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内的観点と外的観点の両方を同時にもつこと(その7)

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内的観点と外的観点の両方を同時にもつこと(その7)

内的観点と外的観点の両方を同時にもつこと(その7)

2024/08/22

昨日8/21に投稿した記事の続きです。

 

響月ケシーさんが8/14にインスタで配信された

動画『自分の神様の育て方』の内容を

取っ掛かりにして書いた記事が発端となって、

「内的観点と外的観点の両方を同時にもつ」

というテーマで記事を書き始め、

今日が7回目となりました。

 

これまでに書いてきた内容を前提として

話を進めることがあるので、

未読分のある方は、

まずそちらから先にお読み下さい。

ケシーさんの8/14インスタライブ『自分の神様の育て方』

内的観点と外的観点の両方を同時にもつこと(その1)

内的観点と外的観点の両方を同時にもつこと(その2)

内的観点と外的観点の両方を同時にもつこと(その3)

内的観点と外的観点の両方を同時にもつこと(その4)

内的観点と外的観点の両方を同時にもつこと(その5)

内的観点と外的観点の両方を同時にもつこと(その6)

 

一昨日(その5)の記事では、

響月ケシーさんのインスタライブアーカイブ動画

『自分の神様の育て方』を

全体の2/3ほどを文字起こしして文章化しました。

 

そして、昨日(その6)の記事では、

その文字起こしした文章をさらに読み直して

大事だとおもった箇所を短文にして

抜き書きしてみたんですが

いかがでしたか?

 

他力のようで、自力なんだけど、感覚的には他力

って話がありましたが、

これだけだと、

何の事か意味分かんないですよね〜

 

「自力と他力」というのは、仏教由来の言葉で、

「内的観点と外的観点」という切り口で

考えてみることで

本質が解き明かせるように感じているので、

この辺りについても

そのうち書いてみようとおもってるんですが、

いずれにしても

40分ほどの話をこのような形で書いてみると、

全体の骨格が見えやすくなりますね。

 

 

さて、これは昨日の記事にも書いたことなんですが、

音声では何度か聞いた話を

キーボードを使って自分でタイピングしたり、

要所はどこか考えて抜き書きしたりすることで、

自分の理解度はさらに拡がり

深まっていく感じがあります。

 

でも、その理解の拡がり具合や深まり具合は

わたしの内側で起きていることですから、

個人的な実感でしかないですし、

それこそ際限がないので、

自分で「これでいい!」とおもえるところにまでは

なかなか行き着きません。

 

つまり、このことこそが、

今回の記事でテーマとして書いている

「内的観点と外的観点」に関わることなんですが

ケシーさんの話された内容を

わたしがどれだけ理解できているのかというのは、

わたし自身の「内的観点」でしかないので、

わたし以外の人間の誰もが

客観的に確認出来る形に数値化するなど、

「外的観点」で示そうとしても不可能なんですね。

 

わたしが何を書こうとしているのか

わかりますか?

 

つまり、自分の頭でどこまで理解できているかを

自分以外の人にわかるように

示すことには限界があるので、

それを「外的観点」で示すためには、

どれだけわかっているかではなく、

たとえば、わかった内容がどこまで

自分で具現化できているか、

どこまで実践できているかというような、

別の指標が必要だということなんですが。

 

 

実は、この話については、

2023年9月にウィトゲンシュタインの

解説本の紹介をとっかかりに、

「そもそも〝わかる〟とはどういうことか?」

というテーマで8回の連投記事を

書いたことがありました。

ウィトゲンシュタインの哲学が〝わかる〟と何が変わる?

そもそも〝わかる〟とはどういうことか?(その1)
そもそも〝わかる〟とはどういうことか?(その2)
そもそも〝わかる〟とはどういうことか?(その3)
そもそも〝わかる〟とはどういうことか?(その4)
そもそも〝わかる〟とはどういうことか?(その5)
そもそも〝わかる〟とはどういうことか?(その6)
そもそも〝わかる〟とはどういうことか?(その7)
そもそも〝わかる〟とはどういうことか?(その8・最終回)

 

ほぼ1年前に書いたこの記事を

いま読み返してみて、
わかる〟とはどういうことか?というテーマは

〝教えない教育〟を看板に上げている

寺子屋塾における学習スタイルの

根幹に触れるものでもあり、

わたしなりに思考の格闘の痕跡は

見て取れるんですが、

内的観点と外的観点を混同することなく

各々を明確に区別しつつも

内的観点と外的観点の両方を

常に手放さないことの大事さという視点を

持てていたなら、

もうすこしスッキリした形で

書けたかもということをおもいました。

 

 

今日のところはここまで。

 

この続きはまた明日!

 

 

 

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