Thu, 24 Sep 2026 22:25:00 +0900</pubDate>
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<title>TBSドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集（二巡目・その41）</title>
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8/14からこの寺子屋塾ブログでは、TVドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集の
二巡目を投稿しています。
どんな流れ、経緯から二巡目を投稿し始めたか、その理由やきっかけ等については、（その１）、（その２）の記事や関連している8/13以前の記事等に記したので、未読の方はご覧ください。

第１話から第11話まで順番に１シーンずつ紹介し、
最終話まで行ったらまた第１話に戻るスタイルで
（その45）まで投稿するつもりです。
基本一巡目100記事で取り上げたシーンへのコメントをリライトして投稿しているんですが、
さすがにそればかりだと能がないので、
（その10）、（その15）、（その23）、（その29）の記事では、
一巡目で取り上げたシーンそのものを差し替え
新たに書き起こした場面のシナリオにコメントする記事を書きました。9/16から四周目に入っていて、
今日は一巡目（その41）で取り上げたシーンへの
リライト記事なんですが、第８話の序盤、5分半過ぎたところから、布団に入ったみくりの妄想で、平匡とのできごとを、競技大会に出場した選手になりきってインタビューを受けるシーンを。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー〔みくりの妄想シーン。観客の歓声が聞こえてくる〕
インタビュアー：え～っ、放送席、放送席…森山みくり選手です。お疲れさまでした！
〔ジャージを着た森山みくり選手、カメラの前に。日の丸マークと『恋愛47kg級森山みくり選手』のテロップ〕
みくり：お疲れさまでした。
インタビュアー：試合をふり返って、いかがですか？
みくり：やってしまいました。痛恨のミスです。
-------------------
〔「REPLAY」テロップ入りで第７話のシーン回想〕
みくり：〔平匡の首に抱きつく〕
平匡：〔テンパりつつも腕をまわして〕
みくり：いいですよ、わたしは。
平匡：？
みくり：平匡さんとなら、そういうことを、しても。
〔ホイッスル音が鳴って「痛恨のミス」のテロップインサート〕
平匡：!!
〔平匡、血の気が引いて、みくりの身体をぐいっと離す〕
平匡：ゴメンナサイ！無理です、ぼくには……
みくり：!!
-------------------みくり：あの一言さえ言わなければ、いい雰囲気のまま、一日を終われたのに、もっと近づきたいと欲をかいてしまって、受け入れられていると思い込んだ自分が…痛い女だなと…〔泣きそうに、言葉につまり〕
みくり：……ごめんなさいっ！
インタビュアー：では、津崎選手に対して、いま、どんなお気持ちですか？
みくり：素晴らしい方で、尊敬もしているので、今後は、一定の距離を保って、慎重に働いていきたいと思います。ありがとうございました。
みくりＭ：（…いける！…この調子だ！…）〔布団の中のみくり、「よし！」と頷き〕みくりＭ：（あの夜のことは、おもしろおかしい出来事として、妄想で茶化し倒していけば、きっと乗り切れる）〔（朝）マンションのゴミ置き場の前に資源ゴミをもったみくり。ポスターに「火曜」の文字〕みくり：……みくりＭ：だけどハグの日は、容赦なくやってくる。みくり：あ～～～～〔と叫んでしゃがみ込む〕※TVドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』第８話よりCOMMENT：この妄想インタビューの場面、ぱっと見はギャグです。観客の歓声が聞こえてきて、放送席から実況され、「恋愛47kg級・森山みくり選手」というテロップまで出る。本人はジャージ姿で「お疲れさまでした」と頭を下げ、試合を振り返って「やってしまいました。痛恨のミスです」と言う。……何だこれは！とおもうほど大げさです。でも、この妄想の大げささこそが、第８話冒頭のみくりの精神状態を正確に表しているのでしょう。ここで面白いのは、みくりが恋愛を〝競技化〟していることよりも、失点の処理のしかたです。REPLAYで第７話の抱きつきシーンが流れ、ホイッスルが鳴って「痛恨のミス」とテロップが入る。みくりは「もっと近づきたいと欲をかいてしまって」「痛い女だなと」と自分を裁いて、「ごめんなさいっ！」で締める。この流れ、恋の失敗談というより、仕事でやらかした人の報告書みたいですね。そして決定的なのが、その後のインタビュアーの質問に対する応答です。「津崎選手に対して、いま、どんなお気持ちですか？」と聞かれて、みくりはこう言う。「素晴らしい方で、尊敬もしているので、今後は、一定の距離を保って、慎重に働いていきたいと思います。」恋愛の話をしているのに、結びが「働いていきたい」なんですよね。ここが、この妄想の一番の核心ではないかと。みくりは不安になると、恋愛を雇用契約の言語に戻してしまう。第１話で彼女は、生活のために「就職」としての結婚を提案し、家事労働を賃金と契約で整理してみせた。現実的な知恵でもあったし、『逃げ恥』というドラマのはじまりでもあった。でも同時に、それは傷つかないための安全装置にもなり得るんですね。感情をそのまま出すと怖いから、業務に変換する。相手の反応が読めないときは、距離と手順で管理する。みくりの「慎重に働いていきたい」は、その安全装置が反射的に起動してしまった言葉に聞こえます。恋愛の告白が拒まれた直後、彼女の中で「恋の言葉」が停止し、「業務の言葉」が立ち上がる。尊敬、一定の距離、慎重に、そして働く。これらは本来、職場で人間関係を壊さないための語彙です。だからこの返答は、正しいことを言っているようで、実は一番切ない。みくりは恋人でいることに失敗した気がして、すぐ従業員に戻ろうとしてしまう。しかもこの妄想、本人の中では一旦成功したことになっている。「…いける！…この調子だ！…」とセルフ実況まで入る。距離を保てば安全、慎重にやれば失点しない。仕事の世界ならば、たしかにそういう場面も多い。でも恋愛は、距離を取れば必ずうまくいくものでもないし、慎重さが常に正解になるわけでもありません。ここに、みくりの〝賢さ〟の裏側には〝恐れ〟がしっかり張り付いているように見えます。このシーンが上手いのは、みくりの痛みを泣き崩れで見せないところです。競技の形にして、インタビューの形にして、笑える枠に入れて、何とか自分を立て直す。でも、その立て直し方が「雇用契約」に寄りかかっているから、見ている側は余計に胸が痛む。第８話はここから、「相手の気持ちは変えられない」「でも自分のハンドルを握るのは自分自身」という方向へ展開していきますが（その19参照）、その助走として、この妄想は完璧なんですね。恋愛を仕事の言葉に戻してしまう、その一瞬の退避があるからこそ、みくりの次の一歩がただのロマンチックでなく、生活の中での主体的な選択として重みを持って見えてくるのだとおもいました。

この名セリフ＆名場面集で紹介しているシナリオは、野木亜紀子さんの『逃げ恥シナリオブック』を参考にしながら、2020年に放映された『逃げ恥・ムズキュン特別編』を書き起こしました。こんな風にＴＶドラマ『逃げ恥』のシーンを毎日投稿することになった最初の動機については、一巡目の初回として書いた（その１）の記事のコメントをお読みください。5/20に投稿した１巡目の最終回（その100）には、すべての記事内容を総括するコメント、全100回のINDEXつきリストと関連リンク集を載せています。
・ＴＢＳドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集（その100・最終回）

また、当塾ではすべて関連し合っているという考え方を大切にしていますので、さらに詳しく知りたいという物好きなお方（笑）は、タグ「逃げ恥」を付している過去記事のみならず、他の記事を適宜アクセスください。当塾で開塾時から基本教材と位置づけてきたらくだメソッドの学習内容については、らくだメソッド関連を、大切にしているエッセンスを短いコトバで端的に知りたい方は、つぶやき考現学をどうぞ。アクセス数が最も多いカテゴリーは、今日の名言シリーズ（現在その130まで投稿）です。最近は、易経、論語、仏典などをひもといている古典研究関連カテゴリの記事もアクセスが増えています。
明日は一巡目（その42）の記事でとりあげた第９話のシーンへのコメントをリライトして投稿する予定です。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー●2021.9.1～2024.12.31記事タイトル一覧はこちらの記事（旧ブログ）からどうぞ2025年に投稿した365記事はすべて今日の音楽シリーズで12/31に全リストを掲載ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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9/27(日)10:30～易経入門講座〔第３期〕
14:00～易経準中級講座第16回
11/8(日)13:30～16:30
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<link>https://terakoya-juku.com/blog/detail/20260923/</link>
<pubDate>Wed, 23 Sep 2026 21:45:00 +0900</pubDate>
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<title>TBSドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集（二巡目・その40）</title>
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8/14からこの寺子屋塾ブログでは、TVドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集の
二巡目を投稿しています。
どんな流れ、経緯から二巡目を投稿し始めたか、その理由やきっかけ等については、（その１）、（その２）の記事や関連している8/13以前の記事等に記したので、未読の方はご覧ください。

第１話から第11話まで順番に１シーンずつ紹介し、
最終話まで行ったらまた第１話に戻るスタイルで
（その45）まで投稿するつもりです。
基本一巡目100記事で取り上げたシーンへのコメントをリライトして投稿しているんですが、
さすがにそればかりだと能がないので、
（その10）、（その15）、（その23）、（その29）の記事では、
一巡目で取り上げたシーンそのものを差し替え
新たに書き起こした場面のシナリオにコメントする記事を書きました。9/16から四周目に入っていて、
今日は一巡目（その40）で取り上げたシーンへの
リライト記事なんですが、第７話中盤の24分過ぎたあたりから始まる場面です。ボーナスという名目とはいえ、１ヶ月以上もすぎてからの誕プレ３万円に「もしかするとキスの慰謝料かも」と疑念をもったみくりが意を決してキスの理由を平匡にメールで尋ねます。ふたりが同じ屋根の下にいる二人がスマホのメールでやりとりしていてセリフはほとんどありません。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー〔平匡のマンションにて〕
平匡：〔自分の部屋で、寝間着姿でベッドに座っている。スマホにメール着信。見ると「みくりさん」から。思わずドアの方を見る〕
平匡：？〔恐る恐るメールを開く。文面の出だし『賞与、ありがとうございます！』〕
みくり（声）：賞与、ありがとうございます！
平匡：〔ほっとして〕はぁっ……
みくり（声）：『聞いていいですか？どうしてわたしにキスしたんですか？』（メール文面）
平匡：！！〔思わずスマホを落としそうに。危うくキャッチしてドアをふり向く。〕
みくり：〔寝室の前にしゃがみこむ。スマホを握りしめ返信を待っている〕
平匡：〔スマホを前に、頭を抱えている〕
〔時計の針、進む〕
みくり：〔ソファーの上で丸まっている。返信を待っているが来ない。〕
〔時計の針、進む〕
平匡：〔寝室の中をウロウロ歩いている。頭を抱えたり、床に座ったり、落ち着かない様子〕
みくり：〔敷いた布団の上に倒れている。握ったスマホ、返信は来ず〕……寝よ……
みくり：〔スマホを置いて布団に入り消灯〕
〔みくりのスマホ、メール着信音が鳴る〕
みくり：〔がばっと飛び起きメールを確認。見ると平匡から。緊張の面持ちで、メールを開く〕
平匡（声）：『すみませんでした。雇用主として不適切な行為でした。』（メール文面）
みくり：……!!
みくりM：（謝罪じゃなくて、理由！）
平匡：〔苦悩しながら〕
平匡Ｍ：（言えるはずがない。調子に乗ってキスしてしまったなんて）
平匡：……
平匡Ｍ：（重ねてお願いしておこう）
平匡：〔スマホでメールを打ち始める〕
平匡（声）：『どうか、なかったことにしてもらえませんか』（メール文面）
平匡：〔送信ボタンを押そうとするが、すんでのところにみくりからのメール着信〕
平匡：!!
平匡：〔みくりからのメールを恐る恐る開く〕
みくり（声）：『謝る必要はありません』（メール文面）
平匡：!
平匡（声）：……謝らなくて、いいの？
平匡：？？？
みくり：〔スマホにメール着信〕
平匡（声）：『しかし、一方的で許されない行為だったように思います。深く反省しています。』（メール文面）
みくりＭ：（だから！なぜ反省？）
平匡：〔スマホにメール着信〕
みくり（声）：『社員旅行としてはセクハラでアウトですが、新婚旅行という体でもあったし、一応形式上は恋人なのでスキンシップの延長線上でアリじゃないでしょうか』（メール文面）
平匡Ｍ：〔驚いて立ち上がり〕（アリなの!）
みくり：……
平匡（声）：『ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。』（メール文面）
みくり：……
みくりＭ：（なにを？なにをよろしく!）
みくり：〔布団の上に倒れて〕
みくりＭ：（わからない！なんて返せば正解なのか…わからない！）
みくり：〔再びメールの文面『これからもよろしくお願いします。』を目で追う〕
みくり：〔起き上がってメールを打ち始める〕『こちらこそよろしくです。二回目もお待ちしております。』
みくり：〔突っ伏して布団や枕をバンバン叩く。むっくりと起き上がり、メールの『二回目もお待ちしております。』を消していく……自分の行為に笑えてきて、笑顔に〕
平匡：〔スマホにメール着信〕
平匡：！
平匡：〔メールの文面を確認『こちらこそよろしくです。末永く』〕
平匡：……
〔大きく『末永く』の文字〕
平匡：〔笑えてきて口元を隠し、ベッドに倒れる。外を見る。窓の外に満月に近い月〕
みくり：〔窓の外に見える月に気づいて〕
平匡＆みくり：〔別々の部屋から二人とも同じ月を見て〕平匡：……みくり：……※TVドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』第７話よりCOMMENT：この場面、同じマンションの、ほんの数メートルしか離れていない部屋にいる二人が、わざわざメールでやり取りするという設定だけで、すでに『逃げ恥』らしさが凝縮されています。寝室のドア一枚を隔てただけの距離なのに、心理的には遠距離恋愛。笑でもメールは、二人の臆病さを表すと同時に、対面で言えない言葉を相手に届けるための避難路にもなっている。つまり二人は、逃げているようでいて、逃げ道を使いながら少しだけ前へ進もうとしているんですね。
みくりが送った質問は、「どうして私にキスしたんですか？」と至ってシンプルです。知りたいのは、平匡の気持ちであり、キスの理由です。ところが長い時間をかけて返ってきたのは、「雇用主として不適切な行為でした」という謝罪文。理由を尋ねているのに、平匡は行為の適否を答えてしまう。みくりは「あなたはどう思っているの？」と聞いているのに、平匡は「わたしは処分されるべきでしょうか？」という別の議題に変換してしまうわけです。
これって単なる会話下手でなく、感情の問題なのに、コンプライアンス案件へ置き換えてしまうという平匡の防衛反応なんでしょう。「好きだったから」と言えば、自分をさらけ出さなければならない。でも「不適切でした」なら、雇用主という役割の後ろに隠れられる。第１話では、行き場をなくした二人を救った契約の言葉が、第７話では本音を隠すシェルターになっている。せっかくキスまで進んだのに、言葉だけが雇用契約へ逆戻りしてしまうのが、何とも平匡らしくて切ないところです。
一方のみくりも、「社員旅行としてはセクハラでアウト」「新婚旅行という体でもあった」「一応形式上は恋人」「スキンシップの延長線上でアリ」と、一つのキスを複数の法体系にかけて審議し始めます。笑社員旅行なのか、新婚旅行なのか。雇用主なのか、夫なのか、恋人なのか。恋愛テンプレなら「うれしかったからアリ」で済むところを、二人はローカル憲法を総動員して、キスの合法性を確認しなければ前に進めない。でも、みくりの「アリ」は告白ではないものの、平匡に対する事実上の恩赦宣言とも言え、次の一歩への許可証にはなっているんですね。
そして、この場面で最も興味深い点は、実際に送信された文章よりも、二人が書いてから消した文章の方に本音が露出していたところ。平匡は「どうか、なかったことにしてもらえませんか」と打ちながら、送信寸前で止まる。みくりは「二回目もお待ちしております」と書いて、自分の大胆さに悶絶し、結局消してしまう。平匡は関係を後退させたい本音を消し、みくりは関係を前進させたい本音を消す。正反対の方向を向いた二つの本音が、結果的にどちらも相手に届かなかったことで、かろうじて二人の関係は壊れずに済んだ。人と人との関係がつながるか切れるかは常に紙一重のところにあって、亀井勝一郎さんの「恋愛とは美しき誤解なり」という言葉をおもいだしたんですが、この皮肉な対称性が、ドラマとしてすごくよくできています。
つまりここでは、入力中の文字、削除される文字、着信音、時計の針、部屋を歩き回る平匡、布団や枕をバンバン叩くみくりを積み重ねて、文章が完成するまでの〝編集履歴〟そのものがドラマになっている。送信済みの文章が、相手に見せられる自分だとすれば、削除された文章は、まだ相手に見せられない自分。表面上はメールを数通交わしているだけなのに、画面の中では「建前の会話」と「未送信の本音」という二つの会話が同時進行しているんですね。
そうして二人が最終的にたどり着くのが、「こちらこそよろしくです。末永く」という、意味の輪郭がぼんやりした言葉です。何を末永くなのか、ハッキリとは書かれていません。雇用関係なのか、同居生活なのか、形式上の夫婦なのか、それとも恋愛なのか。でも、この場面では、意味が確定されていないからこそ、みくりは送ることができたし、平匡もそれをうれしく感じた。二人が初めて、同じ〝曖昧さ〟の中に一緒にいられた瞬間なのだとおもいます。
そのあと、別々の部屋から同じ月を見る二人。言葉で同じ場所にはたどり着けなくても、視線が同じものに向けられる。理由を尋ねたのに、結局のところ、その理由は最後までわからない。それでも辛うじて「末永く」だけは届いた。二人の本音は送信されたメールでなく、削除されたメールの中にあるそれでも、削除と沈黙の隙間から、関係は少しだけ前へ進んでいく。意思疎通としては失敗寸前なのに、恋愛としては距離がちょっと近づいたという、何とも『逃げ恥』らしい可笑しくて美しいシーンでしたね。

この名セリフ＆名場面集で紹介しているシナリオは、野木亜紀子さんの『逃げ恥シナリオブック』を参考にしながら、2020年に放映された『逃げ恥・ムズキュン特別編』を書き起こしました。こんな風にＴＶドラマ『逃げ恥』のシーンを毎日投稿することになった最初の動機については、一巡目の初回として書いた（その１）の記事のコメントをお読みください。5/20に投稿した１巡目の最終回（その100）には、すべての記事内容を総括するコメント、全100回のINDEXつきリストと関連リンク集を載せています。
・ＴＢＳドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集（その100・最終回）

また、当塾ではすべて関連し合っているという考え方を大切にしていますので、さらに詳しく知りたいという物好きなお方（笑）は、タグ「逃げ恥」を付している過去記事のみならず、他の記事を適宜アクセスください。当塾で開塾時から基本教材と位置づけてきたらくだメソッドの学習内容については、らくだメソッド関連を、大切にしているエッセンスを短いコトバで端的に知りたい方は、つぶやき考現学をどうぞ。アクセス数が最も多いカテゴリーは、今日の名言シリーズ（現在その130まで投稿）です。最近は、易経、論語、仏典などをひもといている古典研究関連カテゴリの記事もアクセスが増えています。
明日は一巡目（その40）の記事でとりあげた第７話のシーンへのコメントをリライトして投稿する予定です。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー●2021.9.1～2024.12.31記事タイトル一覧はこちらの記事（旧ブログ）からどうぞ2025年に投稿した365記事はすべて今日の音楽シリーズで12/31に全リストを掲載ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆寺子屋塾に関連するイベントのご案内9/26(土)10:30～18:30寺子屋Notion
9/27(日)10:30～易経入門講座〔第３期〕
14:00～易経準中級講座第16回
11/8(日)13:30～16:30
『レゾナント・コミュニケーション』読書会#3
]]>
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<link>https://terakoya-juku.com/blog/detail/20260922/</link>
<pubDate>Tue, 22 Sep 2026 17:00:00 +0900</pubDate>
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<item>
<title>TBSドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集（二巡目・その39）</title>
<description>
<![CDATA[
8/14からこの寺子屋塾ブログでは、TVドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集の
二巡目を投稿しています。
どんな流れ、経緯から二巡目を投稿し始めたか、その理由やきっかけ等については、（その１）、（その２）の記事や関連している8/13以前の記事等に記したので、未読の方はご覧ください。

第１話から第11話まで順番に１シーンずつ紹介し、
最終話まで行ったらまた第１話に戻るスタイルで
（その45）まで投稿するつもりです。
基本一巡目100記事で取り上げたシーンへのコメントをリライトして投稿しているんですが、
さすがにそればかりだと能がないので、
（その10）、（その15）、（その23）、（その29）の記事では、
一巡目で取り上げたシーンそのものを差し替え
新たに書き起こした場面のシナリオにコメントする記事を書きました。9/16から四周目に入っていて、
今日は一巡目（その39）で取り上げたシーンへの
リライト記事なんですが、第６話の中盤22分40秒ほど過ぎたあたりから、温泉旅館で仲居と平匡、みくりのやりとりをコメディアスに描写したシーンを。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー〔温泉旅館の客室にて、ノック音がして〕旅館の仲居：失礼します。森山みくり＆津崎平匡：！仲居：先ほどの部屋に、お忘れ物が～みくり：〔入口の方へ近づいていき〕どうぞ～！〔前の客室シーンのインサート。マムシドリンクが床をスライディングしてチェストの下へ〕平匡：〔激しく息を呑み〕……!!仲居：失礼します。〔と言って部屋に入ってくる〕平匡：……みくり：ありがとうございます。仲居：失礼します。〔と言って、みくりに会釈しながらも素通りして平匡のところへ〕平匡：……仲居：チェストの下に落ちてました。〔マムシドリンク、手ぬぐいに包んで見えなくしてある〕平匡：ああ…仲居：失礼します。〔と、部屋を出て行く〕平匡：〔感動して〕……みくり：？平匡：……なんて素晴らしい仲居さんなんだ！みくり：忘れ物を届けるくらい当然じゃ・・・平匡：いや、あの方は、仕事プラスアルファの気遣いができる素晴らしい仲居さんです。みくり：……。なんですか、それ？平匡：みくりさんには関係ありません！みくり：！〔平匡、いそいそと自分のバッグにしまおうとする〕みくり：〔ふ～ん、という表情で〕せっかく来たんだし、お風呂一緒に入りますか？〔平匡、包みを取り落とし、手ぬぐいから転げ落ちるドリンクをみくり、拾おうと〕みくり：！平匡：あぁっ！見ないで！〔と叫びながら、手ぬぐいから転げ落ちたドリンクに飛びつく〕みくり：？※TVドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』第６話よりCOMMENT：この場面、マムシドリンクをめぐるドタバタだけ追いかけても十分に笑えるんですが、よく見ると、第６話後半に起きる二人のすれ違いが、ちょっとした小ネタをめぐるやりとりの中に、予告編的に先取りされているんですよ。
前の部屋に忘れ物があったと仲居が訪ねてくる。みくりが受け取ろうとするのに、仲居は会釈しながら素通りして、まっすぐ平匡のもとへ向かう。しかも、チェストの下から回収したマムシドリンクを、むき出し状態でなく手ぬぐいに包んで差し出す。品物は返す。しかし、それが何であるかは同伴者に見せない。平匡には意味ありげな表情をチラッと見せても、同伴者にわかるようなあからさまな説明はしない。見てしまったけれど、見なかったことにして返す。この「見せない」というひと手間に、平匡は猛烈に感動します。
「なんて素晴らしい仲居さんなんだ！」「仕事プラスアルファの気遣いができる素晴らしい仲居さんです」という評価はたしかに正しい。平匡は、仕事を型どおりにこなすだけでなく、その向こう側にいる相手の立場まで考えられる人の細かい気遣いを、きちんと見抜いている。第１話から、みくりの家事労働を正当に評価し、指示も対価も明確にしてきた平匡らしい反応といえます。
とはいえ、この場面には意地の悪い皮肉も仕込まれている。なぜなら、平匡は仲居の「プラスアルファ」には一瞬で気づくのに、目の前のみくりがそれまで差し出し続けてきた「プラスアルファ」に気づいていないので。みくりは家事という仕事に加えて、ハグを提案し、恋人という関係を提案し、旅行先でも二人の距離を近づけようとしています。でも、そのどれもが契約書に明記されていない、感情面でのプラスアルファのアクションのはず。

ところが平匡は、仲居の気遣いに深く感動して言葉を尽くす一方、みくりからの「なんですか、それ？」という問いに、「みくりさんには関係ありません！」と素っ気なく境界線を引いてしまう。第三者の気遣いは読み取れるのに、一番近くにいる人の働きかけは読み取れないこのねじれが、のちにみくりが感じる「いつもいつもわたしばかりが提案している」という疲れにつながっていくのでしょう。
そして、この関係のねじれを、ドラマは説明でなく、マムシドリンクの動きで見せていきます。床を滑り、チェストの下へ潜り込み、旅館の仲居によって回収され、手ぬぐいに包まれ、平匡の手に戻る。さらに、みくりの「お風呂、一緒に入りますか？」というひとことで取り落とされ、包みから転げ出し、最後は平匡が「あぁっ！見ないで！」と叫んで身体ごと飛びつく。笑隠れる、包まれる、こぼれ出る、追いかける。このマムシドリンクの移動が、そのまま平匡の内面の動きになっているわけですね。第１話から平匡は、生活上の問題を言葉と契約と合理性で整理してきました。でも、身体や欲望までは契約どおりに管理できない。事前に用意しておいたはずの〝対策〟が、かえって自分の期待や動揺までをハッキリと可視化してしまう。漫画ならモノローグやコマの間で表すところを、ドラマでは小道具とカット割りと源さんの全身運動（笑）に置き換えている。静かな平匡が突然、畳の上へ飛び込むから、余計に可笑しい。一方のみくりも、「関係ありません」と遮断されても、そのまま引き下がりません。「せっかく来たんだし、お風呂、一緒に入りますか？」と、関係を一段深めてしまうような質問を投げ返します。天然なみくりらしい突拍子もない言動ですが、結果的に風呂敷包みの正体を追及する代わりに、二人の関係そのものを揺さぶりをかけることに。けれど返ってきたのは、「見ないで！」という平匡の叫び。みくりが見ようとしたのはマムシドリンクですが、平匡はいったい何を見られたくなかったのでしょうか。仲居は、見えてしまったものを見えないように包む。みくりは、包まれているものを見ようとする。平匡は、見られそうになると全力で隠す。この三者三様の「見る／見せない」のリレーが、コメディとして展開されている。大笑いできる場面なのに、その奥では、みくりのプラスアルファがまた一つ受け取られないまま残ってしまう。笑いで包んで返された小さなすれ違いが、この先、手ぬぐいの隙間から転げ出すように表面化してくる。第６話のこの先、後半で展開される事件の予告としても、実によくできた場面だとおもいました。

この名セリフ＆名場面集で紹介しているシナリオは、野木亜紀子さんの『逃げ恥シナリオブック』を参考にしながら、2020年に放映された『逃げ恥・ムズキュン特別編』を書き起こしました。こんな風にＴＶドラマ『逃げ恥』のシーンを毎日投稿することになった最初の動機については、一巡目の初回として書いた（その１）の記事のコメントをお読みください。5/20に投稿した１巡目の最終回（その100）には、すべての記事内容を総括するコメント、全100回のINDEXつきリストと関連リンク集を載せています。
・ＴＢＳドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集（その100・最終回）

また、当塾ではすべて関連し合っているという考え方を大切にしていますので、さらに詳しく知りたいという物好きなお方（笑）は、タグ「逃げ恥」を付している過去記事のみならず、他の記事を適宜アクセスください。当塾で開塾時から基本教材と位置づけてきたらくだメソッドの学習内容については、らくだメソッド関連を、大切にしているエッセンスを短いコトバで端的に知りたい方は、つぶやき考現学をどうぞ。アクセス数が最も多いカテゴリーは、今日の名言シリーズ（現在その130まで投稿）です。最近は、易経、論語、仏典などをひもといている古典研究関連カテゴリの記事もアクセスが増えています。
明日は一巡目（その40）の記事でとりあげた第７話のシーンへのコメントをリライトして投稿する予定です。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー●2021.9.1～2024.12.31記事タイトル一覧はこちらの記事（旧ブログ）からどうぞ2025年に投稿した365記事はすべて今日の音楽シリーズで12/31に全リストを掲載ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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<link>https://terakoya-juku.com/blog/detail/20260921/</link>
<pubDate>Mon, 21 Sep 2026 23:45:00 +0900</pubDate>
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<title>TBSドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集（二巡目・その38）</title>
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8/14からこの寺子屋塾ブログでは、TVドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集の
二巡目を投稿しています。
どんな流れ、経緯から二巡目を投稿し始めたか、その理由やきっかけ等については、（その１）、（その２）の記事や関連している8/13以前の記事等に記したので、未読の方はご覧ください。

第１話から第11話まで順番に１シーンずつ紹介し、
最終話まで行ったらまた第１話に戻るスタイルで
（その45）まで投稿するつもりです。
基本一巡目100記事で取り上げたシーンへのコメントをリライトして投稿しているんですが、
さすがにそればかりだと能がないので、
（その10）、（その15）、（その23）、（その29）の記事では、
一巡目で取り上げたシーンそのものを差し替え
新たに書き起こした場面のシナリオにコメントする記事を書きました。9/16から四周目に入っていて、
今日は一巡目（その38）で取り上げたシーンへの
リライト記事なんですが、第５話冒頭部分の6分ちょっと過ぎたあたり、冒頭タイトルバック直後のシーンで、スリーアイシステム・休憩スペースでの平匡と日野、沼田３人のやりとりを。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー〔スリー－アイシステム・休憩スペースにて（昼休み）〕平匡M：恋人の、美味しいところだけってなんだろう？〔平匡のマンションでのみくりとのやりとり回想インサート〕みくり：ありますよね～。あ～疲れた～ハグされたいな～って思うとき。平匡M：（考えたこともなかった。自分の人生に〝ハグ〟の二文字が無さ過ぎて……）平匡M：（子どもの頃、母親に抱っこされた記憶はある。でも、それ以外となると、35年間、誰にも……）〔悲しくなり落ち込んでくる〕平匡：……日野：〔平匡を後からいきなり抱きしめる〕平匡：〔驚いて〕なんですか！35年が一瞬で埋まりましたよ。日野：35年？平匡：あ、いや。日野：寂しそうな背中してるから、ハグして来いって、沼田さんが。〔と出入口を指す〕沼田：〔遠くから平匡の方を見ている〕平匡：どうしてこういつも鋭いんだ！日野：マジで寂しかったの？平匡：違います！違いますけど、少し、自分の人生について考えてしまって……日野：〔平匡の隣に座って小声で〕ねっ、奥さんと何かあった？平匡：いえ、別に…日野：夫婦げんかは、負けておけ！平匡：えっ？日野：家庭ってのは、奥さんが機嫌がいいのが一番だから。お互いが力を誇示して、覇権の奪い合いになっちゃったら、どっちかが倒れるまでやり合うことになるから。平匡：あ、はぁ…日野：世紀末覇王伝説になる前に、戦いを終わらせた方がいい。※TVドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』第５話より

COMMENT：タイトルバック直後、スリーアイシステム休憩スペースのお昼休み風景。単なる箸休め的なギャグのようでいて、ここは第１話から続いてきた二人の「内輪の世界」が、いよいよ職場という「外の世界」に滲み出していく入口になっているんじゃないかと。家庭の中で交わされた言葉が、会社の昼休みにまで運ばれてしまう。しかもそれは、誰かが暴露したわけじゃなくて、平匡の内側から、勝手に漏れ出てしまうという形で。

きっかけは、「疲れた～ハグされたいな～って思うとき、ありますよね～」というみくりの回想インサート。この軽い一言が、平匡には「自分の人生に〝ハグ〟の二文字が無さ過ぎて……」と重くのしかかる。そして、「子どもの頃、母親に抱っこされた記憶はある。でも、それ以外となると、35年間、誰にも……」と続きます。このセリフがすごいなとおもったのは、過去を詳しく説明していないところ。平匡がどれだけ恋愛経験がないのか、どんな育ちだったのかそうした具体的エピソードを並べず、ただ「35年間」と数字だけを置いている。「寂しい」という形容詞よりも、「35年」というリアルな単位のほうが、空白の量を一瞬でこちらに渡してしまう。しかも、渡すだけで終わっていて何も説明がないから、こちらが勝手に想像してしまう。笑いの場面のはずなのに、胸の奥に小さく刺さるのは、その省略のせいでしょう。

で、黙り込んだ平匡を、日野が後ろから抱きしめる。突然ハグされて、「なんですか！35年が一瞬で埋まりましたよ」と平匡が叫ぶ。ここでようやく場は笑いに転じるけれど、また数字が出る。「35年？」と日野が聞くと、平匡は「あ、いや」と引っ込める。この往復がさらに効いている。言いかけて飲み込むその瞬間に、数字だけが残ってしまう。その残った数字が、視聴者の心の中で静かに反響する。ギャグで包みながらも、空白の存在だけは消さない。ドラマの手つきとしては、かなり意地が悪いですよね。けれど、その意地の悪さが、そのまま平匡という人物の孤独をちゃんと扱う誠実さにもなっている。

そして、この場面をもう一段面白くしているのが、沼田の距離感です。日野は、「寂しそうな背中してるから、ハグして来いって、沼田さんが」と言いますが、沼田は近づかない。遠くから平匡を見ているだけ。ここでは沼田は見抜く人として前に出て来ないし、説教もしない（この後のシーンで出てきますが…）。その代わりに日野という媒介を置く。日野の身体性ハグという荒技（笑）に委ねて、場の温度を上げる。沼田は空気が壊れないように調律している。さすがインフラエンジニアですね。職場というのは、踏み込みすぎても危ないし、放っておいても冷えてしまう。その中間で、ちょうどよく手当てを回す。沼田の〝鋭さ〟とは、刃物の鋭さじゃなく熟練した整体師のツボ押しみたいな的確さというか。結局この場面、日野の突然ハグには笑えても、平匡がつぶやく「35年」という数字が、静かに刺さりますね。「恋愛の美味しいところだけって何だろう？」という問いが、平匡の中で人生の空白にまで繋がってしまう。その空白が、昼休みの雑談と同僚の腕の中で、いったん笑いに変換される。深刻を深刻のまま放置せず、沼田の遠距離ケアが置かれている。笑いで薄めて、しかし単に薄めただけでは終わらせない。数字を残し、余白を残す。だからこのワンシーンは、一見軽そうな場面に見えて、あとからしっかりとじわじわ効いてくるのでしょう。

この名セリフ＆名場面集で紹介しているシナリオは、野木亜紀子さんの『逃げ恥シナリオブック』を参考にしながら、2020年に放映された『逃げ恥・ムズキュン特別編』を書き起こしました。こんな風にＴＶドラマ『逃げ恥』のシーンを毎日投稿することになった最初の動機については、一巡目の初回として書いた（その１）の記事のコメントをお読みください。5/20に投稿した１巡目の最終回（その100）には、すべての記事内容を総括するコメント、全100回のINDEXつきリストと関連リンク集を載せています。
・ＴＢＳドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集（その100・最終回）

また、当塾ではすべて関連し合っているという考え方を大切にしていますので、さらに詳しく知りたいという物好きなお方（笑）は、タグ「逃げ恥」を付している過去記事のみならず、他の記事を適宜アクセスください。当塾で開塾時から基本教材と位置づけてきたらくだメソッドの学習内容については、らくだメソッド関連を、大切にしているエッセンスを短いコトバで端的に知りたい方は、つぶやき考現学をどうぞ。アクセス数が最も多いカテゴリーは、今日の名言シリーズ（現在その130まで投稿）です。最近は、易経、論語、仏典などをひもといている古典研究関連カテゴリの記事もアクセスが増えています。
明日は一巡目（その39）の記事でとりあげた第６話のシーンへのコメントをリライトして投稿する予定です。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー●2021.9.1～2024.12.31記事タイトル一覧はこちらの記事（旧ブログ）からどうぞ2025年に投稿した365記事はすべて今日の音楽シリーズで12/31に全リストを掲載ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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<link>https://terakoya-juku.com/blog/detail/20260920/</link>
<pubDate>Sun, 20 Sep 2026 23:45:00 +0900</pubDate>
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<title>TBSドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集（二巡目・その37）</title>
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<![CDATA[
8/14からこの寺子屋塾ブログでは、TVドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集の
二巡目を投稿しています。
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第１話から第11話まで順番に１シーンずつ紹介し、
最終話まで行ったらまた第１話に戻るスタイルで
（その45）まで投稿するつもりです。
基本一巡目100記事で取り上げたシーンへのコメントをリライトして投稿しているんですが、
さすがにそればかりだと能がないので、
（その10）、（その15）、（その23）、（その29）の記事では、
一巡目で取り上げたシーンそのものを差し替え
新たに書き起こした場面のシナリオにコメントする記事を書きました。9/16から四周目に入っていて、
今日は一巡目（その37）で取り上げたシーンへの
リライト記事なんですが、第４話の中盤30分ちょっと過ぎたあたりでみくりの妄想シーンとして挿入される、
NHK-Ｅテレの5分間番組0655or2355風のアニメーションテロップがパロディとして流れる場面を。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー〔平匡のマンション・ダイニングにて〕みくりM：（また壁が……）〔「おれ、ねこ」のメロディが流れる♪～〕平匡さんは他の男性の影が見えるとすぐに壁を作る…恐らく自尊感情の低さ故だ…自尊感情…セルフエスティーム…自分自身に価値があると思える感覚…自尊感情の高い人は、成功体験をより強く認識して自分をより肯定する…自尊感情が低い人は、失敗体験をより強く認識して自分をより否定する…平匡さんは…こと恋愛において自尊感情が全く満たされないままにここまで来たんじゃなかろうか…）※TVドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』第４話よりCOMMENT：第４話中盤に挿入される、みくり妄想の「Ｍテレ」（NHK-Eテレ0655/2355風パロディ）。これって猫のメロディと白線画の可愛さで視聴者を笑わせに来てるのに、ビデオを観ていて改めて感じたのは、ここが単なる息抜きでなく、みくりの分析エンジンが暴走する瞬間を、ものすごく手際よく見せていることでした。感情が追いつかないとき、人はあれこれ悩み、考え、整理したくなる。そして、整理できた気がした瞬間に少し楽になる。みくりの頭の中で起きているのは、まさにその「整理して落ち着く」プロセスで、だからこそ「Ｍテレ（妄想番組）」という形になるのでしょう。第１話から第４話ここまでの流れを振り返ると、みくりはずっと言葉と理屈で関係を成立させてきた人です。契約、労働、役割、金銭、自由意志。そういう枠組みを置けば、感情の揺れがあっても、いったんは運用できてしまう。ところが第４話では、風見という外部者が入ったことで、平匡の「言えなさ」と「壁」が目に見える形で増えていく。みくりとしては、関係の温度が下がっているのを肌で感じるのに、平匡本人からは何も説明がない。ここでみくりの分析エンジンが働くのは、ある意味では当然です。分からないまま置いておかれるのが一番つらいから。それで、その分析の出力が、ここで心理学の解説テロップみたいな形で流れるんですね。自尊感情、セルフエスティーム、成功体験、失敗体験……一見もっともらしい言葉で、平匡の態度が説明され、原因が特定され、対処の方向まで見えてきた気になる。みくりの頭の中では、ぐちゃぐちゃした感情が「５分番組」に圧縮され、見える化される。ここがまさに、みくりの強みでもあり、弱みでもあるところでしょう。曖昧なものを曖昧なままにしないで一歩前に進めるメリットはあっても、あくまで仮説にすぎない分析を、正解であるかのように錯覚しかねないリスクを背負うことにもなり、まさにここも二重構造です。
海野つなみ『逃げ恥』第３巻P.85よりでも、このみくりの分析を「５分番組」に圧縮しているところが、漫画の原作をドラマ化する脚本の工夫として本当に巧いですね。漫画ならば、みくりのモノローグをコマ割りにして置けば、読者の読む速度で調整できます（上記画像参照）。でも、実写ドラマで同じ情報量の内面分析を真正面からやると、空気が重くなってテンポが落ちてしまう。そこでEテレ番組パロディの枠に入れるアイデアが浮上したのでしょう。Eテレ枠なら、断定調でもギャグとしても成立するし、情報量が多くても「そういうコーナーだから」で流せる。しかも、BGMが流れている間にも視聴者の理解が進むので、会話劇のスピードが止まらない。言い方を変えると、ここは解説回でなく、むしろ物語を前に転がすための加速装置にもなっている気がします。だから、このＭテレをこのタイミングで挟むことで、みくりの次の一手たとえば第４話エンディングの「恋人になってください」「自由意志です！」のバトルが、けっして突飛な暴走には見えにくくもなる。「みくりはこういう回路で考えた結果、あの決断に至ってしまう人なんだ」という地ならしを、たった数十秒のパロディで済ませてしまう。情報を増やしているのに、テンポはむしろ上がっていく。こういう〝圧縮技術〟があるから、『逃げ恥』は恋愛コメディの顔をしながら、社会や心理、言語の話まで、軽やかに運んでいけるのだとおもいました。

この名セリフ＆名場面集で紹介しているシナリオは、野木亜紀子さんの『逃げ恥シナリオブック』を参考にしながら、2020年に放映された『逃げ恥・ムズキュン特別編』を書き起こしました。こんな風にＴＶドラマ『逃げ恥』のシーンを毎日投稿することになった最初の動機については、一巡目の初回として書いた（その１）の記事のコメントをお読みください。5/20に投稿した１巡目の最終回（その100）には、すべての記事内容を総括するコメント、全100回のINDEXつきリストと関連リンク集を載せています。
・ＴＢＳドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集（その100・最終回）

また、当塾ではすべて関連し合っているという考え方を大切にしていますので、さらに詳しく知りたいという物好きなお方（笑）は、タグ「逃げ恥」を付している過去記事のみならず、他の記事を適宜アクセスください。当塾で開塾時から基本教材と位置づけてきたらくだメソッドの学習内容については、らくだメソッド関連を、大切にしているエッセンスを短いコトバで端的に知りたい方は、つぶやき考現学をどうぞ。アクセス数が最も多いカテゴリーは、今日の名言シリーズ（現在その130まで投稿）です。最近は、易経、論語、仏典などをひもといている古典研究関連カテゴリの記事もアクセスが増えています。
明日は一巡目（その38）の記事でとりあげた第５話のシーンへのコメントをリライトして投稿する予定です。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー●2021.9.1～2024.12.31記事タイトル一覧はこちらの記事（旧ブログ）からどうぞ2025年に投稿した365記事はすべて今日の音楽シリーズで12/31に全リストを掲載ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆寺子屋塾に関連するイベントのご案内9/26(土)10:30～18:30寺子屋Notion
9/27(日)10:30～易経入門講座〔第３期〕
14:00～易経準中級講座第16回
11/8(日)13:30～16:30
『レゾナント・コミュニケーション』読書会#3ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー◎らくだメソッド無料体験学習（１週間）詳細についてはこちらの記事をどうぞ！
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<link>https://terakoya-juku.com/blog/detail/20260919/</link>
<pubDate>Sat, 19 Sep 2026 20:45:00 +0900</pubDate>
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<title>TBSドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集（二巡目・その36）</title>
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<![CDATA[
8/14からこの寺子屋塾ブログでは、TVドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集の
二巡目を投稿しています。
どんな流れ、経緯から二巡目を投稿し始めたか、その理由やきっかけ等については、（その１）、（その２）の記事や関連している8/13以前の記事等に記したので、未読の方はご覧ください。

第１話から第11話まで順番に１シーンずつ紹介し、
最終話まで行ったらまた第１話に戻るスタイルで
（その45）まで投稿するつもりです。
基本一巡目100記事で取り上げたシーンへのコメントをリライトして投稿しているんですが、
さすがにそればかりだと能がないので、
（その10）、（その15）、（その23）、（その29）の記事では、
一巡目で取り上げたシーンそのものを差し替え
新たに書き起こした場面のシナリオにコメントする記事を書きました。9/16から四周目に入っていて、
一巡目（その36）で取り上げたシーンへの
リライト記事なんですが、第３話の前半から、（その25）の記事で紹介した電気店で炊飯器を買うシーンの後、その帰り道でみくりが性意識についての街頭インタビューを受けるシーンを。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー〔ドキュメンタリー番組、インタビュー。フレームから顔半分切れたみくり。変えられた音声で〕みくり：可能性はありますよね。未経験ていう。Ｑ：高齢童貞をどう思いますか？みくり：いいんじゃないでしょうか。人それぞれだし。あっ、いいですよ。顔出しで。〔みくり、フレームに入って。生音声に〕Ｑ：原因はなんだと思いますか？みくり：最近だと、高学歴、高収入で、見た目も悪くないのにって人も多いみたいですね。そういう人はプライドが高いのかも。Ｑ：選り好みをしていると？みくり：…て言うか、行かないんですよ、自分からは。断られると傷つくから。Ｑ：女性の場合は？みくり：わたしの身内の場合ですけど、彼女は、古風なところがあって、守りに守りすぎて49年って言ってましたね。もはや、脱却するタイミングを見失ったそうです。※TVドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』第３話よりCOMMENT：この街頭インタビューの挿入シーン、性意識そのものを語るというより、脚本が「外部の言葉」と「当事者の内側」をどう接続しているか、という観点から見ると、かなり上手い装置になっているんじゃないかと。しかもそれが、お説教っぽくならずに笑えて、なおかつ後々の流れに効いてくるんですね。まず面白いのは、最初にみくりが「フレームから顔半分切れ」「変えられた音声」という匿名の安全圏に置かれていること。この状態だと、みくりの発言は「街の声」の一つとして処理される。誰が言ったかは重要じゃなくて、「こういう意見もありますよね」という一般論の部品になる。だからみくりも「可能性はありますよね。未経験ていう」と、どこか他人事っぽく言える。ところが次の瞬間、「高齢童貞をどう思いますか？」というラベルの強い問いが刺さり、「いいんじゃないでしょうか。人それぞれだし」と答えたあとで、みくりは軽く言ってしまうんですね。「あっ、いいですよ。顔出しで。」ここがホントに巧い。匿名のときは言葉が軽い。顔が出た瞬間に、同じ言葉であっても急に重みを帯びてくる。世間の話をしていたはずが、リアルな自分の人生の話に変わってしまう。しかもその切り替えを、自分で許可してしまう。たった一言で、立場が変わる。視聴者はその変化を理屈で理解するよりも前に、まず身体で「あ、やばい！」と感じる。この一瞬の温度差が、笑いのツボになりつつ、同時にヒヤッともする。ドラマならではの変速です。そして、顔出し・生音声になった途端、質問もさらに踏み込んでくる。「原因はなんだと思いますか？」「選り好みをしていると？」ここでみくりは、世間的に受け入れられそうな物語高学歴高収入で見た目も悪くないのに、プライドが高いから、選り好みしているからにいったん寄り添いかけて、すぐに方向を変えます。「…て言うか、行かないんですよ、自分からは。断られると傷つくから。」この言い換えが、補助線としてすごく効いている感じがしました。「高齢童貞」というラベルは、ある意味で乱暴です。言われた側の事情を一気に潰してしまうほどパワーがあるので。ところがみくりは、そのラベルで裁こうとしないで、そこにいるかもしれない一人の人間の行動原理傷つき回避までほどいてしまう。だからこの場面は、性意識の話というより、ラベルの暴力性を言葉で薄めていく場面でもあるんですね。しかもそれを、正義のお説教でなく、観察の口調でやっている。みくりのキャラの出し方としても、脚本の手触りとしても、ここは独自に面白いところです。さらに言うと、このシーンが第３話の前半部に「挿入」されているタイミングが絶妙で、ここで扱われているのは、みくりの内面だけじゃないんですね。街頭インタビューという外部メディアの形式を借りながら、社会が人間をどう分類し、どう質問し、どう編集するかが持ち込まれてくる。さっきまで炊飯器売り場にいたみくりの頭の中では、「彼女いない歴35年」が鳴り響いていた。その直後に、今度は社会の側から「高齢童貞」「原因は？」「女性の場合は？」と、言葉が外から割り込んでくる。内→外、外→内、と編集の矢印が往復していて、みくりの意識が一気に〝社会の言葉〟に巻き込まれていく。これがたぶん後の展開にも効いてくるんだろうなと。最後に女性側の話として「守りに守りすぎて49年」「脱却するタイミングを見失った」という身内の例が出てくるのも、単なる情報でなく、編集された番組の一コマとして、ドラマの視聴者に別のラベルを提示する。男は高齢童貞、女は守りすぎ。どちらも一瞬で分かった気にさせる便利な枠だけれど、その便利さが怖いところ。みくりはそれに巻き込まれながらも、どこかで翻訳して、人間の弱さに戻してみせる。その揺れが、この短いシーンの面白さであり、同時に第３話前半の展開をぐっと厚くしている脚本の工夫だとおもいました。

この名セリフ＆名場面集で紹介しているシナリオは、野木亜紀子さんの『逃げ恥シナリオブック』を参考にしながら、2020年に放映された『逃げ恥・ムズキュン特別編』を書き起こしました。こんな風にＴＶドラマ『逃げ恥』のシーンを毎日投稿することになった最初の動機については、一巡目の初回として書いた（その１）の記事のコメントをお読みください。5/20に投稿した１巡目の最終回（その100）には、すべての記事内容を総括するコメント、全100回のINDEXつきリストと関連リンク集を載せています。
・ＴＢＳドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集（その100・最終回）

また、当塾ではすべて関連し合っているという考え方を大切にしていますので、さらに詳しく知りたいという物好きなお方（笑）は、タグ「逃げ恥」を付している過去記事のみならず、他の記事を適宜アクセスください。当塾で開塾時から基本教材と位置づけてきたらくだメソッドの学習内容については、らくだメソッド関連を、大切にしているエッセンスを短いコトバで端的に知りたい方は、つぶやき考現学をどうぞ。アクセス数が最も多いカテゴリーは、今日の名言シリーズ（現在その130まで投稿）です。最近は、易経、論語、仏典などをひもといている古典研究関連カテゴリの記事もアクセスが増えています。
明日は一巡目（その37）の記事でとりあげた第４話のシーンへのコメントをリライトして投稿する予定です。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー●2021.9.1～2024.12.31記事タイトル一覧はこちらの記事（旧ブログ）からどうぞ2025年に投稿した365記事はすべて今日の音楽シリーズで12/31に全リストを掲載ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆寺子屋塾に関連するイベントのご案内9/26(土)10:30～18:30寺子屋Notion
9/27(日)10:30～易経入門講座〔第３期〕
14:00～易経準中級講座第16回
11/8(日)13:30～16:30
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<link>https://terakoya-juku.com/blog/detail/20260918/</link>
<pubDate>Fri, 18 Sep 2026 22:45:00 +0900</pubDate>
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<title>TBSドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集（二巡目・その35）</title>
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8/14からこの寺子屋塾ブログでは、TVドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集の
二巡目を投稿しています。
どんな流れ、経緯から二巡目を投稿し始めたか、その理由やきっかけ等については、（その１）、（その２）の記事や関連している8/13以前の記事等に記したので、未読の方はご覧ください。

第１話から第11話まで順番に１シーンずつ紹介し、
最終話まで行ったらまた第１話に戻るスタイルで
（その45）まで投稿するつもりです。
基本一巡目100記事で取り上げたシーンへのコメントをリライトして投稿しているんですが、
さすがにそればかりだと能がないので、
（その10）、（その15）、（その23）、（その29）の記事では、
一巡目で取り上げたシーンそのものを差し替え
新たに書き起こした場面のシナリオにコメントする記事を書きました。一昨日の記事で三周目が終了したので、昨日から四周目に入っているんですが、
一巡目（その35）で取り上げたシーンにある
セリフをすこし追加して
コメントをリライトした記事です。今日は第２話タイトルバックが流れたあとの
津崎家と森山家、両家の初顔合わせシーンからみくりと平匡が結婚は二人で決めたことを強調している場面を。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー〔津崎家と森山家、両家初顔合わせ会食の場にて〕平匡：僕たちにとって重要なのは、共に暮らし、共に生活する、この１点です。結婚式や披露宴などの形式ばったものは必要ないと、〔ずいーっと右手でピースサイン〕二人で、決めました。みくり：……〔平匡のピースサインに左手でピースを添える〕津崎知佳（平匡の母）：でも～、二人とも初婚なんだし、みくりさんだってウェディングドレス着たいでしょう？みくり：幸い、そういう憧れは無い方なので…百合：……平匡：式や披露宴にお金を使うよりも、その分貯蓄に回した方がいい、それが二人の考えです。みくり：このご時世、なにがあるかわかりませんから。森山栃男（みくりの父）：お金なら、少しぐらい出すぞ。みくり：古民家で退職金使っちゃったでしょ？栃男：そりゃ、潤沢にはないけど。平匡：二人でやっていこうという門出から、両親のお金をアテにするのは本意ではありません。みくり：そう、二人とも。森山ちがや（みくりの兄）：ふたりふたりって、二人にとってはそれでいいのかもしれないけどさ……みくり・平匡：！ちがや：式って言うのは、まわりの人のためにやるもんなんだよ。百合：……平匡：仰ることとは、もっともです。ですが、あまりつきあいのない知人を招いて大々的なまつりごとをするよりも、静かで、ささやかな、そういった暮らしを大切にしたい、それがぼくたち二人の目指す、生活です。みくり：〔神妙な表情で深くうなずく〕宗八・知佳：……栃男・桜：……平匡：ですから、どうか……百合：はい！わたし賛成！一同：！百合：二人で決めたっていうんならいいじゃない。まわりのためだけにっていうなら、やる必要ない。二人の人生なんだから。みくり・平匡：！※TVドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』第２話よりCOMMENT：第２話の両家初顔合わせ会食。ここって表向きは「結婚式や披露宴をどうするか」という相談の体裁なんですが、実際にテーブルの下でぶつかっているのは、もっと根っこのところの力学ではないかと。つまり、〝二人の意思〟で人生を運用したい側と、〝周囲の期待〟で人生を整備したい側が、同じ言葉を使いながら別のものを見ている。そのズレが、会食というフォーマルな場でいきなり露出してしまう。
面白いのは、平匡が「二人で、決めました」と言いながら、ずいーっとピースサインを出すところです。普通なら照れ隠しのギャグに見える。でも、この場面ってむしろ逆で、あのピースは「共同決定」を身体で可視化するサインに見えたんですね。言葉だけだと、「ほんとに？」「どっちが主導？」と疑われる。そこで、二人の合意を〝形〟にしてしまう。みくりがそこに左手のピースを添えると、合意が完成する。家族会議というアウェー戦で、二人が同じ旗を立てて見せる、というか。
その上で二人は、「式や披露宴にお金を使うよりも、その分貯蓄に回した方がいい」「このご時世、なにがあるかわかりませんから」と、合理性の言葉で押していく。これも単なる節約志向でなく、二人の生存戦略の言語化と言えます。結婚をイベントとして語るのでなく、運用として語る。恋愛の完成でなく、生活の継続。第１話で契約として同居を立ち上げた二人が、ここでいきなり社会の席に引きずり出されても、言葉の芯だけは暮らしに置いているのが、何よりも『逃げ恥』らしいと感じました。
だからこそ、栃男の「お金なら、少しぐらい出すぞ」に対して、平匡が「両親のお金をアテにするのは本意ではありません」と退けるのも効いてきます。これって独立心とか意地というより、関係設計の拒否なんですよね。お金が絡むと、意思決定権も一緒に入ってきてしまう。援助は善意であると同時に、編集権の獲得でもある。だから二人は、「二人でやっていこう」という門出の段階で、その編集権を渡したくない。ここが妙に現実的で、しかも誠実です。
そこへ、兄のちがやが発した「式って言うのは、まわりの人のためにやるもんなんだよ」というコトバが刺さる。これって悪役のセリフというより、共同体の論理を代弁している感じでしょう。確かに、式は本人たちの気持ちだけじゃなく、親戚や近所や職場へ向けた「関係更新の通知」でもあるから、まわりのためという言い方にも、実は筋が通ってしまう。脚本がうまいのは、こういう考え方を単に古い価値観として切り捨てず、二人の論理とまわりの論理を、どちらも成立させたまま真正面からぶつけているところです。だから、会食の場の空気がズーンと重くなってしまう。
そして、平匡が「ですから、どうか……」まで追い詰められたところで、百合が「はい！わたし賛成！」と割って入る。ここで百合がしているのは、味方宣言というより、議論の土俵を変えることです。「二人で決めたっていうんならいいじゃない。まわりのためだけにっていうなら、やる必要ない。二人の人生なんだから」と、共同体の論理を全否定するんじゃなくて、最終決定権だけを二人に戻しているので。第１話の契約からここまで、揺れながら積み上げてきた〝二人の運用〟に、初めて公的な後ろ盾が与えられる瞬間でもあったわけですが。
結局この場面って、式をやるかどうかの話でなく、「誰が人生を編集するのか」という話なんですね。まわりの期待は現実に存在する。でも、その期待に合わせるかどうかを決める最終的な決定権は、二人の側に残しておきたい。ピースサインの軽さと、会食の重さそうした二重構造が生み出す落差の中で、その一点がくっきり浮かび上がる。ここが恐らくこのシーンの核心であり、『逃げ恥』がただの恋愛コメディにとどまらない理由でもあるんだろうな、とおもった次第です。

この名セリフ＆名場面集で紹介しているシナリオは、野木亜紀子さんの『逃げ恥シナリオブック』を参考にしながら、2020年に放映された『逃げ恥・ムズキュン特別編』を書き起こしました。こんな風にＴＶドラマ『逃げ恥』のシーンを毎日投稿することになった最初の動機については、一巡目の初回として書いた（その１）の記事のコメントをお読みください。5/20に投稿した１巡目の最終回（その100）には、すべての記事内容を総括するコメント、全100回のINDEXつきリストと関連リンク集を載せています。
・ＴＢＳドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集（その100・最終回）

また、当塾ではすべて関連し合っているという考え方を大切にしていますので、さらに詳しく知りたいという物好きなお方（笑）は、タグ「逃げ恥」を付している過去記事のみならず、他の記事を適宜アクセスください。当塾で開塾時から基本教材と位置づけてきたらくだメソッドの学習内容については、らくだメソッド関連を、大切にしているエッセンスを短いコトバで端的に知りたい方は、つぶやき考現学をどうぞ。アクセス数が最も多いカテゴリーは、今日の名言シリーズ（現在その130まで投稿）です。最近は、易経、論語、仏典などをひもといている古典研究関連カテゴリの記事もアクセスが増えています。
明日は一巡目（その36）の記事でとりあげた第３話のシーンへのコメントをリライトして投稿する予定です。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー●2021.9.1～2024.12.31記事タイトル一覧はこちらの記事（旧ブログ）からどうぞ2025年に投稿した365記事はすべて今日の音楽シリーズで12/31に全リストを掲載ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆寺子屋塾に関連するイベントのご案内9/26(土)10:30～18:30寺子屋Notion
9/27(日)10:30～易経入門講座〔第３期〕
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11/8(日)13:30～16:30
『レゾナント・コミュニケーション』読書会#3ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー◎らくだメソッド無料体験学習（１週間）詳細についてはこちらの記事をどうぞ！
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<link>https://terakoya-juku.com/blog/detail/20260917/</link>
<pubDate>Thu, 17 Sep 2026 17:30:00 +0900</pubDate>
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<title>TBSドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集（二巡目・その34）</title>
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8/14からこの寺子屋塾ブログでは、TVドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集の
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さすがにそればかりだと能がないので、
（その10）、（その15）、（その23）、（その29）の記事では、
一巡目で取り上げたシーンそのものを差し替え
新たに書き起こした場面のシナリオにコメントする記事を書きました。昨日の記事で三周目が終了したので、今日から四周目に入りまた第１話に戻ります。
一巡目（その34）で取り上げたシーンへの
リライト記事なんですが、第１話の前半17分10秒ほど過ぎたあたり、平匡のマンションでの平匡とみくりのやりとりを。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー〔平匡のマンション・リビングにて〕平匡：土曜の朝、カーテンを開けたら、いつもより部屋が明るくて、なんでだろうって思って、ああ、網戸だって、網戸がキレイなんだって、気がついて……みくり：！平匡：すごく、気分が良くて。ありがとうございました。みくり：!!平匡：森山さんに家事をお願いして、よかったなぁって思いました。みくり：……平匡：できることなら、ずっと続けてもらいたかったです。みくり：…わたしもです。〔立ち上がってバンとテーブルを叩き〕いっそ住込みで働きたいくらいです。雇いませんか？平匡：さすがに、嫁入り前の女性を住み込みというのは…みくり：ならいっそ、結婚しては!平匡：!みくり：結婚といっても、就職という形の結婚というか…平匡：？？？みくり：家事代行スタッフを雇う感覚の、契約結婚というか…平匡：……みくり：……平匡：……みくり：あっ…あっ……アハハ…ハハハ…ハ……平匡：！？みくり：あっ、意味わかんないですよね！すみません！突拍子もないこと！冗談ですっ！まったく笑えないけど！ハハ……平匡：……みくり：あっ、ほら、会社、遅刻しちゃいますよ。ほら。はい、どうぞ。〔と、カバンを取って渡し平匡を送り出す〕平匡：……みくり：はい！はい、すみませんね、引き留めて。ほらほら遅刻しちゃいますよ、ほら急いで。急いで急いで！平匡：〔送り出されるままに玄関の外に出て行く〕みくり：いってらっしゃーい！〔笑顔のままドアを閉める〕みくり：……〔その場に倒れこんで〕みくり：あーーーっ！あーーっ！〔ジタバタ頭を抱え床でゴロゴロ転がる〕みくりM：一昨日、やっさんと変な話をしたせいで……※TVドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』第１話よりCOMMENT：第１話前半部17分ちょっと過ぎ、平匡のマンションでのこのやりとりは、いわゆる「契約結婚の原点」みたいに語られがちなシーンです。でも、面白さの芯はもっと手前平匡の「網戸がきれい」という地味な発見の描き方にある気がします。土曜の朝、カーテンを開けたら部屋が明るい。なんでだろうと考えて、ああ、網戸だ、と気づく。この「気づく」までのプロセスがとっても丁寧で、家事の価値を単に「助かった」「ありがたい」みたいな情緒でなく、「生活環境の変化＝成果物」として可視化してしまう。家事を〝献身〟にせず、改善として語る。ここで既に『逃げ恥』の言語感覚は始まっています。そのうえで平匡が「すごく、気分が良くて。ありがとうございました」と言う。みくりの表情が「！」から「!!」へと跳ねるのは、恋のときめきというより、予期せず自分にもたらされた高評価への反応に見えるんですよね。そして、「森山さんに家事をお願いして、よかったなぁって思いました。できることなら、ずっと続けてもらいたかったです」という承認の言葉が、みくりの中の言語エンジンを暴走させる。みくりは「…わたしもです」と同意した次の瞬間、立ち上がってバンとテーブルを叩いてしまう。ここって告白の衝動というより、現状の継続を即座に考え始めた反射行動に見えます。役に立ったと言われたから、じゃあどう続けるか。感情が恋愛方向へ行く前に、雇用方向へ跳ねる。だからこの作品は、恋愛ドラマなのに、いつも話が〝運用〟に落ちていく。実際、みくりの提案は突拍子もない暴投行為のようでいて、丁寧に聞いていくとちゃんと順を追って階段を上っているんですよね。「いっそ住込みで働きたいくらいです。雇いませんか？」と、まず労働の延長として言う。平匡が「嫁入り前の女性を住み込みというのは…」と世間の語彙で止めると、みくりは「ならいっそ、結婚しては!」と制度を借りる方向へ飛ぶ。でもすぐに「結婚といっても、就職という形の結婚というか…」と、制度を労働に翻訳し直し、さらに「家事代行スタッフを雇う感覚の、契約結婚というか…」と、翻訳を重ねていく。つまり、このやりとりで起きているのはロマンへの飛躍じゃなくて、矛盾を解くための翻訳と提案の連続で、言葉が過熱して破裂している状態です。「意味わかんないですよね！」は照れ隠しというより、翻訳過程の破綻宣言と言ってよいでしょう。その破綻を決定づけるのが、「……」の反復です。平匡の「？？？」、そして沈黙。でも、この沈黙が拒否や怒りに見えないのが、このシーンの可笑しさであり救われるところ。平匡はたぶん、恋愛の定型句で処理できない話題（結婚）を、ルールで処理しようとしてしきれずフリーズしてしまった。つまり、この沈黙は気まずさでなく、仕様未確定の処理待ちに見えるんですね。漫画ならコマ間で表現できる間を、ドラマでは視線と沈黙の長さで作っていて、その沈黙が緊張より先に処理待ちに見えるところは、『逃げ恥』ならではの独自性と言えるかもしれません。そして、会話の場で回収できなかったものを、最後に身体が一発で回収する。みくりは「あっ、ほら、会社、遅刻しちゃいますよ」を連呼し、カバンを渡して猛烈な勢いで平匡を玄関の外に押し出す。ここで作っているのは平常運転の仮面です。ところがドアを閉めた瞬間、笑顔のまま崩れて、その場に倒れ込み、床でジタバタしてゴロゴロ転がる。言葉でなく動きで落差を表示する。だからこそ、さっきの暴走が「ちょっとした冗談」でなく、本人にとっては取り返しのつかないくらいの大事故だったと伝わる。ドラマ化の強みが最もきれいに出ている瞬間ではないかと。小ネタとして効いてくるのは、平匡が止める理由が「嫌だ」でなく「嫁入り前」になっているところでしょう。相手を傷つけないための配慮でもあったでしょうが、同時に〝世間〟の監査を受ける語彙が、既に二人の会話に割り込んできている最初の徴候でもあるので。さらにみくりのモノローグ「一昨日、やっさんと変な話をしたせいで……」が、事故の原因を「わたしの性格」ではなく外部入力に置いているのも面白いところ。自分を責めすぎないための逃げ道を、本人がちゃんとギリギリ残している。このあたり、みくりは抜かりないですね。こうして見ると、この場面は「契約結婚」という語の初出以上に、家事の価値が網戸という成果物で可視化され、承認が引き金となって翻訳の階段が暴走し、沈黙が処理待ちとして積み上がり、最後に仮面が身体で崩落するその一連の〝関係の起動手順〟そのものが見どころなんだとおもいます。恋愛の高揚で始まるのでなく、生活の改善と承認で始まり、翻訳と間合いで展開してゆく。だから、第１話の始まって間もないこのシーンであっても、既に『逃げ恥』という作品のエンジン音が確実に聞こえているんですよね。

この名セリフ＆名場面集で紹介しているシナリオは、野木亜紀子さんの『逃げ恥シナリオブック』を参考にしながら、2020年に放映された『逃げ恥・ムズキュン特別編』を書き起こしました。こんな風にＴＶドラマ『逃げ恥』のシーンを毎日投稿することになった最初の動機については、一巡目の初回として書いた（その１）の記事のコメントをお読みください。5/20に投稿した１巡目の最終回（その100）には、すべての記事内容を総括するコメント、全100回のINDEXつきリストと関連リンク集を載せています。
・ＴＢＳドラマ『逃げ恥』名セリフ＆名場面集（その100・最終回）

また、当塾ではすべて関連し合っているという考え方を大切にしていますので、さらに詳しく知りたいという物好きなお方（笑）は、タグ「逃げ恥」を付している過去記事のみならず、他の記事を適宜アクセスください。当塾で開塾時から基本教材と位置づけてきたらくだメソッドの学習内容については、らくだメソッド関連を、大切にしているエッセンスを短いコトバで端的に知りたい方は、つぶやき考現学をどうぞ。アクセス数が最も多いカテゴリーは、今日の名言シリーズ（現在その130まで投稿）です。最近は、易経、論語、仏典などをひもといている古典研究関連カテゴリの記事もアクセスが増えています。
明日は一巡目（その35）の記事でとりあげた第２話のシーンへのコメントをリライトして投稿する予定です。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー●2021.9.1～2024.12.31記事タイトル一覧はこちらの記事（旧ブログ）からどうぞ2025年に投稿した365記事はすべて今日の音楽シリーズで12/31に全リストを掲載ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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<pubDate>Wed, 16 Sep 2026 23:20:00 +0900</pubDate>
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