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落合『猫でもわかる生成AI ~落合陽一に100のプロンプトを入力してみた~』を読んでみて

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落合『猫でもわかる生成AI ~落合陽一に100のプロンプトを入力してみた~』を読んでみて

落合『猫でもわかる生成AI ~落合陽一に100のプロンプトを入力してみた~』を読んでみて

2026/10/21

昨日10/20投稿した記事は

「日本とは何か」をテーマを考える上で

参考になりそうな本6冊を紹介しました。

 

記事中、最後に紹介した本が、

落合陽一さんの『日本再興戦略』でしたが、

本書については、

コロナ禍もウクライナ戦争もまだ起きていない

2018年に出版されたというタイミングを
充分に考慮して読む必要があります。

 

とくに2023年にChatGPTがリリースされて以後

生成AIのめざましい進化については

落合さんご自身の専門分野だけに、

最近出版されたものをもう1冊

紹介した方が良いんじゃないかと考え

今日は生成AI初心者向けの入門書的な本書を

ご紹介しようとおもいたちました。

 

まずは、本書の中身について

ざっとご紹介しておきましょう。

 

~落合陽一に100のプロンプトを入力してみた~

という副題がつけられているように、

生成AIの仕組みから実践的な使い方、注意点、

AIと共生する未来までを、

飼い猫のトラちゃんを案内役に、

難しい専門用語を猫の行動にたとえながら、

「問答形式」で解説していてとても読みやすいです。

 

全体は、生成AIの基礎、基本操作、活用例、

苦手分野の克服、プロンプト術、安全性、

未来展望、落合氏自身への質問という

8つの章で構成。

 

つまり、生成AIとは、

膨大なデータから言葉や画像の規則性を学び、

入力された指示に応じて

新しい内容をつくる技術と説明していて、

文章作成、要約、アイデア出し、学習、画像生成、

仕事の効率化等々、

事前に専門知識がなくてもいろいろ試せる

多様な活用法が紹介されています。

 

本書の冒頭に置かれている

「この本の使い方」と題された文章は、

本書の目次とともにアマゾンのサンプルページで

読むことができるので、以下に引用。

 

(引用ここから)

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この本の使い方

みなさんは、本書の表題である「プロンプト」とは何か、ご存じでしょうか?「プロンプト」とは、AIやコンピュータシステムに指示や質問を投げかけるための入力文字列やコマンドのことです。


ChatGPTなどに代表される生成AIの場合は、プロンプトで自分の意図や意思を表現することが、非常に重要です。的確で具体性のあるプロンプトを入力できなければ、自分がほしいアウトプットが手に入れられないのです。


ここ数十年は「検索」のスキルが必須となっていましたが、これからの時代はコンピュータにかかわる人間だけではなく、「プロンプトの入力」を話しながらできたり、AIに気軽に相談できるようになっていくはずです。


では、生成AIから自分がほしい情報やアウトプットを引き出すためには、どんなプロンプトを入力したらいいのか。

 

一番いい方法は、「とにかく実践してみるクセをつけること」に尽きます。同じプロンプトを入力しても、AIから取り出せる情報は毎回同じではありません。たとえば「これでは情報が足りない」「求めるアウトプットと違う」という場合は、重ねてトライ&エラーする必要があります。

 

私はこの工程を「ガチャをひく」と呼んでいますが、何度もガチャを回す気持ちでプロンプトを試し続けることにより、自分がほしいアウトプットが手に入るようになるのです。

 

本書では、生成AIを利用する際に、私がどういうプロンプトを入力しているのか、どんなふうに利用しているのかを、実例とともに紹介していきます。ぜひ本書を片手に、みなさんも試してみてください。トライ&エラーを繰り返すなかで、きっとコツがつかめるようになっていくはずです。


一見わかりづらくて難しい印象のある生成AIですが、小さなお子さんから大人まで誰でも理解しやすいように、私と飼い猫であるトラちゃんこと、トラ彦との対話形式で、内容を構成しています。トラ彦は、2020年11月12日に生まれたエキゾチックショートヘアの男の子で、おそらく生成AIについては何も知りません。

 

そんなまったくのIT初心者である彼といっしょに生成AIや私自身のことについてお伝えしていきます。生成AIという新しいパートナーとともに、私たちがどのような未来を創り出していくのかを、トラちゃんといっしょに考えていきましょう
 

※『『猫でもわかる生成AI ~落合陽一に100のプロンプトを入力してみた~』より

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(引用ここまで)

 

本書が強調するのは、生成AIを単なる検索機械や

「正解を出す先生」と考えず、

対話を重ねながら自分の考えを整理する

〝相棒〟として扱うこと。

 

よい回答を得るには、

目的・背景・条件・出力形式を具体的に伝え、

一度の回答で終わらせずに、

何度も修正や追加質問を繰り返せばいいわけです。

 

たとえば、

「大谷翔平のどこが凄いかを教えてください」と

いうような漠然とした聞き方だと、

漠然とした答しか返ってきません。

 

でも、「大谷翔平のどこが凄いかについて、

哲学的な思索や経営的な観点を踏まえて、

5つの箇条書きでポイントを示して下さい」と

プロンプトを書くと、

生成AIは、よりシャープな答を返してくれます。

 

もし、何を質問すればよいか分からないのなら、

使い方そのものをAIに尋ねたり、

逆にAIから利用者へ質問させたりするやり方も。

 

でも、お気づきの方もいらっしゃるでしょうが、

これって、生成AIに限った話ではなくて、

対人間でも同じですよね。

 

わたしも40年以上教育の仕事に関わってきて

つくづく痛感していることは、

学習者にとって最も優先順位の高い

身につけるべき大切な力とは、

〝問いを立てる力〟であり、

目の前の相手から自分の欲しい情報を

自由自在に引き出せる〝質問力〟であるんだと。

 

もちろん、自分で考える必要のあることなのか、

人に聞いた方が早く確実な正解を得られることなのか、

その峻別ができる必要がありますが。

 

そして、そのための前提として、

自分が何を学びたいのか、

自分が何を必要としているか、

自分自身が知っている必要がありますから、

当塾の推奨する学び方、

自己観察をベースに置いた

〝セルフラーニング〟方式となるわけです。

 

 

とにかく、生成AIをどのように活用できるか

考えてみたいという方は、

まずは落合陽一さんのこの本を読んでみて下さい。

 

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