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二村ヒトシさんの「性や恋愛を考える」哲学対話に行ってきました(その3)

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二村ヒトシさんの「性や恋愛を考える」哲学対話に行ってきました(その3)

二村ヒトシさんの「性や恋愛を考える」哲学対話に行ってきました(その3)

2023/12/18

昨日投稿した記事の続きです。

 

12/9に名古屋で行われた、

二村ヒトシさんがファシリテートされた

哲学対話イベントの参加レポートなんですが、

これで3回目になりました。

 

3日前に書いた(その1)の記事では、

そもそも、哲学対話とは

どんなことをするのかということと、

どんなルールに基づいて行うのかについて

書きました。

 

(その2)の記事には、この寺子屋塾ブログにて

そもそも「対話」とは何かということや

対話的アプローチをめぐって

過去に書いた記事内容の主なものを整理したり、

(その1)の記事の前に書いていた話題、

つまり、為末さんが『熟達論』で書かれていた

5つの熟達プロセス「遊→型→観→心→空」の話

最初の「遊」のアプローチに

つながっているってことを確認したりしました。

 

(その1)(その2)を未読の方は、

まずはそちらの方からお読み下さい。

 

 

さて、(その1)(その2)は、

ほとんど中味に触れていませんでしたし、

また、そもそもこの寺子屋塾ブログは、

主宰する井上の覚え書きというか、

情報資料庫も兼ねて書いていることもあって、

もしかすると今日も前段について書くだけで

終わってしまうかもしれないんですが・・(^^;)

 

いきなり最初から脱線して

自分から墓穴を掘りに行ってますが、笑

次のような知的生産術に関わるような

記事も書いてますので、

知的生産、情報生産といったテーマに

関心のある方はどうぞ!

脳以外の場所に情報の〝イケス〟をつくる知的生産術(その1)

脳以外の場所に情報の〝イケス〟をつくる知的生産術(その2)

 

まあ、哲学対話という手法も

知的生産術のひとつとも言えるんですが。。

 

ところで、今回の哲学対話は、

久しぶりに対面形式で開催されたイベントで

二村さんも久しぶりに

名古屋までいらっしゃったようで、

わたしもリアル二村さんとお目にかかったのは

4年ぶりのことでした。

 

 

今回の企画に、

参加してみてわかったんですが、

日本最大の読書会コミュニティとして知られる

猫町倶楽部の分科会として

2020年11月にスタートした「二村組」に

参加されているメンバーさんのお一人が発案され

実現した企画とのこと。

 

猫町倶楽部の二村組については、

猫町倶楽部のwebsiteに、

関わられたきっかけなども含めて

二村さんご自身によるレポートがありました。

 

レポートだけでなく、

恋愛ができるようになるコツなども書かれており、

次の記事をどうぞ!

これまでの二村組ふりかえりと、恋愛ができるようになるためのコツ

 

また、そもそも猫町倶楽部って何? 

どんな読書会?って方は、

主宰されている山本多津也さんの『読書会入門』

佐藤優さんが書かれた次の記事を

お読みになることをオススメします。

読書会「猫町倶楽部」に続々と人が集まるワケ

 

4年前に名古屋で

安本志帆さんがファシリテートされて行われた

哲学対話イベントのゲストとして

二村さんが参加されたことが

今回の企画につながった次第なんですが、

その哲学対話イベントのテーマは次のとおり。

 

・セックスに「良い悪い」はあるのか

 〜セックスと心ってつながってるの?〜

わたしもこの4年前の哲学対話イベントに

参加していたご縁で

今回12/9の企画を知り得たんですが、

4年前の哲学対話イベントを

主催された方が書かれたレポートは

次の記事で読めます。

考える、は難しい。哲学対話レポート

 

そして、さらにオモシロイことに

わたしがこの12/9の企画を知ったタイミングが、

ちょうど先月この寺子屋塾ブログで

「教えない〝性教育〟」考 という記事を

24回にわたって連投していた最中だったので、

わたし自身がそういう流れの中に

いたんだろうなぁってことをおもったものでした。

 

ちなみに「教えない〝性教育〟」考 の内容一覧は

次の11月度ふりかえり記事に記したので、

関心ある方、未読の方はそちらからどうぞ!

2023年11月のふりかえりと記事タイトル一覧

 

 

さて、過去に「哲学対話」なるイベントに

参加したことがない方に向けて

「哲学対話」ってワードを語ったときに生じる

すくなくない誤解に、

ヘーゲルとかカントとか、

ウィトゲンシュタインとかハイデガーとか、

そうしたいわゆる哲学者と

言われるような人たちが語っていた

ムツカシイ内容について

あれこれ話す場なのでは?ってことが

あるようなんですが、

(その1)の記事で書いたとおり、

そもそも「哲学対話」とは

そんな高尚な(?)場ではありません。

 

哲学対話でやっていることは、

最初にだれもが共有可能なテーマを設定し、

そのテーマに基づいて
1.人の話を聴く 
2.考える 
3.自分が考えたことを話す 
4.問う 

という、非常に日常的な場なんです。

 

今回の哲学対話では、

【性や恋愛の「なぜ」を考える】という

全体のテーマが事前に示されていましたから、

そうした大テーマに基づく小テーマを、

参加者各自が持ち寄って共有し、

どのテーマで対話をするかを参加者の合意で決めて

スタートしたんですが、

そうしたやり方が一般的なようです。

 

上の画像は(その2)の冒頭でも紹介したんですが、

わたしが4年前に京都で行われた

「自立について」というテーマが予め設定された

哲学対話イベントに参加したときの、

テーマ決めのプロセスの

痕跡を残したホワイトボードでした。

 

12/9の哲学対話イベントでは、

主催者を含め20名が参加されたんですが、

哲学対話イベントに参加した経験のある人が

全体の約1/3ほどで少なかったことや、

参加メンバーの中に

中学生の男の子が混じっていたこともあってか、

冒頭で二村さんが

(その1)で紹介したルールシートを

参加者全員に配布した上で

進め方をとても丁寧に説明されていたことが

強く印象にのこっています。

 

最初の挨拶では、二村さんご自身が

なぜ哲学対話なるものに嵌まってしまったのか、

前記した4年前に名古屋で行われた

哲学対話イベントのことも含めて

経緯を話されていたんですが、

時間を計っていたわけではなくわたしの感覚なので

正確なものではありませんが、

挨拶とルール説明だけで、

20分くらい経っていたんじゃないでしょうか。

 

12/9のイベントでは、

テーマ決めを Sli.do というスマホアプリを使って

参加者各自が書き込み、

投票するというやり方で行われたんですが、

ファシリテーターの二村さん自身が

会が始まる直前にスマホを紛失してしまうという

アクシデントも。

 

たぶんご当人は気が気でなかったとおもうんですが、

そうしたトラブルも、

結果的に場が和む方向に作用して、

対話のやりとり自体は

終始和やかな雰囲気で行われたように感じています。

 

Sli.doを用いてやりとりされた

12/9の問いについては、

パスワードがかけられているので、

参加メンバーしかアクセスできないんですが、

たとえば12/9は、

参加メンバーのひとりから

 

・つきあっていた彼女から「重い」と言われて

 フラれたことがあります。

 そのとき自分はその言葉に納得したんですが、

 皆さんにとって「重い」ってどういうことですか?

 

という問いが出されて、その問いから

対話が展開していったことがありました。

 

あるある話ですよね〜

 

 

ちなみに、二村ヒトシさんが世話役となり、

P4E(Philosophy for Everyone)研究会の主催、

東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属

共生のための国際哲学研究センターの共催で、

2020年5月31日から始まった

「セックスと性の《なぜ?》を考える」ワークショップ

という連続講座があり、その第1回は、

問いを出すことだけに集中する形で行われ

そのときにも Sli.do が使われたんですが、

300以上の問いが出されていて

今でもパスワードなしでアクセスできるので、

ご覧になってみてください。

シリーズ セックスと性の《なぜ?》を考える

 

また、この「セックスと性の《なぜ?》を考える」

というワークショップは、

6回にわたって行われたようですが、

二村ヒトシさんが書かれた

連続講座全体のレポートは

こちらの記事から読むことができます。

 

・・・ってな感じで、やっぱり3回目の今日も

前段の話が多くなっちゃいましたが、

ようやく12/9哲学対話イベントの

具体的な中味に触れることはできたので、

ちょっとホッとしています。

 

例によってだいぶ長くなってしまったので、

この続きはまた明日に!

 

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