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二村ヒトシさんの「性や恋愛を考える」哲学対話に行ってきました(その2)

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二村ヒトシさんの「性や恋愛を考える」哲学対話に行ってきました(その2)

二村ヒトシさんの「性や恋愛を考える」哲学対話に行ってきました(その2)

2023/12/17

一昨日投稿した記事の続きです。

 

昨日その続きを書こうとしたんですが、

実は、あれやこれやと書いているうちに

収拾がつかなくなってしまったんですね〜(^^;)

 

それで、続きの記事を書くことを

途中で断念し、昨日は急遽

26年前に書いた

つぶやき考現学の記事を引っ張り出して

紹介することにしたんですが、

12/9に名古屋で行われた

二村ヒトシさんがファシリテートされた

哲学対話イベントについてでしたね。

 

イベント案内チラシを再掲

それで、ちょっと本題からは外れるんですが、

二村ヒトシさんとわたしは、

FacebookX(twitter)でつながっているので、

一昨日の投稿記事は、二村さんご当人も

Facebook経由でご覧になって下さったようです。


一参加者にすぎなかったわたしの記事を

こんな風に気に止めて下さっていることって

つくづく有難いことだとおもいます。

 

それで、わたしがblogで続きの記事を書くのを

たのしみにして下さっていたからなのか、

書いてある記事の内容に共感されたのか、

ご本人に確認したわけではないので、

真意はわからないのですが、

昨日のつぶやき考現学

二村さんがXでリポストして下さいました。

 

わたしがXに投稿する記事の表示回数は、

ふだんはほとんど概ね2桁台なんですが、

この記事については、そのお陰で

3桁台に一気に跳ね上がってしまったんですが。。

 

 

それで、昨日続きの記事を書いていて

なぜ収拾がつかなくなってしまったのかを

今日はふりかえってみたんです。

 

昨日はひとことで言えば、

そもそも「対話とは何か」についてを

書こうとしていたわけですが、

この、対話というテーマについては、

これまでこのblogで

繰り返し繰り返し投稿してきているので、

これ以上、いったい

何を書けばいいんだろうと

わからなくなってしまったのかもしれません。

 

そんなふうに行き詰まった挙げ句、

26年も前に書いたつぶやき考現学を

苦し紛れに引っ張り出してきて、

なんとか、blogの毎日更新を

途切れさせずに済んだんですが。。

 

ただ、そんな苦し紛れの投稿だったにしても、

改めていま読みなおしてみると、

ヒエラルキーのない

フラットなネットワーク社会というのは、

哲学対話のような場が

あたりまえに行われるような社会において

指向する人間関係のあり方を

示しているようでもあり、

昨日の記事は、それほど

かけ離れた話を書いたわけでもなかったかも

ともおもえてきたのでした。

 

 

さて、一昨日の記事では、前半に

それまで6日間に書いてきた記事のふりかえりを、

本題として後半には、

そもそも、哲学対話とは

どんなことをするのかということと、

どんなルールに基づいて行うのかについて

書きました。

 

それで、記事の前半に書いた内容と、

後半の本題とが

どのようにつながっているかを

意識して読まれた方がいらっしゃったでしょうか?

 

昨日書きたかったことのもう一つは、

対話というアプローチは、

為末さんが『熟達論』で書かれた

5つの熟達プロセス「遊→型→観→心→空」の

最初の「遊」にそのまま

つながっているってことなんです。

 

哲学対話においては、

何らかの結論を導き出すことを目的とせず、

それぞれが考えていることを

対等な関係性のもとに話すわけですが、

これが遊び心を失わず、頑張らず、力みすぎず、

無目的に、そのプロセスを楽しみながら、

結果的にお互いの気づきや

変容をもたらす場づくりということなんですが。

 

 

それで、(哲学)対話、対話的関わりについて

これまでに書いた主な過去記事を

まとめておくことにします。

 

まず、昨年12月に、

高校で教員をしている塾生・西尾亮さんつながりで、

哲学対話の場づくりを校外で実践してみたいという

高校の先生に協力させてもらったことがあり

そのことについて書いたのが次の記事です。

計画的偶発性の場づくり 哲学対話とゲームセンター型コミュニティ

 

また、哲学対話を

実際にやろうという段になったときや

そもそも自分の頭で考えるというのは、

どういうことなのかについて知ることのできる

参考書を紹介しているのが次の記事です。

「自分の頭で考える」ってどういうことですか?

 

それから、哲学対話とは別のものなんですが、

かなり主旨が近いところにある

コミュニケーションプログラムに、

わたし自身が30年実践してきた

インタビューゲームというアイテムがあります。

 

そのインタビューゲームをわたしが

100回以上繰り返し実践してきたことで

わたしの人生が一変してしまったことについて

8回にわたって書き

番外編の2は一昨日の記事でも紹介しました。
5/7 インタビューゲームでなぜ人生が変わるのか(その1・ジョハリの窓から)

5/8 インタビューゲームでなぜ人生が変わるのか(その2・3つの幻想領域をふまえて)
5/9 インタビューゲームでなぜ人生が変わるのか(その3・相互に相手の自由意志を尊重)
5/10 インタビューゲームでなぜ人生が変わるのか(番外編1・内田樹『先生はえらい』)
5/11 インタビューゲームでなぜ人生が変わるのか(番外編2・二村ヒトシ『すべモテ』)
5/12 インタビューゲームでなぜ人生が変わるのか(番外編3・平田オリザ『わかりあえないことから』)
5/13 インタビューゲームでなぜ人生が変わるのか(番外編4・中原淳&長岡健『ダイアローグ 対話する組織』)
5/14 インタビューゲームでなぜ人生が変わるのか(番外編5・高木泰子さんの感想)

 

あぁ結局、(その2)にして

12/9のイベントがどうだったのかという話まで

たどり着けませんでしたね〜 (^^;)

 

ちなみに冒頭の画像は、2019年秋に

わたしが初めて哲学対話イベントに参加した際

最初に行われたテーマ決めの痕跡を残した

ホワイトボードなんですが。

 

この続きはまた明日に書く予定です。

 

昨日のようなことだって起こり得るわけですし、

予定は未定なので、どうなるかわかりませんが・・・

 

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