塾生Bさんのらくだメソッド3ヶ月ふりかえり
2022/11/26
土曜は、らくだメソッド関連および、
塾生関連の記事を投稿しています。
この7月かららくだメソッドの学習を再開された
塾生Bさん(50代女性)については、
以前にもふりかえり文を半月分ご紹介したり、
わたしからの問いかけに対して書かれた文章を
ご紹介したことがありました。
そのBさんから、9/30までの3ヶ月の学習を
振り返って書かれた文章が届きましたので、
今日はそれを以下に原文のままご紹介!
(引用ここから)
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らくだ3ヶ月の振り返り
(2022年7月10日〜9月30日)
振り返りを読むのが苦痛でしかないだろうと
思っていたが、おもしろい。笑
比べるなですが、あえて言えば
夏目漱石とかの日記に似てませんか?
(笑。漱石さん、ゴメンナサイ)
編集者が「ここは間違い(本人の勘違い)だと
思われる」と書きそうなところまで見つけてしまった。
(あんなに確認してしているのに、間違いあった😓)
自分の文章だから、
思考と同じ文体で読みやすいということだろう。
らくだ3ヶ月は、あっというまにみゅープリントを始め、
馴染み、会社でやっても電車でやってもいいと
なっていた。
(もう少し逡巡したと思ってた)
忘れた時の対処法もすぐ確立できてる。
自分スゴイじゃん。笑
自分的には
・問題や答えを覚えてもいい
・鳥の眼虫の眼
・(プリントについて)進むとかもう一度やるとか、
自分で決めれるようになった、
が3ヶ月のハイライトと思っていたが、
読み返すといろいろ出てきた。
8/24
慣れると徐々に無欲になるのかなぁ。
(肩の力が取れると言ってもいい)
プリントも仕事も。
仕事でめちゃ欲が出る場面があった。
が、出したくても出せない状況になったので
惜しい気持ちと戦っていた。
欲々は、私らしくもあり。
そして、私の目指すところではなく。
と気付き、まだ惜しい気持ちは残っているけれど、
これも気持ちとの向き合い方や、
自分の在りたい在り方に近づくということなのかな。
と思えるようになった。
嫌な気持ちになることは(も)大事な経験になる。
のは過去から実証済みだし。
と思っているのに、
『嫌われる勇気』で「他人の物差しで測らない」が出てきて、
「もうわかった〜」「欲出してゴメンサナイ」というところ。
↑
(会社でイヤなことがあったんだよねー)
9/1
机がないのでクリアファイルの上でやりました。
“淡々と”というより、“静かな根性”みたいな感じだった。笑
↑
(静かな根性が私らしくて笑える)
9/4
電車の中でいろんな車掌さんに会う(主にみゅー)。
同じ切符をもぎる仕事なんだけど、
丁寧さが現れる人とただ仕事をしている人がいると感じる。
丁寧な仕事をする人が好き、で、
自分が「ただ仕事をする」にならないために
納得のいく準備が必要なんだと思った。
今ココ。
↑
(残業しない方がいいのでは?したらよくないのでは?
と本気で迷っていたが、“してしまう”というより、
自分らしくあるために必要なんだなと気付いた。
また変わるかもしれないけど)
9/4
全てを取ることはできない
ことを深く噛み締めています。
↑
(そうそう)
9/9
小6-6の、わかりそうでわからない、
合っているつもりだがミス、
ミスの要因が答えを見ないとわからない、の経験を通して、
“苦手”“やれない”の算数だから少し進んだだけで、
進歩がわかる(見える)のがいいんだろうなぁと思った。
↑
(自分ゴトにおいて、客観的に成長が見れると
素直に嬉しい気持ちになることを実感)
9/10
何もかもはできない。
ってまた自分に言うしかない。
↑
(そうそう)
9/13(火)
昨日は「へー」「合格かー」の気持ちだったが、今日は
「覚えていることが多いなー」「
なるほど合格だねー」という感じ。
1週間前の同じ小6-6の、
あの先が見えない感じはなんだったんだろう?
というか忘れている。
人間は越えたハードルをさらさら忘れていくものだなー。
↑
(だから振り返りが要る。笑)
9/19
計算ひとつでも、やり方を変えるのってこわいんだなあ。
(だからわかっていても一歩が踏み出せないんだなぁ)
やっているうちに無理強いじゃなく、
「やってみよっかな」と思う感覚(環境)大事。
間違えても、やれなかったとしても、まっいっか、
また違うやり方すればいい、
元に戻せばいい、と思えること大事。
自分にある程度の余裕がないとできない
↑
(“慣れ”を変える難しさを実感した)
🍁🍁🍁🍁🍁
算数プリントの振り返りなんだが、
それ以外のことが多い。それもワタシらしい。笑
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(引用ここまで)
自分で書いたふりかえり文に対し、さらにまた
自分でツッコミを入れているところが
とても面白いです。
まさに、これが自己内対話であり、
自問自答のプロセスなんですが、
そうすることで、
観察力の解像度がますます鮮明になってきますね。
のなかに書かれていた「自問自答の力量をつける」
という言葉をおもいだしました。