人間は一人ひとり違うから価値がある(つぶやき考現学 No.36)
2022/07/13
人と人とをくらべれば
必ずそこには
同じところと違うところがある。
にもかかわらず、
人と同じであることが善で、
人と違っていることが悪と考えたり
自分と違う他者を排除し、
敵対したりするのはなぜだろう。
人間はひとりひとりに
違いがあるのはあたりまえで、
だからこそ、
それぞれが個別に存在し
生きてる意味や価値もあるはずだ。
だから、互いの違うなかにも
似たところを見出そうと努め、
また、似たなかに
違いを見出そうとしながらも、
ありのままをそのまま見ることが
争いや対立のない世界への第一歩。(1997.1.13)
※井上淳之典のつぶやき考現学 No.36