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「〝教えない〟性教育」考(その24・最終回)

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「〝教えない〟性教育」考(その24・最終回)

「〝教えない〟性教育」考(その24・最終回)

2023/11/29

11/6より教えない性教育をテーマに

記事を書き始め、本日分が24回目となりました。

 

(その5)からは、

〝教えない性教育〟を実践しようとする際に

わたしが推薦するに値すると考える

参考図書などの情報素材を紹介してきましたが、

11月も明日で終わりということもあり、

本日分のこの記事で

今まで書いてきた内容を整理し

いったん締めくくるつもりでいます。

 

過去記事のうち未読記事がある方は、

適宜参照の上でご覧いただければとおもいますが、

〝教えない性教育〟を実践する上で、

基本的考え方や重要なことから

順番に書いたつもりなので、

過去記事をすべて読む時間的余裕の無い方は、

(その1)から(その7)あたりまでを

ご覧戴けると有難いです。

 

【過去に投稿した記事内容】

(その1)性教育に対する基本的な考え方

(その2)現在の性教育の現状と世界の趨勢

(その3)武富健治『鈴木先生』

(その4)吉本隆明『家族の行方』

(その5)橋本治『ぼくらのSEX』①

(その6)橋本治『ぼくらのSEX』②

(その7)(その6)の解読、コメント

(その8)橋本麻里『恋する春画』

(その9)斎藤環『生きるためのラカン』

(その10)渡辺京二『逝きし世の面影』

(その11)落合陽一&先崎彰容 対話動画の紹介
(その12)吉本『マチウ書試論』
(その13)みうらじゅん『正しい保健体育」

(その14)下高井戸浜田山八幡神社のこと

(その15)神社参拝とセックス、坂本図書のリスト
(その16)三枝誠『性迷宮』
(その17)団まりな『性と進化の秘密』

(その18)岩田健太郎『感染症医が教える性の話』
(その19)三木成夫『内臓とこころ』

(その20)(その19)『内臓とこころ』の補足

(その21)宮台真司『中学生からの愛の授業』

(その22)記事の読み方、これまでの整理
(その23)タコの生態に学ぶ人間の性と愛

 

結局のところ、部分的な知識や情報を

どれだけたくさん寄せ集めたところで、

各々がアタマの中にバラバラで存在してるだけで

全体像をつかむことはできませんから、

こうして書いてきた記事の

一つひとつの事柄を素材とし、

各々を統合し関連付ける作業が欠かせません。

 

それは、言い方を変えれば、

各々の情報が正しいか正しくないかとか、

良いか悪いかとか、

好きか嫌いかというような

恣意的な判断をしないでしっかり受け止めつつ

自分のアタマで考えることであり、

具体と抽象の行き来が自由にできることです。

 

そうした意味でも、この連投記事のうちでも、

(その1)(その3)(その6)(その7)の

(その22)の5記事がとくに重要です。

 

そして、このテーマについては、次のような話が

一番の核心部にあたるんですが、

人間の恋愛やセックスの問題は、

吉本隆明さんの3つの幻想領域区分でいうと、

「対幻想」の領域に属することで、

この問題が複雑に拗れてしまいがちである理由を

一言で表現するとするなら、

わたしたちがふだんモノを考えるときに、

自分という個人と、社会とか組織といった集団、

つまり、〝個〟と〝集団〟という2つの軸だけで

考えてしまいがちであるからなんですね。

 

この、〝個〟と〝集団〟という2つの軸だけで

考えてしまいがちという話は

まだまだ抽象的な表現なので、

もう少し砕いて説明してみましょう。

 

つまり、世の中で為されている

コミュニケーションというの殆どが、

自分自身がどうしたいのかという

個人幻想に相手を引っ張り込もうとするか(説得)、

社会集団において、どうすべきであるかという

共同幻想に呑み込まれてしまうか(盲従)の

どちらかになってしまっていて、

個人幻想も、共同幻想も、それらをふまえつつ

いったん脇に置いた上で(判断保留)、

対等な関係性の構築に基づく対話、

すなわち

相手の自由意志を尊重することを前提に、

自分の気持ちを伝え、

相手の気持ちを聞くという

非常にシンプルなやりとりが

できなくなってしまってるってことなんですね。

 

過去記事のうちでも、

次の5つの記事などを繰り返し読まれて

3つの幻想領域について、

とくに〝対幻想〟という考え方がなぜ重要なのか、

そして、

個人幻想、対幻想、共同幻想というものが、

各々に次元の異なった存在であり、なおかつ、

各々が同じように大事であるということや、

こうした概念、発想を、

生活や仕事の中で具体的にどのように活かし、

応用すればいいかなどについて

理解を深めながら実践していただければと。
吉本隆明さんによる3つの幻想領域について

もしこんな相談を受けたらどう応対しますか?(問題篇)

もしこんな相談を受けたらどう応対しますか?(解答篇)

3つの幻想領域の〝次元が違う〟ってどういうことですか?
吉本隆明『人間は自分を圧殺するためにさまざまな負担をつくりだす』(今日の名言・その35)

 

ただ、前記の記事に書いたことは

まだまだ抽象度が高い内容なので、

とりわけ、わたしがガッキーと源さんの結婚を

その半年前ぐらいから予感していたという話なども

吉本さんの3つの幻想領域の違いを

具体的なシチュエーションに即して意識することや、

内臓感覚を研ぎ澄ませることを実地に応用する意味で

参考になるかもしれません。

ガッキーと源さんの結婚を予感していたわけ(その1)
ガッキーと源さんの結婚を予感していたわけ(その2)
ガッキーと源さんの結婚を予感していたわけ(その3)
ガッキーと源さんの結婚を予感していたわけ(その4)

ガッキーと源さんの結婚を予感していたわけ(その5)
ガッキーと源さんの結婚を予感していたわけ(その6)

ガッキーと源さんの結婚を予感していたわけ(その7)

 

そして、こういうことを考えつつ、

このことを日常的に練習することが可能な

実践プログラムってなると、

わたしの知る限りでは、

30年間ずっと繰り返しやってきた、

インタビューゲームってことになっちゃうわけなんです。

 

12/3は既に満席になっていますので、

次回は来年3月に(3ヶ月毎に定期開催)なります。

 

あと、旧ブログ「往来物手習い」にも、

この寺子屋塾ブログでは紹介していない

「〝教えない〟性教育」関連記事が

いろいろありますので、

情報素材が足らないって方は次からどうぞ!

教えない性教育、実践のための参考本20

『チビッ子猛語録』のこと

望月正弘『12歳の性 スケベでエッチなホンネを育てる』より 

三砂ちづる『オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す』より

W.バーロウ『アレクサンダー・テクニーク』より

宮台真司『中学生からの愛の授業』

五木寛之『愛について 人間についての12章』

短編集『闇鍋』より 会話劇「卑猥な漢字」

短編集『闇鍋』より 会話劇(その2)「ABC作文(H~M)」

田縣神社のこと

ちょっとだけエロい川柳2首

 

【参考記事(外部リンク)】

これまでの性教育はどうだった?みんなで考える性の学び方

「包括的性教育」とは?【知っておきたい教育用語】

 

【寺子屋塾blogの過去記事でテーマに関連するもの】

「対幻想的やりとり」ってどんなコミュニケーション?

なぜ「対幻想」は日本で生まれたのか?

なぜ「対幻想」は日本で生まれたのか?(その2)

なぜ「対幻想」は日本で生まれたのか?(その3)

三木成夫『内臓とこころ』

内臓感覚が大事ってどうしたら実感できますか?

福澤諭吉ってどんな人?

内田樹『日本辺境論』より(今日の名言・その32)

教養とは何か(阿部謹也『大学論』より・その3)

地域通貨を通じての坂本さんとの関わり(坂本龍一・追悼)

9/24都内某所にOPENする「坂本図書」構想や新刊本のこと

図書空間「坂本図書」の予約が11/19取れました

 

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