寺子屋デイ2022②を開催しました(その2)
2022/11/04
11/3は恒例の寺子屋デイを開催しました。
昨日プレイヤーとして参加された8名の内訳は、
塾外から1名、モト塾生2名、塾生5名です。
インタビューゲームのペアは、
ファシリテーターを務めてくれた坂田さんが
同じタイプのクッキーを2つずつ四組用意していて
それを使ってくじ引きして決めました。
昨日投稿した記事はほぼ写真だけのupでしたので、
今日は昼間のメインプログラムに参加された皆さんが
終了時に書いてくださった感想カードをご紹介します。
●久々にインタビューゲームをやって、「そうそうこんな感じ」と感じました。結局、自分が求める理想に辿り着くことはできなくて、それがもやもやする原因ではあるのだが、 そこと付き合いながら、もがき、進んでいくのでしょうね。 まあ、いいじゃないですか。答さんぼちぼちやっていきましょう。
●いつもほかの人と重なる部分がありますが、今回はそれが濃いなと思いました。 濃いということが共通しているという助けになる一方で、黒に近づくみたいな違いが分かりにくくなる、思いこみが生まれやすくなるということも感じました。 主人公って憧れるよな〜
●カッコイイとは何か。 プライドとは何か。なぜとらわれたらゆずれなかったりするのか。これからもインタビューゲームや対話を通していて考えていきたいです。
●本日もありがとうございました。 今回は「今までの人生におけるターニングポイントは?」という質問の答えから上手く深堀りできたと感じます。インタビュー終盤で他己紹介のタイトルが浮かんだのは今回が初めてでした。そういった意味でも、流れに沿って、聞きたいことを聞けたと感じています。相手の方は これまでも何度かインタビューゲームをされたそうですが、「その時に一番気にしていることが話題になる」というのが面白かったです。 質問する側はそんなこと分からないのですが、知らないうちに話し手が一番話ししたい話になっていくのかもしれません。 インタビューされる倒で面白いなと感じたのは、「おこづかい(自分で自由に使えるお金)は何によく使いますか?」という質問から始まったことです。この質問からも相手が大切にしていることが見えてきて深張りしやすいのだなと感じました。
後半の振り返りでは「コミュニケーションとは何か」「かっこいいとは何か」「ブライドとは何か」といったてつがく対話にも使えそうな話題がたくさん出てきて面白かったです。 その人の価値観も見えるし、自分自分のことを振り返る時間にもなるのでとても有意義な時間でした。 来年度も部活の大会がなければ参加させていただきます。今後ともよろしくお願いします。
●「 インタビューについて」
質問をするときには、聞きたいことをききます。話すときもそうです。20分の間で、聞く予定、話す予定のなかったことがいきなりでてくることがあります。これは2人のコミュニケーションだからこそ生まれるものです。これは2人特有のもので、コミュニケーションを行う意味の一つかもしれないと思いました。
「シェアタイムについて」
会話、質問に使われる言葉一つ一つの意味(皆さんがどう使うか?)に気がとられることが多かった。 また、それについて考える、語ることか好きであることを再認識できた。話のネタ、テーマ作りのためにインタビーゲームと行っているわけではないけど、なぜか安心して話すことができる。
●自分も口にしていないだけで、外観的な〝かっこいい〟と自分か本当に思っている〝かっこいい〟のギャップに悩まされている。だがどうするべきかは知っているはずなのに何故か悩む。けど両方ともあっていいんだと気づけた。きっとコミュニケーションとはこういうことだと思う。 新しい価値観に気づける。それは自分の為になるかならないかは関係ない。そんな価値観を知っているということが大事なんだと思った。
●久しぶりのインタビューゲームで、質問、うまくできるかなと少し心配してましたが、 始まってしまえば聞きたいことがたくさん出てきて、20分・・・もっと話したい!と思いました。 インタビューされる側になってみて思ったことは、どんな話の入り口でも、 今自分が一番気にしてることに話題がたどりついて、滞留するということです。 そして、盛り上がらないと、おもしろくなかったかな・・・と気にしてしまうけれど、後で話をしてみると、おもしろかったです と言ってもらえることもあって、自分で思ってる盛り上がり度って、あんまり気にしなくていいのかな って思いました。 最後のふりかえりはもっと時間がほしいと毎回思います。自分でもんもんと考えているだけでは分からなかったところまでたどりつくことができて、とてもいい経験になりました。今日もありがとうございました。
会の終了時に、ふりかえりのセッションでは、
コミュニケーション力について
言及することがあったので、
朝日新聞朝刊1面に毎日連載されている
ちょうどコミュニケーション力を
テーマにして書かれていたことや、
5年前にわたしが書いたつぶやき考現学のNo.63も、
インタビューゲームとコミュニケーション力に
言及した内容だったことを紹介しました。
また、昨日のプログラム全体の進行役、ファシリテーターをつとめた坂田美佐子さんのふりかえり文はつぎのとおり。
●今回、ファシリテーターというお役目をいただきましたが、最初から最後まで、本当にこの場や皆さんに助けていただいたと感じる会となりました。 今日で3回めでしたが、回を追うごとに緊張自体は減っていきます。 以前は〝アレができなかった〟〝ここをこうすればよかった〟など自分の反省点をみつけ、自分責めしてしまうこともあったのですが、いまはある程度開き直りと言ってしまうと何ですが、あまり執着がなくなってきていたり、どう転んでも大丈夫だとおもえるようにもなってきているので、ある程度落ち着いてできたのかな(精神的な面で)とおもいました。
ファシリテーターの立場になってみると、改めてファシリたくさんされている方々や井上さんすごいなとおもいました。ふだんプレイヤーとして参加しているので、少し遠くからみることができるのも、おもしろいなとおもいました。またプレイヤーとして参加しつつ、ファシリテーターとしても機会があれば参加させていただきたいとおもいます。ありがとうございました。
プログラム全体の時間配分としては、
インタビューゲーム4時間セッションと
ほぼ同様で、
冒頭挨拶+自己紹介20分、ルール説明20分、
ペア決め5分、インタビューゲーム65分
休憩20分
ふりかえりセッション100分
感想カード記入10分
なんですが、あっという間の4時間でしたね。
皆さん、おつかれさまでした!