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思考の枠を超える 自分に合ったセルフマネジメントとは?

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思考の枠を超える 自分に合ったセルフマネジメントとは?

思考の枠を超える 自分に合ったセルフマネジメントとは?

2022/10/13

木曜はマネジメント関連の記事を投稿しています。

先週書いた記事では行動分析学について書かれた

島宗理さんの著書『パフォーマンス・マネジメント』

をご紹介しました。

 

一般的なセルフマネジメント手法について

書かれた本はそれこそゴマンとあるでしょうが、

結局、そうした本をたくさん読んで

ノウハウを頭に詰め込んだら、

セルフマネジメントできるようになるかというと、

残念ながら、そんな保証はないんですね。

 

まず前提として、「わかっている」ということと

「実行できる」ことは次元が別ですし、

その人に相応しいセルフマネジメントのやり方は、

だいたいひとりひとり違うものなので、

その人自身が見つけて掴んでいくしかなく、

そういう点で、じぶん実験で得られたデータや

自己理解を通して自分に合ったやり方を見つけていく

行動分析学的アプローチは、当塾で実践している

セルフラーニングの考え方とも親和性が高いし、

非常に理に適っていると感じているわけです。

 

昨日も塾生の一人から

「バカの壁(「自分が思い込んでいる限界」の壁)を

超える、壊すコツなどありますか?」

という質問をもらったので、

それをテーマにオンラインでやりとりしたんですが、

「ノウハウやコツを書いた本ならいままでもblogで

佐渡島庸平さんの『観察食の鍛え方』

宮野公樹さんの『問いの立て方』や

細谷功さんの『問題発見力を鍛える』とか、

いろいろ紹介してきたし、他にも

篠原信さんの『思考の枠を超える』なども

とってもイイ本だとおもうけれど、

でもたぶん、自分の外側に自分が抱えている問題を、

解決する正解があるっておもってるから、

そういう質問が浮かぶんだよね?

雲黒斎さんの『あの世に聞いた、この世の仕組み』
最後にシェアしたYouTube動画
【ゲリラ配信】雑談アワー「探Q と 探求 と 探究」

で語られていた話なんだけど、

探求する(外側に答を求める)のではなく、探究

つまり、『なぜ、自分はこういうことを問題として

扱っているんだろうか。自分はいったい何を恐れ、

何に反射、反応しているの?』という問いを

いま、ここにある自分の心を観察しながら

自分の経験に照らし合わせながら考察していくことで

人間の心の〝しくみ〟の理解につながっていく。

そうしたしくみが見抜けるようになってくると、

答がわかるんじゃなくて、問いそのものが消えて、

答えを求める必要がなくなってしまうんです。」

 

・・・ナンテ話をしていました。

 

人間の心の構造を理解するという点では

仏教の考え方がとても参考になりますし、

次のつぶやき考現学も参考になるかもしれません。


人生すべて自作自演?(つぶやき考現学 No.56)

 

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