寺子屋塾

7〜11月の学習ふりかえり文ご紹介(Aさん・50代女性)

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7〜11月の学習ふりかえり文ご紹介(Aさん・50代女性)

7〜11月の学習ふりかえり文ご紹介(Aさん・50代女性)

2022/11/05

土曜は原則として教室での塾生とのやりとりや、

塾生の書いたblog記事を紹介したり、

らくだメソッド関連の記事を書いたりしています。

 

昨年11月から寺子屋塾に入塾されて

学習を始められたAさん(50代・女性)は、

プリントを学習した後でふりかえりの文章を書かれ、

Facebookメッセージで毎回送られて来るんですが、

今年の3月には、それまでに書かれたふりかえり文を

半月分ずつ9回に分け、

このblogで毎日続けてご紹介したことがありました。

一人ひとり異なる学習プロセスに立ち合うこと を
(その1)として(その9)まであります。


またAさんからは、毎回のふりかえり文の他に、

これまでは、2ヶ月毎に学習をふりかえって

書かれた文章も送られて来ているんですが、

そちらは次のリンク先記事をアクセスして下さい。
11月半ばから1月半ばまで(3/9)
 

1月半ばから3月半ばまで(3/26)

 

3月半ばから5月半ばまで(5/28)

 

5月半ばから7月半ばまで(8/20)

 

それで、7月半ばから9月半ばまでの

2ヶ月間の学習をふりかえって書かれた文章は

送られて来ていなかったんですが、

7月半ばからこれまでの約4ヶ月分のふりかえりと

これからの方針もふくめて書かれた文章が

先ほど届きましたので、

今日はblogではそれをご紹介することにしました。

 

(引用ここから)
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《7/16~11/5の約4ヶ月間を振り返って》

プリントを始めて9ヶ月目以降、

丸1年まで残りあと10日
113日間(2日休んだ日があった)プリント222枚
小4-22~小5-14(33コマ)進んだ

 

らくだプリントを始めてから日々の振り返りを

さらに2ヶ月毎振り返ってきたが、

10ヶ月目を終えた時点で挫折。
プリントを1年間とりあえずやってみるのスタートから

残り10日となり、慌てて総括する。

 

2ヶ月毎に振り返った4回の報告を読み直し、

よく書けているなぁ~が率直な感想だ。


そして、今日までの約4ヶ月間の日々の振り返りを

読み直してみても、よく書けているなぁ~だ。

(何を言っているのかわからないこともしばしばあるが・・・)
自分がイメージする自分が書いたとは思えない。


9月頃からの振り返りは特に面白い。

・らくだメソッドを「らくだちゃん🐫」と擬人化して、

 心のゆらぎを打ち明けている文章が面白い。
・プリントが合格しない理由をあれこれ仮説を立てて、

 言いたい放題な文章も面白い。
・脳機能の不思議さを考察している文章も面白い。

 そんな感じだ。


以下、その自画自賛なふりかえりを記録しておく。

 

・“頭の中で計算せずとも勝手に手が動く場面が

 数回あり。
 思考の方が遅れをとって、本当にその数字で

 合ってるの?と後追いする感じだが、

 手は次の問題を解いている。
 これってたまに目の前を凄いスピードで過ぎ去って、

 何が書いてあるか読み取れなかったのに、

 少し時間が経って、あぁ◯◯って書いてあった。

 みたいなタイムラグと同様の現象かなと思った。
 脳の機能はミラクルだ✨”

 

・“小2-36のかけ算のプリントは、

 そろそろ音でアウトプットすることから、

 視覚でアウトプットできるようになると、

 約分の助けになるのではないか?と思った。
 九九を見ただけで答えが思い浮かぶ。

 そんな風に丸暗記できたらなぁ。
 いつかそんな風になるのかぁ?
 そんな疑問が継続になっているんだとも思う。”
 ⇒この後、そろばんを使って視覚的に記憶できないか

  試してみるも、即やめた。

 

・“日々並行して行うかけ算、ひき算のプリントを

 継続して取り組むのもタイムという結果から、

 計算をより暗黙知の領域へ近づけたいと

 自覚的に取り組んでいるからだろうと気づいた。
 なぜ継続できているのかと考えていると

 そんな風に思った。私にとって

 韓ドラを観ること、友達とおしゃべりすることと

 同様に適度な脳への刺激が心地よいのかなと。

 できない苦しみも含めて”

 

・“このプリントをクリアするとそんな約分、

 日常では使わないからすぐ忘れちゃうのに…。
 何のためにやるのか? なんて考え出したら

 ブレーキがかかちゃう。単なる脳トレだよ。
 あっちこっちの部位を使うトレーニングだよ。
 そうやって知らない間に脳が成熟してるって

 思うことで、淡々とやる気になる。はい。また明日”

 

・“学習記録表のおかげでどの様に変化しているか

 見つける事ができる。
 あらためて、セルフラーニングの仕掛けにハマった

 自分が悔しい😝(ひねくれ者なので…)”

 

・“やればできるを実践したね。
 やらなきゃできないを証明したね。”

 

・“合格、不合格に重きを置かず

 観察する思考に移行していきたい。
 しかし、合格、不合格は何かをはかる目安になる。
 そう何かの基準だ。
 良し悪しではないことはもうわかっているが、

 負けず嫌いの私は

 そこに感情が揺さぶられるって訳だ。”

 

・“本日のBGMはまた辻井さんだ。くるみ割り人形。
 何じゃこれ?ピアノだけなのに

 オーケストラで聴いているような演奏じゃん。
 なにがどう違うのかさっぱりわからんが、

 なんか違うとだけ感じた。

 YouTubeでkazeくんのピアノ演奏に

 度肝を抜かれた時と同じような衝撃。

 彼もまたピアノが歌っていたのだ。

 音楽の世界も楽しいなぁー。世の中の奥行きを

 感じ取れる感性が育ってきたのかなぁ。
 これ、🐫ちゃんの功名?
 なんだか、楽しいっす💕

 追記:感性が育ってきたのでは無くて、

 言語化できなかった内的思考を

 言語を使って表現する力が、

 らくだメソッドの日々の振り返りの積み上げで

 培われたのだと思った。”

 

・“ひき算のプリントは、やりながら、何でいつまでも

 やってるんだろうと考えていた。
 私なりの目指す感覚があって、

 それに到達できていないからだと思う。

 10の補数のひき算の時のような、

 瞬時に答えが浮かぶ感覚。
 これを補数でなくてもできるようになりたい!

 という目標があるからだ。

 現実と目標の乖離が体感として感じられる。
 タイムを見れば、

 めやす時間の2/5以下でこなせるんだから、

 もういいんじゃね?と囁く

 エンジェル👼ちゃんと、

 納得いって無いんだから、続けるべきでしょ!と

 悪魔👿ちゃんが言う。

 「べき病」の発症要因が、まだまだ私の中に

 存在している事を確認😱

 おもろいぞ、ふりかえり💕

 言語化して、存在に気付いた。”

 

・“今日のひき算のプリントで気付いた事がある。
 最近は1分台で終える事が続くようになったが、

 リズムが崩れるとすぐ2分台になる。
 今日も最後の問題を終えた時点で、

 今日は2分超えたなと感じたが、

 結果は1分台だった。
 私はプリントを終える瞬間に

 タイムの見立てをしている。

 即、結果と照らし合わせる。見立てと結果のズレに

 何かしらの考えが浮かんだり、

 感情が湧き出てくるんだと思った。
 それは喜怒哀楽と共に脳への刺激となって、

 これまた継続のためのひとつのエッセンスなんじゃ

 無いか?と仮説する。

 あー。仮説がいっぱいで、検証が大変だ😜”

 

・“ふぅ〜。順調、順調。
 こんな風に日々とんとん拍子で進んだ場合、

 どんな気持ちなんだろう?あの苦しみ、悔しさを

 噛みしめずしてどこへ行くのやら…。

 何をもってして順調と言うのやら。”

 

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スタート時にまずは1年やってみると決めていたので

10ヶ月目を過ぎた辺りから、このまま続けるのか、

やめるのか気になりだした。


丸1年まで残りあと10日の時点で

やらなかった日は2日。

泊りで出かけたのでプリントは持って行かない!と

自分で決めてやらなかった1日と、

そのお出かけで疲れすぎて帰宅した翌日は

「もういいや」と緊張の糸が切れていた感じだ。


しかし、その2日間を除き、

毎日継続したことが謎でしかない。

なので、最近のふりかえりを読んでみても、

なぜ継続しているのか、

その理由を探しているような文章が目立つ。
また、1年でやめるかどうかの理由も

同様に探していた。

継続できた勝因のひとつは、自分との闘いにしないで

第3者の目を入れたこと。
やったという証拠のプリントの写真と合わせて

先生にふりかえりのメッセージを送るという

環境設定にしたことだ。

 

もし、これが勝因となるなら、

私はどれだけ“ええカッコしー”な人なんだと思う。

が、日常を振り返ってみても、誰かの存在のおかげで

律することができるというのは明らかなこと。

 

そんな訳で、この仮説を検証するべく、

2年目からは先生にメッセージを送らないということを

実践してみようかと思う。
途端に継続できなかったら、勝因の仮説に間違いない!

ということになるのかな。


期限はさらにもう1年ということではなく、

6年生修了まで継続する。とする。

はてさて、“継続は力なり”というが、

本当にそうだと思うし、その継続ができないんだよ!

と思う。
このミラクルに継続できているプリントのゆくえ…

どうなりますやら楽しみだな。

 

先生にはメッセージを送らないとしても、

ふりかえりは継続するとして、どこに記す?


Facebookとかにアップなんぞした日にゃ、

それこそ「いいね」ボタンがあるばっかりに、

他人の評価が気になって心病むだろうから、

そんな気にはならない。


淡々と報告書のように記せるよきツールがあれば

教えて頂きたい。(誰に言っとるねん!)

この振り返りの冒頭に「面白い」と

私自身が面白がってる。


先日、先生からおススメされた

NHK「最後の講義 俳優・柄本明」を観た。そこに
「やってる人が楽しければ、観てる人は楽しいよ」

というフレーズがあった。

私だけのノートに記すのでなく、楽しさを誰かと

共有できたら、算数プリントをただ淡々とやることの

副産物も得られるのではないかとも考える。
そんな理由から、とりあえず6年生修了まで継続する。


やりました証拠を先生に送りつけないという環境設定を

解除する代わりに、なんらかの形で

WEB上にふりかえりを記していくこととする。

 

それから、もう1点、計算ができるようになったら、

顔がキリッとなるのではないか?と

子どもの頃から考えていたことがあったので、

ビフォー・アフターの写真も2ヶ月毎に撮ってみた。
ジェニファー・ロペスのようになったらどうしよう?と

スタート時点で過度な期待感があったことも

記しておきますが、結果は明白。
勉強ができないことと合わせて、

コンプレックスからそう考えるようになったか?
お勉強ができる女の子は、キリッとしたお顔の子の

印象が大きかったのだろう。
それくらい、算数ができるようになるということは

青天のへきれきに値する事柄だと考えていた私。

最近変わったね!なんて言われることは無いが、

変化? 一進一退? している自分も気に入っている。
もうしばらく、やってみる。

 

以上、あと1年まで残り10日の時点のふりかえりと、

今後の方針でした。
 

 

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