寺子屋塾

起業のポイント・その3「ひとりだけでやらない」

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起業のポイント・その3「ひとりだけでやらない」

起業のポイント・その3「ひとりだけでやらない」

2022/08/25

木曜はマネジメント関連の記事を投稿しています。

 

寺子屋塾を起業して今年で28年目になりますが、

起業前、起業後に行ったことの中で、

こうして28年継続できている要因は何か、

わたし自身が重要だったとおもえる

ポイントを整理しています。

 

今日はその3回目となったんですが、

前編2つを未読の方はそちらから先にご覧下さい。


その1「自前の情報メディアをもつ」
その2「やりっ放しにせず総括し記録を残す」

 

今日の話は、その2で紹介したイベント

「教えない教育・治さない医療」の

企画内容を考えるときに、

山下さんと平井さんのお2人に講演をお願いして、

お2人が対話する場面も生まれるように

全体の流れを考えたことなども含まれます。

 

冒頭の写真は、妻と結婚した報告のはがきに使った

新婚旅行のときの写真なんですが、

寺子屋塾の起業は妻との結婚と同時でしたから、

妻の協力がなければここまで継続できませんでした。

 

ひとりだけでやらないというのは、

吉本隆明さん的に言えば「対幻想的関わり」を

基本に考える姿勢といってよいでしょう。

 

この対幻想について

簡単に説明するのは難しいので、

ピンと来ない方は、

吉本隆明さんによる3つの幻想領域について

3つの幻想領域の次元が違うってどういうこと?
ガッキーと源さんの結婚を予感していたわけ(その7)

為末大「自己責任論と社会責任論」を読んで(その4)

などの記事をご覧下さい。

 

つまり、何かと何かをセットで考えることを

いつもベースに置くということで、

あるがままに生きる(つぶやき考現学 No.97)
に書いた話にもつながっていますし、

この考え方のオオモトをたどっていくと、

陰陽の組み合わせからなる易経の原理にも通じます。

 

この28年間に行ったさまざまな企画を

おもい起こしてみても、自分ひとりの頭で考えた

企画というのはほとんど上手く行っていません。

 

平井雷太さんが開発されたらくだメソッドにしても、

平井さんお一人だけでつくられた教材ではなく、

ご長男の有太くんという生身の人間を相手にしながら

一緒につくって来られたというところが

この教材の他に見られない大きな特徴だとおもうと
次のインタビュー記事中で語りました。

教えない教育とその真意

 (「きぼう新聞」インタビュー・第6回)

 

もちろん、ひとりだけでやらない、といっても

それが安易なもたれあいの関係なら、

何も生み出さないでしょう。

 

安易なもたれあいの関係に陥らない

創造的なパートナーシップの条件となると

これはこれでまた大きなテーマなので、

今日の記事ではこれ以上言葉を重ねられないんですが、

わたしの考えにかなり近い記事を見つけたので、

今日はそれをご紹介するにとどめます。

 

ちょっと長いんですが、

このテーマに関心のある方は、

響月ケシーさんのつぎのblog記事をご覧ください。

これからの生き方 ⑥【真のパートナーシップ】


起業のポイント・その4へ続く

 

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