セルフデザイン力が育つ学びの場づくりに主眼を置いています
CONCEPT
なりたい自分の実現に向かう道筋を自らデザインする力を育てます
受験対策や学校授業の補習に主眼を置かず、何をどんな風に学ぶのかを体験することを大切にした塾を、名古屋市内の中村区に拠点をおいて運営しています。何をどのように学ぶかについて、誰かから強制されることなく「自分で決める」体験にこそ、可能性を開くカギが潜んでいると考え、指導者との対話によって学習の進め方を自ら決定します。基本教材として開塾時から採用している〝らくだメソッド〟は、華道、茶道、柔道、合気道など日本の伝統的な習い事や武道にも通じるほど奥行きのある教材で、基本の「型」を学ぶだけにとどまらず、各自が学んだ「型」から離れ、自分自身の新たな可能性への一歩を踏み出す学びを提供しています。
すすんで学ぶ姿勢が身につく塾を名古屋で運営しています
進学塾でたくさんの小中学生を教えているうちに、成績が急激に伸びていく生徒には共通する特徴があることに気がつきました。それは、勉強だけでなく様々なことに対して自ら決めて取り組んでいるという点です。また、大学受験でも就職活動においても、最終的に決めてになるのは、学校や塾でどれだけ勉強したかということよりも、日常生活の中に基礎的な学習習慣があり、自分で学ぶ力が備わっていることがとても重要だとわかってきて、人間の能力開花には「すすんでやる自主性」や「自分で決める力」が深く関わっているのではないかと考えるようになりました。
「勉強しなさい!」と人から強制され、イヤイヤ勉強している間は、学んだことがなかなか自分の力にはなりません。また、学習すべき課題は人によって異なるため、何をどれだけやればよいかが自分でわかっていること、そしてそれを生活の中で具体的に実行できる力があることは、大きな強みになります。一見遠回りのように見えますが、「自ら学ぶ姿勢」を身につけることは、多くの人々が優先して取り組むべき課題であり、結果的に本当の学力につながると認識しながら運営してきた結果、幼児から大人、シルバーエイジまで、幅広い年代の人々が集まる学びの場となりました。
地下鉄東山線本陣駅から徒歩圏内で通いやすい立地です
「学びたい」という気持ちさえあれば、どなたでも入塾できます。これまで幼児からシルバーエイジまで、幅広い年齢の方々が在籍し、学生だけでなくサラリーマンや自営業主、主婦など、様々な立場の方々が学んできていることも他塾にはみられない特色と言えるでしょう。また、障がいのある方や不登校、ひきこもりなど、教室まで通うことが困難だったり、対面の応対に不安が感じられたりする方には、通信コースをご用意しています。
通塾コースの場合、教室に通うのは原則として週1回で、残りの6日間は家庭学習(ホームスクーリング)となります。時間割がないフリータイム制なので、教室が開いている時間内であればいつでも対応できます。学習する分量は、指導者と相談しながら,最終的には学習者自身が適切と感じる量の教材を自分で決めて持ち帰るスタイルにしていますが、決めた量の学習が家庭でなかなかできない場合には、教室に通う回数を週2回、週3回と増やすことができるようにしています。
らくだメソッドで学力の土台となる基礎づくりを進めていきます
「らくだメソッド」を基本教材として採用し、自ら考え、自ら学ぶ力を身につけられるように指導しています。学力の幹をつくる算数/数学は、幼児用の数字を練習するプリントから、高校数Ⅲに相当する微分・積分の応用分野まで幅広く対応しています。「1日1枚」という原則はありますが、どの教材から始めるか、どれだけ学習するかは学習者自身で決められ、指導者が一方的に決めて押しつけることはありません。
採点や間違えた問題のやり直し、記録など、学習のプロセスすべてを自分で行うようにしているため、「次にどうすればいいか」を自分の頭で考える場面に頻繁に遭遇します。つまり、指導者に相談した方がいいのか、自分で考えて工夫した方がいいのかは、その時々の状況次第で異なり、正解があらかじめ与えられているわけではありません。うまくいかない状況に遭遇するからこそ、できない状態がより細かく自分で把握でき、自ら判断が下せるようになっていきます。そうした試行錯誤を日常的に繰り返すからこそ、自分にあった方法を自分自身で見つけられ、その過程でこそ大きく育つ力があると考えています。
体験と対話によって生徒の内的な成長を見守っていきます
「らくだメソッド」には、1日1枚のプリントを学習する原則があり、プリントごとに目安となる学年レベルもあります。指導者は、対話的な関わりを大切にしているため、どのプリントをどれだけやるかなど、学習のプロセスについて、学習者に対して命令したり、強制したりすることがありません。したがって、1日24時間ある自分の生活の中に、プリント学習を自ら位置づける必要がありますから、その人自身の学習のあり方や学習に対する姿勢が自ずと浮き彫りになってきます。
人間は顔かたちや考え方がすべて異なるように、学習においても人それぞれ適したスタイルがあると言えるでしょう。しかし、個々に適した学習法や学習ペースが短時間にわかることは現実にはほとんどなく、試行錯誤を繰り返しながら地道に見つけ出すよりありません。できる、できないを問わず、まずやってみる姿勢が大切です。指導者は、学習者自身が自分に適した学習法や学習ペースをつかみ取っていけるように、自分を映し出す鏡のような存在であり、ともに学び合う伴走者でありたいと考えています。
学習に立ち合う場での気づきや日々の思いなどをブログで紹介しています
教室の様子など、当塾の指導内容をより細かく知っていただくために、ブログ記事を日々更新しています。「らくだメソッド」による学習においては、「毎日できない」「時間内にできない」「正しく解けない」など、プロセスは各々によって様々ですが、予定通りに進まない状況に日々遭遇し、誰もがほぼ例外なく壁にぶつかります。
しかし、実は壁にぶつかってからがこの学習法の真骨頂と言えます。うまくいかない状況に遭遇するからこそ、できないことに真剣に向き合い、できない自分を受け入れることができるようになるからです。また、そのプロセスは一人ひとりすべて異なり一律ではないため、他の学習者の気づきや学習プロセスであっても、自分の学習を豊かにするヒントがすくなくありません。そうした貴重な情報などを塾生相互で日々シェアしながら、情報の発信に努めています。