ガチャを回す 生物進化における変異と適応(その1)
2022/12/22
木曜はマネジメント関連の記事を投稿しています。
先週の土曜12/17に行われた
哲学対話に参加したことをレポートした記事で、
〝計画的偶発性〟というテーマに触れました。
それで、経営マネジメントというテーマにおいても
類似した視点が大事になってきていることや、
それが教育を考える上でも
大いに関わりがあるという話を
書きたいとおもっているんですが、
なかなかに壮大なテーマなので、
とても1回分の記事では書き切れず、
今日のところは、今まで書いた記事や
関連しそうな話をリストアップし
シェアするだけになりそうなんですが。
たとえば、冒頭のイラストが
なぜ「ガチャマシン」なのかというと・・・
次の記事
情報洪水の時代をどう生きるか(その2) では
11月にNHK−Eテレで放映されていた
養老孟司x太刀川英輔 を観たことに触れました。
そのSwitchインタビューで、太刀川さんが
昨年まとめられた著書『進化思考』に触れ、
生命の進化プロセスをデザインに活かすという話が
紹介されていたんですが、そこでのキーワードが
「ガチャを回す」だったんです。
また、そのことは昨年11月に投稿した
発生学的視点をどう活かすか に書いた、
梅棹忠夫さんが、『情報産業論』を
発生学を援用して書かれた姿勢に通じるものを感じて、
強いインパクトを受けました。
ただ、太刀川さんのSwitchインタビューでのお話しを
聞かれていない方には,
「ガチャを回す」といっても、
それが生命の進化プロセスとどうつながるか
イメージしにくいとおもわれるので、
つぎのインタビュー記事をご覧ください。
すこし長いですが、とても読み応えあります。
あと、わたしがこれまでに書いた記事で
関連しそうなものをリストしておきます。
・遺伝子ミスコピーは生存戦略かも(つぶやき考現学 No.33)
・内田樹『日本辺境論』より(今日の名言・その32)
・マイケル・ポランニー『科学は観察の拡張』(今日の名言・その26)
※(その2)につづく