人目って実は自分の目のこと（つぶやき考現学　No.78）

人目を気にしすぎる人ほど
案外、他の人が自分のことを
どのように見ているかには無頓着で、
自分自身のことも
ちゃんと見えていなかったりする。
　
だって、
まわりの人をよく観察していれば、
この世の中で、自分のことを
始終気にかけてくれている人なんて
限られた範囲の人だけだってことに
すぐ気がつくはずだし。
　
それに、自分のことに照らせば
まわりにいる人のうち
ある特定の人のことばかりを
気にして見ているようなことも
そんなにはないはずなので。
　
そう。人は、
自分が自分をおもうほどには、
あなたのことを
気にしているわけじゃないんだぜ～
　
人目が気になるのは、
自分目線でしか
まわりが見えていないからで、
人目って実は自分の目のこと。
　
結局のところ、自分が何を、
どのように認知しているか

自覚しながら、
実際に見えていることとのズレを
確認しようとする観察力が
大事なんです。（2017.5.11）

※井上淳之典のつぶやき考現学　No.78

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