NHK出版「学びのきほん」シリーズのこと
2022/06/17
本を読んでいなくても参加できる読書会
つんどくらぶでは、毎回1冊の本を
お題本としてとりあげ、参加者の皆さんと
声に出して読み、読んだ部分について
意見交換するという形で進めています。
(次回は7/3開催です。イベントページはこちら)
昨年から今年にかけてとりあげた
藤田一照『ブッダが教える愉快な生き方』の2冊は、
ともにNHK出版の「学びのきほん」シリーズから
セレクトしたものだったんですが、
とても内容が良く、参加された皆さんからも
好評をいただきました。
このシリーズは、基本が学べる入門書でありながら
いわゆる正面玄関から切り込んでいくような
オーソドックスな内容に終わっていませんし、
それなりに知識や情報をもった人が読んでも
新しい発見が得られるように工夫されています。
そうしたクオリティの高さもあってか、
本がなかなか売れないと言われるいまの時代にあって、
結構よく売れているようで、
きっと優秀な編集者が関わっているんだろうなと
おもっていたところ、
発案者であり編集担当であるNHK出版の
白川貴弘さんへのインタビュー記事をみつけました。
教養書の“革命児”は読んだら実践したくなる!
大人の知識欲をくすぐるNHK出版『学びのきほん』 2020.4.14
詳しくは記事を読んで頂ければとおもうのですが、
アタマで覚えるような知識ではなく、
日常生活や人生に活かせるような
カラダで感じる知恵をと書かれていて、
何を価値あることと考えているのか、
どんな問題意識をもつ人に読んで欲しいのか、
明確になっているところと、
著者との意思疎通や信頼関係づくりを
丁寧に行うだけでなく、
新たに生まれる偶発性や臨場感も
大切にされている姿勢が何より素晴らしいですね。
学びのきほんシリーズの編集スタンスは、
寺子屋塾での学びの場づくりにおいても
同じように大切にしたいとおもいましたし、
わたしはますます学びのきほんシリーズの
ファンになってしまいました。
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