対話による「教えない」教育を実践しています
STAFF
広く社会人の方を対象とした人材育成の取り組みも行ってきました。
小中学生を対象とした進学塾で専任講師として勤務していた経験から、勉強を強制したり、手取り足取り教えすぎたりすることは、目先のテストの成績は上がっても、子どもたちの学ぶ姿勢を受け身にしてしまいかねず、長期的には弊害や副作用があると考えるようになりました。そうした経緯から進学塾を退職後は、自ら能動的に学ぶ姿勢が育つことに主眼を置いた寺子屋塾を開塾。幼児からシニア世代まで幅広い年代の方々の指導にあたってきました。教室では読書会やビデオ上映会、体験型のワークショップなど、塾外からも参加可能なイベントも開催しています。
当塾では、人から強制されイヤイヤやらされる学習から脱し、自ら考え、すすんで学習する姿勢を何よりも大切にしてきました。昔から学習の基本は「よみかき、そろばん」と言われてきているように、教科は算数(数学)・英語・国語の3科目あり、日常生活や仕事で最低限必要な基礎学力の習得がすべての土台となるように考えています。
ただ、単に基礎学力を身につけるだけでなく、自分自身を受け入れる力や聴く力、粘り強さなどの〝非認知能力〟を磨くことに主眼を置き、個別課題の自覚からライフワークの発見につながる関わり方を心がけてきました。市販されていないノンカリキュラム教材〝らくだメソッド〟を使用し、各々の能力や特性、環境に合わせた自由度の高い学習プログラムづくりが可能で、親子が同じ教材で学ぶことができるなど、個別対応の柔軟さは他塾にはほとんど見られない特色です。
また、不登校、ひきこもり、発達障がい、うつ病、ダウン症、聴覚障がいなど、既存の学校や塾などで学ぶことに不自由を感じられて当塾で学習を始められた方は全体の2〜3割ほどを占め、教育や子育てに関することはもとより、人間関係や健康など人生全般あらゆるご相談に随時応じてきました。
教室では、〝セルフラーニング〟〝学びのバリアフリー〟をモットーとしているため、時間を区切って先生が一斉に講義する形の授業は基本的に行っていません。「教室は楽屋、日常が舞台」をキャッチフレーズに、家庭学習こそが重要と考えているため、全国どこにお住まいでも郵送・FAX・メール等通信手段を用いて学習することが可能で、教室に直接通えなくてもほぼ同じ学習環境が実現できます。百聞は一見にしかず・・・ご来訪の前にご一報頂けるとありがたいですが、開室時間中の見学やお試し体験学習はいつでも承りますので、お気軽にお訪ね下さい。