易経実践コースを始めてみて
2022/01/18
寺子屋塾では、こちらの記事などに書いたとおり
昨年11/1から新しい学習メニューとして
易経実践コースを始めたんですが、
今月末でちょうど3ヶ月になるので、
2ヶ月半が過ぎたことになります。
現段階では試験運用的な位置づけなので、
正式なスタートはもう少し先になりそうなんですが
らくだメソッドで学んでいる
塾生たち中心に声をかけ
10名ほどでグループをつくり、
サイコロを振って出た内容を
それぞれの環境のなかで無理ない範囲で投稿し
シェアしてきました。
わたしは2016年のお正月から
6年以上サイコロを毎日振ってきているので、
それなりに学習効果を実感できているんですが、
複数人数でグループをつくって学び合うことは、
ひとりでやるよりも
格段に上がるように感じています。
しかも、けっしてわたしだけの実感ではなく、
最近、塾生の幾人かが易経を学び始めて
手応えを感じるコメントを書いていましたので、
今日の寺子屋blogは
それをご紹介しようとおもいます。
易経実践コースの学習方法は
既存のプログラムにはほとんど見られない
特殊なスタイルのものですから、
詳細について知りたい方は
塾長・井上まで直接お問い合わせください。
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●毎日サイコロを振り、その意味を読み、自分の今と照らし合わせた解釈をして、意地を張りたくても、サイコロにそう言われたら意地を張ってる場合じゃないなと思い、前に進めた体験が何度もありました。
人に正論を言われても、意地を張り、すぐには意地をまげない自分がいるけど、サイコロに言われたら仕方ないなと思う自分がいる事に気付きました。(50代女性・主婦)
●ずっと理想としているのが自然体です。それに対して何かに縛られる、支配されるのは自由でいられなくなるからイヤだと考えてきました。「自然」と「支配」は正反対なもので、自然こそ目指すべきもので支配からいかに免れるかだと考えてきました。
それが易経というものに出合って、善悪がコインの表と裏というのは見方次第ということをより深く考えるようになって、「自然」と「支配」の関係性を考え直しつつあります。
自然は自由なものと考えがちだったのですが、自然という動きも「自然律」という何かしら世の理で定まった支配の上での事象だと考えるようになりました。逆に支配を受けて行動が制限されることによって、在りたい自分はどのようなのか、自然体でいられることのありがたさを感じることができるということでもあります。
ある対照的な事象に対してどちらかが優性でどちらかが劣性だと思いがちですが、表面上から見るだけでなく俯瞰してみることも大切にしたいです。(20代男性・学習塾講師)