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映画「PERFECT DAYS」ネタバレ考察

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映画「PERFECT DAYS」ネタバレ考察

映画「PERFECT DAYS」ネタバレ考察

2024/02/23

映画「PERFECT DAYS」の話題です。

 

1月下旬に伏見のミリオン座で観たことについては

1/24に投稿した記事
映画「PERFECT DAYS」観てきました

に書きました。

 

2/2から桑名のイオンシネマでも上映がはじまり、

妻を誘って2/6に2回目を観てきたんですが、

2回目は1回目より、

より細部に目を届かせながら

より落ち着いた気分で観られて、

時間が短かったような感覚があります。

 

1回目、見終わった直後は、

台詞が極端に少ないことに加えて、

あまりに他の映画とテイストが違いすぎたためか、

感想らしき言葉が

あまり浮かんでこなかったんですが、

それでも、じわりじわりと

後から響いてくるものがあり、

その都度すこしずつ浮かんだ言葉を書きとめ

紡ぎながら文章にしたのが

1/24に投稿した記事です。

 

その記事の冒頭には「ネタバレ注意!」という

警告を入れていません。

 

その理由は、その記事中に記したことは、

公式に発表されている映画の予告編動画や

映画の公式websiteで公開されている情報に

わたしの意見、感想を加えた程度のもので、

すくなくともこの映画

「PERFECT DAYS」に関しては、

仮に映画を未だ観ていない人が、

事前にわたしの記事を読んだからといって、

映画として観る価値が

大きく減ってしまうナンテことは

まず起こり得ないだろうと

考えているからでもありました。

 

佐渡島庸平さんが

10日ほど前に投稿された記事

コルクが目指す創作とは、「ネタづくり」ではない

 

でもネタバレのことが話題になっていたんですが、

すくなくとも映画「PERFECT DAYS」には

事前にバレると困ってしまうような

消費され、使い回されて、

すぐに失われてしまうような

〝ネタ〟はほとんどないように感じます。

 

もし、そんなふうに価値が失われてしまうものなら、

わざわざ〝映画〟という表現形態を

採用する意味がどこにあるんでしょう。

 

 

・・・ということで、

今日はその創作の秘密を知る手がかりとして、

ヴィム・ヴェンダース監督の

映画「PERFECT DAYS」についての

ロング・インタビュー動画(全6本)を

シェアすることにしました。

 

収録時間は6本全部で77分ほどになります。

 

1.平山という男はどこから来たのか

2.フィクションか、ドキュメンタリーか

3.物語が壊してしまうもの

4.観客自身を、平山にする

5.小津が、そこにいる

6.どう撮ればいいのかわからない、それが理想

Pen Onlineで2023.12.20に発信された

次のインタビュー記事もおすすめです。

ヴィム・ヴェンダース監督インタビュー 

「ルーティーンが与えてくれる幸せな人生」とは

 

明日のこの寺子屋塾ブログでは、

平山のカセットテープコレクションと題し、

映画「PERFECT DAYS」の音楽について

投稿する予定です。

 

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●2021.9.1~2023.12.31記事タイトル一覧は

 こちらの記事(旧ブログ)からどうぞ

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