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映画「ベリーオーディナリーピープル」予告編その1上映会 開催レポート

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映画「ベリーオーディナリーピープル」予告編その1上映会 開催レポート

映画「ベリーオーディナリーピープル」予告編その1上映会 開催レポート

2022/12/29

クリスマスの12/25に、寺子屋塾中村教室で

映画『ベリーオーディナリーピープル』予告編その1

上映会を行いました。

 

この連作映画は全部で8作あり(予告編3のみ絶版)、

この集まりは2016年からこれまで2クール

開催してきているので、

今回で3クール目になります。

 

映画の上映後は、参加された皆さんで

いつも自由に意見交換する時間をもっているんですが、

冒頭の写真は、その際に記された付箋です。

 

終了時に参加された皆さんが書いて下さった

感想カードを以下ご紹介!

 

●・べてる語に翻訳して下さるNさんが参加されたので、深く実感を伴って感じることができました。感謝!
・自分のこれからしていく「場づくり」も、〝自分の主人公は自分という生き方(苦労を取り戻す)〟〝苦労でつながっている自信〟

〝連帯する力〟という視点を忘れないようにしていきたいと思いました。
・娘さんが自死した友人と話す機会が持てたら、Nさんからうかがった「あたたかい家庭だったから」「戦争で苦しむ人々とも連帯する力を持てた」「遺されたお母さんほど回復していい人」を伝えたいです。


●べてるの家のビデオ上映会に初めて参加して、久しぶりに懐かしい思い出が蘇ってきました。べてるの家のような集まりや、そのような場に集まっていた人たちが減ってきてしまっている、時代の移り変わりで言いたいコトが言いづらい社会になってきてしまっているのだろうなと思いました。今日皆さんと共有したことの中に、病気であることについて話題に上がりましたが、我慢していることや、言いたいことが言えないのも一種の病気だなと思いました。その一方で、生きている事を実感できる場とは、死と一番向き合うことになる場でもあるということで、べてるの家ほど厳しいところはない、という話も少しわかった気がしました。


●自分は自分を生きるしかない。その中で、自分を生きれる場所があるというのは、楽になれる要素の一つだと感じた。


●わたしがこの上映会に参加し始めた最初がいつだったか定かでないのですが(おそらく2クール目は全回参加してたとおもいます)、寺子屋塾で井上さんからべてるの家のことを知り、予告編を観始めた当時と今とでどんな変化があるのだろうとおもいながら観ていました。が、適した言葉が見当たらない自分がいます。狭い枠の中にいて、それに合わせなければいけないような閉塞感だったり劣等感だったり、自分責めだったり人を羨んだり…はだいぶ減っているのかな(というか、増減はあっても別にそれに対してあまりどうこうおもわなくなった??)とおもいます。心身が不調ななか参加したことで、より一層他者の苦しみにも寄り添いやすい状態だったのかなともおもえますが、どうなのかな……。べてるの今について語って下さる方や、皆さん固有の体験を聞くことができてよかったです。


●北海道の大きさ広さを感じた。いろんな人がいろんな意見を言うのが良い!こういう勉強会があれば参加したいですし、誘って欲しいです。

 

●浦河の言語の中に入ってみたいと思った。日々「こんなことを感じてはダメだ」と思っていたことがことごとく崩れていった。感想として付箋に書いたことも、〝仕事の時はこんな言動をしてしまった〟という懺悔のような気持ちで書いた付箋が最後まで手元に残っていた。正直、ふだん仕事で接する利用者やコロナ・濃厚接触者で休むスタッフに対して、「そうなれていいな」「守られるものね(逃げられる、休める)」   と皮肉にも似た感情が湧いていたが(そう感じている自分にも罪悪感はある)、病気の才能がない、という表現を聞いて、才能がないなりの立ち位置も必要か…!と思えた。


●日々うつり変わる浦河なので、すごくなつかしく、もう会えない人たちを思う上映会だった。それにしてもしゃべりすぎた。他の方の時間を奪ってしまったという失敗感が大きい(けれど、楽しかったのでごめんなさい)。思いきり苦労が出てしまった。申し訳ありませんでした。


●久しぶりに上映会を開催でき良かったです。ここ最近、疲れている感じがしてましたが、何だろう?映画を観ているだけで、心が癒されるという感覚がありました。演出のない素のままの映像を観る安心感、意見交換会で飛び出した連帯感というのかな。ふだん、周りに合わせようとして「いい人」を演じようとして、緊張したり失敗したりしますが、その辺りの自分をより可視化できたように思います。たとえば、自己紹介で名前を名乗った後に、しばらく沈黙して、その後「眠たい」とつぶやいたシーンを観て、ぶっきらぼうな感じが、それでもいいんだと思いました。その後の川村先生のツッコミ?も面白かったですね。意見交換会では、自分の価値観をゆさぶられる深い話を聞けました。
 

ご参加ありがとうございました。<(_ _)>

 

次回は予告編2(上映時間90分)を観る予定ですが、

日程が決まり次第またご案内しますね。

 

 

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