『世界は贈与でできている』読書会への参加覚え書き(その1)
2023/08/13
今日は、寺子屋塾生・本田信英さんの主催で
2022年7月から始まって、
9回にわたって行われた読書会の全回に
参加したことを。
読書会のお題本として彼が取り上げたのは、
たぶん内容的にも分量的にも、
1回のblog記事では書ききれないとおもうので、
何回かにわたっての連載となる予定です。
さて、6/30に投稿した
わたしは次のように書きました。
ひとつ心残りだったことを敢えて挙げるなら、
塾生の本田さんが主催した
『世界は贈与でできている』の読書会が
5/27に終了し、
9回にわたって行われた読書会での気づきを
印象が薄れてしまわないうちに
整理してまとめておきたいとおもいつつ、
書けなかったことがあったかな、と
書こうとしたんですが、
それもこうしてふり返ってみて、
結果として、
あくまで結果として、なんですが、
24回の記事中に
その記事で自分が書きたかったことの多くは
書いてしまっていたことに気付かされたのです。
・・・と、こう書いたことに
ウソは無かったんですが、
とはいえ、24回もの記事をすべて読みなおし
その内容を確認しようとなると
なかなかに大変な作業です。(^^;)
それと、読書会自体が10ヶ月という
長期間にわたって開催されたために、
贈与の読書会関連の記事や情報も、
あちこちに散らばっているので、
それを後からアクセスし易いように
ひとまとめにしておくだけでも
価値があるんじゃないかとおもいなおしました。
たぶん、「贈与」という言葉の意味が
わからないという人はいないでしょうし、
モノを贈ったり贈られたりという経験は、
誰にも一度や二度ならずあることでしょう。
本書はそうした、当たり前のような
日常ありふれた「贈与」という言葉に対し
様々な角度から新しい光を当て、
かつてなかった広さと深さを伴う考察が
展開されていきます。
本書を読む前と読んだ後では、
明らかにわたしは、
「贈与」という行為に対する認識が
大きく変化したように感じているので、
それだけでも読んだ価値があったと
言ってよいでしょう。
そしてその価値というのは、
自分一人で本書を読むだけでは、
おそらく得られなかったことではないかと。
2022年7月1日、
読書会に参加する前の時点でわたしは、
本の内容についての紹介記事を書いています。
1回めの読書会に参加したことについては、
次の記事を書きました。
また、以下は2回から7回までの終了時に
わたしが書いた感想カードです。
次は9回の読書会が終了した後に、
本田さんが書いたふりかえり記事です。
この続きは明日に!