寺子屋塾生への33の質問(6人目:Y.Oの場合)
2021/09/17
2019年夏に本田信英さんの作成した「寺子屋塾生への33の質問」をもとに、塾生に対して行われたインタビュー内容を9/12から一人ずつご紹介しています。
本日6人目に登場する塾生はY.Oさん。
では、どうぞ〜 (^^)/
名前:Y.O
肩書き:フリーター
入塾時期:2019年1月
1 .旅行に行くとき、場所、日時、メンバー、予算、やることのうち、なにを最初に決めますか? また、それはどうしてですか?
まずは日時ですかね。やっぱりその自分の仕事だったり予定だったりの関係を見て、行ける日をまずは計画を立てないとどうにもならないかなということ。だれか誘うにしても、まずは日にちをなんとなく決めないとどうにも動けないかなと思うんで、まずは日時を。そうですね……だと思います。
2 .桃太郎の全ての登場人物の中で、あなたが最も共感するのは?
えっ、共感ですか? えっ、桃太郎に共感? ……うーん、むつかしいですね。そうだな、おじいさんおばあさんに桃太郎に、犬、キジ、サル、鬼くらいかな。キジですかね。なんとなくそういう桃太郎が戦いに行くっていう、なんかそういうなんかしに行く人には興味あるけど、一番後ろからついていくみたいなイメージ。自分が先頭切ってはいかないけれど、興味があるから、後からついていくみたいなイメージのキジですね。
3 .五感[聴覚・視覚・嗅覚・味覚・触覚]の中で大事にしていることは?
うーん、そうだなぁ。一番でいうと視覚なのかな。やっぱり目で見る情報が一番なんか大事な気がします。まあ全部大事だけど。
4 .あなたは、まわりの人からどんな人だと言われることが多いですか?
まわりの人から、何個かいいですかね? よく言われるのは話しやすいとか、なんか優しそうとか、大人しそうとか、まあそういうようなことをよく言われますかね。
5 .井上淳之典さんの第一印象は?
第一印象ですか? うーん、なんだろ。なんか興味深いというか、あの一番最初にたぶん会ったのが本田さんと廣安さんの50人インタビューゲーム達成のやつだったと思うんですけど、あの時に初めてお会いして、なんかすごく話の引き出しがいろんな話をされたので、すごい興味深い、面白い……面白いというと言い方がアレですけど、あの知識も豊富だし、なんか凄い方だなという印象でした。
6 .寺子屋塾に入ろうと思ったきっかけはなんですか?
きっかけはあれですね。インタビューゲームですね。インタビューゲームって面白いなって思って、寺子屋塾でまあやってるならちょっとどんな感じか行ってみたいなというところから興味を持って、確か最初は思ってたけどなかなか行動に移せず、結構何ヶ月もずっと思ってただけなんですけど、まあ勇気を出して、あれなんだったかな? 記憶が曖昧ですけど、なんか本田さんに連絡をしたようなイメージが……。で、なんか井上さんに連絡していただいてみたいな感じだったような。で、そこから初めてやっと来たっていうそういう流れでしたね。
7 .寺子屋塾生になっていなかったら、いまのあなたはどうなっていましたか?
えっ、なっていなかったら……。そうだな、なんかなってなかったら、まあなんていうんだろう? あのアレかもしれないですけど、結構寺子屋塾ってすごいその、たとえばまあインタビューゲームとかもそうですし、未来デザインとかもセルフインタビューというか、結構自分のことを考える機会も多いし、だから入って、そういういろいろ考えることがたぶん増えたかなと思うので、まあそういうきっかけというか機会がここに入って増えたというかできたので、それがないっていうとちょっとアレかな。面白みに欠けるというとアレですけど、入ったことによってよりいろいろと考えて、そういう機会が増えたかなと思います。
8 .塾生になる前と後とで、生活にどんな変化がありましたか?
うーん、一番大きいのはやっぱりらくだプリントを毎日やるっていうのが生活の中に入ってきたので、あのまあ寺子屋塾に入る前は別にそれなくさーっと生活していったのを、一日のうちでどこでプリントをやるかとか、あのそういうできない時は「なんでできなかったのか?」とかっていうのを結構考えると、自分の生活での時間の使い方が下手かなとか、そういうことがだんだん見えてきたので、結構ただの算数のプリントだけど、生活に結構関わってくるなっていう実感が出てきました。自分の生活を見直すことができた。
9 .寺子屋塾の空間は、あなたの知っている他のどんな場所と似ていますか?
えー、寺子屋塾ってほかになんかないような気がしますね。どうだろ、うーんそうだな……。似てる、か。あの、なかなかないんですけど、若干だけ搾り出すとなんか自分の知っているカフェに似ていると思うんですけど、あのカフェ「バオバブの木」というところがあって、そこがなんか塾もやってるんで、カフェもやってて、イベントもやったりしてるんで、ちょっとだけ似てる感じがあるかなと思います。
10 .寺子屋塾から連想するキーワードを3つあげてください。
寺子屋塾から連想するワード3つですか? えーっと、教えない教育。インタビューゲーム。らくだメソッド。
11 .寺子屋塾で絶対起こらないことがもしあるとしたら、それはなんでしょう?
えっ、寺子屋塾で絶対起こらないこと。ええ、難しい。絶対起こらないことか……。絶対っていうと、アレですね。なんかあのあんまりこう人の喧嘩とかが起こっているイメージがないんで、そういう争いごととかが、なんかなさそうですけど。なんか自分の答えにだんだん自信が……。こういう答えでいいのかなって感じですけど……。
12 .このまま塾生を続けたとして、3 年後に、あなたはどうなっていたいですか?
うーん、3年後は……。塾に入る前の悩みとして、やっぱり自分がなにをしたいのかわからないというのが一旦あったんですけど、あの仕事をやっていたり、イベントをやっていたりするんだけど、なんかだんだん結局自分はなにがしたいんだろう悩みが結構根本のところであったので、その部分をしっかりしたいというか、うーん自分が基本的な基礎ってなんなんだろうというところを、やっぱりインタビューゲームとかそういう未来デザインだとかいろんなことを通して、固めていきたいなと思います。
13 .「入学式も卒業式もありません」がキャッチフレーズの寺子屋塾ですが、あなたはどうなったときに、あるいはどういうタイミングで卒業しようと思っていますか?
えー、どういうタイミングで……。まあなんとなくそのさっき言ったようななんとなく、自分はこういう思いでこういうことをやっていくんだっていうようなことが寺子屋塾のプログラムを通してわかってきたり、ああむつかしいですね。それでも終わりはないような気がするからむつかしいですけれど……うーん、むつかしいな。そうだな、まあ……むつかしい質問ですね。これは。あんまりそこは考えてなかったですね。卒業か……。
うーん、そうだな。結構むつかしい。まったく考えたこともなかったので、答えが出なかったでいいですか?
14 .いままでにあなたに影響を与えた塾生はいますか?
本田さんは影響を受けましたけど、インタビューゲームの、まだ塾生になる前にやっぱり50人達成会かなんかに参加したので、そこでの話とかはすごく自分の中で学びになったというか、そういうのがあるので、本田さん廣安さんがその時やっていたので、そこが影響ありますね。
15 .あなたの知っている範囲でかまいませんので、ほかの塾生を見て、聞いて、気づいたことがあれば挙げてください。
うーん塾生を見て気づいたことっていうと、なんかわりと皆さんその、あれですねそれぞれがあの、結構自分が来る時って毎回あんまり人がいないので、交流はなんかあんまりできてないんですけど、その中でも数人会ったり話した中で、やっぱりそういうなんかいろんなことに興味がある人が多いというか、その本でもそうだし、そういう未来デザインとか見てても、結構そういうわりと行動的でいろんなことに興味があるっていう感じの人が多いなっていう印象と、あとそれぞれがそれぞれの課題を結構持ってて、すごくあのいろいろ考えているなっていう印象を受けましたね。
16 .もし塾生に共通のものがあるとしたら、それはなんだと思いますか?
共通のもの。いつも井上さんが言っている、あのなんか「質問力」みたいなのをよく言っているんですけど、なんかみなさんそういうのが共通的にあるというか、そういう風に思います。なんかいつもここにいると、結構皆さん塾生の人が井上さんがいろんな質問を投げかけていたりだとか、で、未来デザインとかインタビューゲームの4時間セッションとか参加しても結構皆さんすごいそういうどんどん質問が出てきたりするので、普段からそういうことを気にしているのか、まあ皆さんそこがたぶん共通して持っているのかなと思います。
17 .知り合いを寺子屋塾に 一人誘うとしたら、それはどんな人ですか? その理由もあれば教えてください。
一人誘う……。そうだな、一人か。だれかな? なんて言ったらいいかな。友人の一人の人が、なんか最近いろんな面白い場所に行きたいとか、いろんな人に会いたいって言ってるんで、その人にちょっと紹介して見たいですね。なんかその方はベトナムでカフェを経営しているんですけど、なんか日本に帰ってきた時に毎回会うんですけど、なんかそうすると「面白いカフェない?」とか「面白い人いたらちょっと会ってみたい」ということを毎回言われるので、寺子屋塾はなかなかほかにないような場所だし、結構面白い話も聞ける場所だから、その人のそのそういうちょうどいい、紹介したら面白いんじゃないかなという風に思い浮かびました。
18 .いまのあなたは、どんなことに対して苦手意識を持っていますか?
うーんと、まああれですね。知らない人がいっぱいいると喋れないということとか、人前で喋れないとかそういうことがすごい苦手なんで、なんとかしたいと思っています。
19 .「『事実』と『真実』の違いは?」と問われたら、なんと答えますか?
なんだろ、事実と真実か……。えっ、むつかしいですね。うーん、事実はホントにその出来事そのもの。うーんなんだろ、真実? いま何問目ですか? 19問目……。パスです。
20 .「できないこと」に直面した時、いまのあなたならどう対処しますか?
うーんとできないことに対して、自分がなんでできないのかとか、どうしたらできるのかとか、とりあえずまあ自分の中で考えるっていうことと、あとはまあそのたとえば仕事なら仕事で、そのだれかに聞いてみるとか、アドバイスもらったりだとかっていうので、自分の考えと客観的な考えを組み合わせて、なんとか試行錯誤していきます。
21 .あなたにとって、居心地の良い空間に欠かせないことはなんですか?
居心地のいいっていうと、否定されないってことですかね。なんか否定されると喋りづらくなるので、なかなかやっぱり居心地が悪くなってしまうので。あっ、そうか。人がいる前提で喋ってた。人がいて、否定されずに喋れたりする空間が居心地がいいかもしれないですね。
22 .あなたが「一緒にいたい」と思える人ってどんな人ですか?
うーん、一緒にいたいか……。まあわりといろんな人と話すのが好きだけど、あえて一緒にいたいっていう風に絞るとしたら、価値観がやっぱり合う人、似てる人とかの方がいいかもしれないですね。考えが合う人。
23 .らくだメソッドをやっていて、あなたにとって最大の学びはなんでしたか?
最大の学びは……井上さんに、あっちょっと待ってくださいね。あっ、この前井上さんから聞いた言葉で、「目標にしない」ということ。なんか自分で決めて、毎日どれだけやるっていうのを、あの目標にせずに前提にするっていうのがすごく学びになって、なんかそういうことを聞いたら、普段の日常の生活で、自分って結構すぐ目標にしちゃうところがあるなっていうことがわかってきたので、今まで気づいてなかったけど、勝手に目標にしては全然できなくって勝手に落ち込むということがよくあるなと思ったので、なんかそこが結構気づけたし……。
24 .あなたが自分で気づいているのに目を背けていることは?
気づいているのに、目を背けている……。なんだろ、さっき言った苦手なもので、あれですかねその、たとえば人前に出て喋るっていうのがすごいできないとか、知らない人がいっぱいいると喋れないっていうのが結構苦手意識としてかなり強いんですけど、まあそれがわかっているけど、なんか特に自分でこれといってなにもしていないかなっていう……。まあ、できるようにしようみたいなことをしていないというか、人前で喋るということができないことから目を背けているというのかな。なんかそんな気がします。
25 .メリットがないとわかっていても、喜んでやりたいことは、どんなことですか?
なんか悩んでいる人の心がちょっと楽になるようなこととか、ちょっと助けになるようなこととか、そういうようなことだったら、わりと特に自分にメリットがなくても、まあやりたいなと思いますかね。
26 .「あなたらしさ」ってなんですか?
ええ、自分らしさ。自分らしさか……。自分らしさってなんだろ? なんか……。自分らしさ、えーっとそうですね。人の心を大事にしたいとか、つながりを大事にしたいとかそういうことですかね。「らしさ」ってなんだろ? とにかく、人が好きだから、そういう活動をしたりとか、そういう人が好きってことですね。
27 .もし、過去の体験を一つだけ変えられるとしたら、なにを変えますか?
うーん、一つだけ? 昔働いていた設計の仕事に就くのを変えますかね。むちゃくちゃ辛かった。
28 .自分が心がけている「習慣」を一つだけ思い浮かべてみください。あなたはそれをどのようにして身につけましたか?
これはまず習慣から言えばいいですかね? 習慣は、人生の流れに乗るっていうことを大事にしているのがベースですかね。考え方の習慣になってますね。あのちょっとなんか曖昧でわかりにくい言葉かもしれないんですけど、実生活でいうとたとえば、学校を卒業してから、元々患者として行ってたマッサージの治療院の先生から「うちで働かない?」と言われて、そういう流れが来た時に、スムーズにその流れに乗っていったりだとか、バイト先の人からなにか勧められて、その来た流れにそのまま乗っていくとか、そういう流れを大事にしているということなんですけど……。
えっとなんか、結構ここ数年でその考えが大事になったんですけど、過去をずっと振り返るということをやった時に、今までの人生結構なんか平坦じゃなかったので、学校出て就職して、辞めてとか、ニートになってとかいろいろある人生を全部見直していくと、そこに全部つながって流れがあるなと気づいて、で、その流れってすごい面白いなと思ったら、来た流れに一旦逆らわずに一旦乗っていくというのは、すごいなんか判断の材料としても面白いし、いいかもしれないということにその振り返る中で気づいたので、そういうところから得られました。
29 .物事を「継続」するとなにが起こりますか? 過去の体験でも想像でもかまわないので答えてみてください。
物事を継続すると、まあその継続した時間分だけのなにかの学びと……学びと気づきが得られるだろうなと思いますね。時間をかけた分だけの。
30 .あなたは、寺子屋塾のなにに対して会費を払っていますか?
なにに対して……。うーんとなんか、塾なんだけど、単純にただ算数やるとかそこにお金を払っているっていう感じではなくて、結構もっと大きいテーマというか、人生とかなんだろ、自分の心とか、そういうもうちょっと大きいテーマとして学びがたくさんあるという風に感じるので、そういった大きい広い意味での学びみたいな部分にですかね。
31 .10 年後の自分に尋ねたいことは?
10年後の自分は……。なんかすごいシンプルなんですけど、「幸せなのかな?」っていうのが聞きたくて、なんかいま自分結構悩み中なんで、10年経ったらどうなっているんだろうって思って、10年後の自分は幸せに生活しているんだろうか? って思いますね。
32 .「10 年後の自分に尋ねたいこと」をいまのあなたが答えるとしたらなんと答えますか?
その質問にいま答えるっていうことですか? 今の自分がですか? むつかしいですね。なんかちょうど悩み中なんでむつかしいですね、答えが。幸せな部分もあるけど、ちょっと幸せじゃない部分もあるので、そこをなんとかしたいですね。
33 .いまのあなたにとって一番大事な「問い」は?
自分に対しての問いですか? うーん、人生において一番大切、大事にするものはなにか? ということですね。
インタビュー日:2019/07/24
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