【重要】易経学習の場づくりの今後について
2021/11/22
10/16の記事以降、10月後半の本blogでは、11月から寺子屋塾で易経について学ぶ場をスタートすることについて記してきましたが、入門講座で講師を務める稲地さんと井上との間で、易経の捉え方や学習の進め方についてなど、方針の違いが明らかになりました。
それで、いまの状況のままでことを進めてしまうと、学習を始めたばかりの初学者の方々に対して混乱を招きかねないということから、リアルな場を中心とする入門コースとオンラインの場を中心とする実践コースの2本立てとする運営方針を含め、以下のように大きく方向性を改めることになりましたので、以下ご報告します。
結論から先に申し上げると、11/28を第1回として5回連続で開催を予定していた稲地惠さんの入門講座については中止とし、井上が担当する易経実践のFacebookグループは、期限を定めずに当面試験運用の場と位置づけることにしました。
まず、11/28に予定していた稲地惠さんの入門講座の第1回についてですが、既にイベントページをOPENして参加者募集は行っており、参加を申し込まれている方もいらっしゃいます。それで、予定を空けて頂いている方のために、11/28の14:00~16:00は内容を変更し、井上が「生活実践〜人生哲学としての易」をテーマにミニレクチャーと質疑、参加者相互の意見交換の場を設けますので、易経に関心のある方はご参加ください。以上のような経緯ですので、稲地さんの講座に申し込まれていた方に参加義務はなく、あくまで任意です。
「生活実践〜人生哲学としての易」の内容は以下の通りで、参加費は無料です。
①なぜ寺子屋塾で易を学ぶ場を作ろうと考えたのか
②現在の井上が知り得ている易の基礎知識について
③易から学んだことを具体的にどのように応用してきたか ほか
11/28については以上で、次に井上がファシリテートする「易経実践コース」についてです。
既に一部の塾生たちには伝えていることですが、来春ぐらいのタイミングで、らくだメソッドの学習を日々の基本学習とし、未来デザインや経営ゲーム、考現学、生活デザイン等をオプションと位置づけてきた、これまでの寺子屋塾の学習メニューのあり方を全体的に見直すことを考えていました。
そのため、その見直しと同じタイミングで、易経を学ぶことを寺子屋塾の正規の学習メニューのひとつとして加えていくことも視野に入れて、今般の場づくりを進めてきたつもりです。
具体的には、2016年元旦より5年余にわたって毎日易を立てることを続けていますが、その内容をFacebook井上個人ページに投稿するのを10月末日にて終了。11月からは易経実践コースと銘打ったクローズのFacebookグループを新たに立ち上げ、そちらに投稿する形に切り替えました。そして、10月下旬から在籍している塾生を中心にグループへの参加を呼び掛け始めたのですが、現在では10余名のメンバーが、各自サイコロを振って日筮を立て、グループに投稿することを続けています。
しかしながら、今回の出来ごとによって、現状でわたし自身が易経の学習ガイド役として力不足であることを痛感し、易について正規の学習メニューに位置づけるには、まだ時期尚早であると判断しました。
とはいえ、1日1回易を立てる行為が、易の学習を続けて行く上で基礎ルーチン動作であることには間違いなく、わたし自身、毎日サイコロを振って易を立てる行為は、これからも続けていきますし、そうした作業を手がかりに、易経に対するさらなる理解を深めていくつもりです。
よって、易経実践コースは、いずれは寺子屋塾の正規の学習メニューとして独立できる日がやってくるかもしれませんが、易経実践のFacebookグループについては、わたし自身が自信をもって学習ガイド役を務められるようになるまでは期限を定めず、易経に関心ある方を対象に、情報共有を目的とする試験運用の場とさせてください。
以上、現時点において皆さまにお伝えすべき要件はすべて記したつもりですが、こうした文章で表現しきれないところもあり、この記事を読まれてご不明の点がありましたら、講師を務める予定だった稲地さんや井上まで、個別に直接お尋ねいただければ幸いです。
とくに、入門講座に関しては、開催直前1週間前という直前になって中止、内容を大きく変更する運びとなり、関係する皆さまにご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。諸般事情お酌み取りの上、ご理解いただきます様よろしくお願い致します。
※この記事の文章内容については稲地惠さんの確認を頂いています
2021.11.22 寺子屋塾 井上淳之典