調味料は塩より油が重要!
2022/08/09
火曜は生活デザイン、ヘルス関連の話題を
投稿しています。
6/7の記事で原始人食のアウトラインをご紹介し
6/14の記事では、食物全体で炭水化物の占める比率を
やや減らしてはいるものの、
糖の代謝をしっかり回すことが健康体の源で、
穀物をやや減らして単糖、二糖、果糖中心に変え
残留農薬の少ないパイナップルや
天然ハチミツを摂取していることを書きました。
今日のメインテーマは調味料について。
調味料は毎日使うモノですから、
どう選ぶかがとても大事です。
調味料のなかでよく問題にされるのは塩ですが、
現在のわたしが一番気をつける必要があると
感じているのは「油」です。
たとえば、動物性の油と植物性の油を比較すると、
「動物性の油が良くない」と言われることが
少なくなく、わたしもそのように信じて
疑うことのなかった時期が長くありました。
でも、それが本当に真実であるという根拠が
いったいどこにあるかと改めて問うと
どこにも見つけられないんですね。
何が事実なのかという観点で見直してみると、
原始時代には、動物の肉などから
摂取する脂肪分が大半だったのが、
人間が農業を始めて以後、
植物性油の摂取が増えるに従って、
さまざまな病気が増えてきているデータは
確認できるのです。
結局、植物性油で摂っても弊害が少ないのは、
ココナッツオイルのような低温になると固まる
飽和脂肪酸です。
胡麻油やサラダオイルのような
オメガ6は良くないけれど、
亜麻仁油やえごま油のような
オメガ3の多い油ならば健康に良いという情報が
あちこちに見受けられるんですが、
それも事実であるという根拠は
見つけられませんでした。
昨年の春に、ようやくこのことに気がつき、
以後、油を調理に使う場合には
質の良いバターを使い、
植物性オイルは極力使わないように
心がけているんですが、
わたしの身体はどんどん調子が良くなっているのです。
ただ、このことは、
メインストリームのアカデミックな領域や、
世間的常識に照らすと真逆な話なので、
その根拠を読まれる皆さんが納得できるように
書いていくためには、
それこそ本1冊分ぐらいの文章が必要なので、
今日は結論のみ記しておきます。
塩については、減塩がよく言われるのですが、
何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」で、
減塩の弊害については
あまり語られていないように感じるのは
わたしだけでしょうか。
わたし自身、豊岡先生の治療を
受けるようになって以後は、塩分に対して
とても敏感になってきていることもあって、
摂りすぎると血圧が上がりすぎてしまうため
血圧が上がりすぎない範囲で
良い塩を適量摂るように心がけています。
わたしだけかもしれませんが、
海の塩はどうも合わないように感じるので、
調理には写真のような岩塩を使い、
味噌や醤油も、海の塩を使っていないものを
使うようにしてきました。
そうです。
食品そのもののクオリティの問題と、
その食品が個別の身体に
合っているのかどうかという問題が
混同されているように感じることも、
見過ごせないポイントです。
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