寺子屋塾

一人ひとり異なる学習プロセスに立ち合うこと(その1)

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一人ひとり異なる学習プロセスに立ち合うこと(その1)

一人ひとり異なる学習プロセスに立ち合うこと(その1)

2022/03/05

2/1に曜日別に記事内容を決めて以後、

そのカテゴリーに沿って書くようにしてきました。

 

土曜は、教室での塾生とのやりとりや、

らくだメソッド関連の記事を書く日なので、

今日は、昨年11月から寺子屋塾に入塾されて

学習を始められたAさん(50代・女性)が

プリントを学習した後で毎日書いている文章を

ご紹介しようとおもいます。

 

Aさんのことは、昨年12/12の記事に
「学習記録表をめぐっての気づき」
と題して、

ご紹介したことがあったんですが、

そのように一部分だけを抜粋して紹介する形では

このらくだメソッドで学ぶ真の醍醐味は

伝わりにくいようにおもえてきたので、

これまで書かれた文章を、このblogにまるごと全部

ご紹介してしまおうとおもいたちました。

 

ただ、前記したとおり、

Aさんはプリントが終了した後に

気づきを書き残しているため、

4ヶ月分をすべて1日の記事で書くとなると、

さすがに分量が厖大になってしまうので、

半月分ずつに区切ってご紹介します。

 

よって、曜日別のカテゴリーは今日から

しばらくの間は無視してしまうことになりますが、

2/1より前は、

「ガッキーと源さんの結婚を予感していたわけ」

をはじめとして、1つのテーマで

何日も連続して書くことは何回かありましたし、

曜日別カテゴリーはあくまでひとつの目安で、

あまりそればかりにとらわれない様にもしたいと

おもっていましたので。

 

さて、それで、今日ご紹介する分は、

入塾を希望される方にはどなたにも

最初に体験して頂いている

お試し教材プリント(7種類)についての気づきです。

 

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●11/4    小1-24  ミス0

初めてのらくだメソッドのぷりんと。
テストで言うところの100点で、

人生初?素直に超嬉しい。
途中で他ごとが気になる。集中力に欠ける。
左右同じ数字のたしざんは

気分がいい自分がいることを知った。
途中で体内がカーッと暑くなった。

 

●11/5   小2-20  ミス10

スピードを意識した。
めやす時間より短くできて、びっくり。
しかし、間違いが多い。くりあがりが楽にできない。
数を足すことに苦労感がある。
どうやって足すかに、自分なりの法則は無かった。
日頃いかに行き当たりばったりで

足しているのか…と感じた。
昨日よりは長い時間だったが、

集中はしていたと感じた。
小3からは、そもそも問題が解けないと思う。
何を重視して取り組むか。
終わった後は気持ちがルン💕となる。


●11/7    小2-30 ミス26
めやす10分をタイマーセットで実施。
20問を残し10分終了。
引き算、指を使いたくなる。
残り20問は2分28秒かかる。
もっとスピーディーに行うには何が必要か?
→繰返し練習することかな。と感じた。
数に慣れること。
型通りの筆算の方法で解いていくが、

93)99)のような問題は暗算でもできるから、

問題を見る余裕も出てくるとよい。
日常ではいかに数字に触れていないかを実感。
さほど不自由を感じないけれど、

これがクリアできる自分になった時、

どんな景色の日常なのか?と思った。

 

●11/8   小3-14   ミス18
めやす時間12分で実施
14問残して終了。
九九がほとんど言えない。苦痛だ。
たし算、ひき算が楽にこなせないと、

かけ算は苦痛でしかない。
完全に指を使って、仮に置いておく数字の

記憶補助を行う。
→これは、私がこの部分の脳の機能が向上したい!

と思った脳の使い方だと思った。
計算の繰返しで果たしてトレーニング効果は出るのか?
残り14問は6分かかった。
間違えないように丁寧に取り組んだが、2問間違えた。

やはり仮置きの所でミスしている。
小学校中学年の頃から中学生は、

いつも授業の内容がわからず、

小学校一年生からやり直したいと思いながら、

窓の外を眺めてやり過ごしていた。
その時は漠然と小一からやり直せば…と思っていた。
らくだのプリントを通して、

自分の弱点が明確になるから、

何をどうトレーニングすれば良いのか、

ちょっとわかるような気がする。
あの頃はわからないことがどう分からないかも

わからなかったから。

 

●11/9   小4-15   ミス42  めやす時間12分で実施
41問残して終了。

九九が言えないのでわり算はかなりハードルが高い。

スピードに囚われず、まず12分間頑張ろうと思って

取り組んだが一問ミス。

問20は最初に6たてて、7たてて、

ようやく8にたどりつく。
6たてた時点で気づけよ!と思う。

九九が言えない事には先に進めないと思い、

昨夜、YouTubeで九九の歌を流した。

ノリの悪いメロディだったので、

消そうと思ったら、娘がかぶりついてきて、

最後まで見せろ!となった。
何?何?九九に興味あるの?音楽が気に入ったの?
何故かはわからぬままだが、

そうかゆっくりな発達だからそろそろ

小一くらいに入学時期なのか?と気付かされる。
学べる準備が30年かけて整ってきた所だが、

こちらとしては今更…と思っているから気づかない。
いくつになっても、どんな脳の機能でも、

脳は発達したがっているのかもな。という気付き。
らくだって不思議ちゃん🐪

残した問題はまた明日???

 

●11/10   小4-41  ミス63  めやす時間10分で実施
61問残して終了。

まず、約分の意味を忘れていたので、

この答え方で当たっているのか、

答え合わせまで心配だった。

28)に関しては少し考えたけれど、

答えを見いだせなかった。
九九の範囲内でしか検索していないのが

よくわかった問いだった。

時間を気にせずもうしばらく考えても

ピンと来なかっただろう。

答え合わせの時に答えを見てピンときた。
これは面白かった。今までのプリント、

たし算、ひき算、かけ算、わり算は

必ず正しい答えがあって、

数を間違えなければ正解なんだけど、

その足したり引いたりを

正確にできないから間違えるし、

脳みそをぐわ~っと使って、体がほてるし、

脈も早くなる感じがあったが。
素数?同士が並んでいるのを見るだけで、

肌感覚で、これで良し!みたいな感覚が

湧いてくるのが不思議だった。
それでも、26)は気付かず間違えたけれど。
6/16は後から見ても、これが間違ってるとは

肌感覚で気付けない組み合わせだ。

自分の数字に対する不思議さを

発見したプリントだった。


●11/11  小5-25
終わりました。ついに0点???
2)~6)まで、答えは合っているようなんですが、

途中の式が違っています。
これは正解になるのかな?ならないのかな?

やはり、そもそも出題の意味も

わからない域になりました。

 

※この続きはまた明日!

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