2021年の井上淳之典10大ニュース(その2)
2022/01/08
昨日の記事でタイトルだけをご紹介した
2021年の10大ニュースの(その2)で、
①〜⑤までの詳細コメントを記します。
①塾生のひとりがらくだメソッドの教室を開設
塾生の本田信英さんが「学び場はねのばし」を
OPENしたことについては
12/22の記事にも書きました。
自営業に定年退職はありませんし、
わたしも生涯現役でやっていくつもりでいますが、
それでも今年2022年は、誕生日がやって来ると
母が亡くなったのと同じ63歳になります。
本田さんには、今までにもわたしが依頼を受けた
大学や社福協からのファシリテーション研修を
バトンタッチしてきたんですが、
らくだメソッドの教室についても、
この先、わたしにもしものことがあったときに、
いま在籍している塾生たちを託せる人、
場が出来たことは、
わたしにとっては大きな安心材料のひとつでもあり、
10大ニュースのトップとしました。
②春から原始人食を始める
崎谷博征医師の提唱する〝原始人食〟については、
2014年頃に著作を手に入れて読んでいたので、
情報そのものは得ていました。
でも、わたし自身にとって
何をどう食べるかという問題は
20代前半から40年以上という長い時間にわたって
継続的に考え実践してきた重要テーマでもあり、
とりわけ、マクロビオティックの穀物菜食を
長年にわたって実践してきた者としては、
米や小麦などの穀物の摂取量を減らし、
蜂蜜や果実などの糖質、動物性タンパク質、
バターなどの動物性油脂を
積極的に摂取することを推奨する原始人食は、
簡単には受け入れ難い食事法で、
実際にやってみようとおもえるまでに
7年近くの時間が必要でした。
長年にわたって経験を積み、知識や情報を
沢山得ている者ほど、
それをすべてクリアして
0ベースで物事を考えることが
難しくなってしまうからでしょう。
でも、10年以上という長期間お世話になって
信頼していた主治医の豊岡憲治先生が
2019年頃からわたし自身の身体に
徐々に生じつつあったトラブル、
新型コロナ騒動などが発端となって
「人間にとって真に正しい食とは何か?」
という問いが改めてわたしの脳裏に浮かんで、
吉本隆明さんから学んだ
「原理に立ち戻って物事を考える姿勢」を
食や健康というテーマに適用し、
世の中の常識や定説とされていることの
ひとつひとつを0から見直してみたときに、
結局、わたしは人間の〝食〟について
これこそが真実だと言えることを
何もわかっていなかったことがわかって、
分子生物学や生化学の基礎を
1から学び直すことによって、
〝原始人食〟というコンセプトは、
重要な指針になり得ると考えるようになりました。
一般に食生活の変化で
身体の体質が入れ替わるまでには、
3~4年かかるとされますし、
わたし自身の実践期間が1年に満たず、
まだまだ実験途中のことでもあり、
またこのような場で
コメントという形で記すことにも限界があるので、
いずれ機会を改めて詳細記事を書くつもりです。
③寺子屋塾の新ホームページを8月にOPEN
寺子屋塾のホームページは、
1999年頃に作成したことはあったんですが、
更新作業が出来なくなってしまい消滅。
その後は2006年春にスタートしたblog往来物手習いに
具体的な実績や活動内容を書き込むようにして
ホームページの代用としてきました。
体験学習を主にしている寺子屋塾の中味は
文章を読むだけで理解できることはほとんどなく、
2015年9月に中村教室をopenして以後も、
リアルな場の運営に力点を置くように心がけ、
インターネットによる情報発信はあくまで
副次的な位置づけとしてきたんですが、
事業内容をある程度集約して整理し
お知らせできるメディアはあった方がいいように考え、
ほぼ20年ぶりに
新しいホームページをつくってみました。
生徒の声のページと、このblogページを持てたことが
特によかったとおもっています。
④易経の学習コースを11月に新スタート
これについてはこちらの記事など、
10月後半にblogで詳細を書いてきたので
ここでは繰り返しませんが、
現在は塾生中心にクローズグループをつくり、
1日1回サイコロを振りながら
易経を学ぶ場を試験運用中です。
2月からリアルな場でも
入門講座を準備していますのでおたのしみに!
⑤新しいMacBook Pro2019購入
2020年春にMacBook AirからProに乗り換え、
メモリをそれまでの8GB から
16GBに増やしたんですが、
結局さまざまな作業を同時並行的にこなしていく
わたしの仕事スタイルではスペック不足とわかり、
16インチのハイスペックなMacBook Proに
32GBのメモリ、2TBのSSDを積んで
ようやく満足できるスペックになりました。
USキーボードのMacBookを使うのは今回が初めてで
慣れるのにちょっと時間がかかりましたが、
スピーカーの音質がものすごく良いことなど
歴代マシンのなかでもお気入りです。