蕎麦料理 川喜多でランチ懐石を頂きました
2023/03/02
2月度のblogふり返り記事に書いたんですが、
2/11午前中に多度大社まで家族で足を運んで
参拝してきました。
その日お多度さんをあとにしてからは、
桑名市蓮見町9番地にある蕎麦料理の川喜多に
義母や義弟家族、姪の婚約者も合流し
一緒に会食する時間を持ちました。
そのお店でランチ懐石を頂くのは
今回が3回目でしたが、
今までそのことをblogに
書いたことはなかったこともあり、
今日はそのレポートを。
ちなみに、わたしは若い頃から蕎麦好きで
3食すべて蕎麦でもOKという人なんですが、
メタトロンで計測した結果をみても、
穀物の中では蕎麦が一番相性が宜しいようで
蕎麦料理にはとにかく目がありません。
さて、お店は冒頭の写真のとおり、
飲食店の店構えではなく、
ふつうの日本家屋を改装されたものです。
室内には次の写真のように、
屏風や雪洞(ぼんぼり)、箪笥など
むかしの調度品が置かれ、
この日は季節柄、お雛さま飾りもありました。
こういう古い柱時計も
最近ではあまり見かけなくなりましたね。
柱をみると
なんと文豪・谷崎潤一郎直筆の短冊が・・(°0°)
何と書いてあるかというと、
「江戸っ子の癖に京都が好きだなんてと
よく言われるが
何といわれても好きなものは仕方ない・・・・
でも、蕎麦は東京だね。」
お店の屋号が「川喜多 東京」となっていて、
東京にあるお店ののれん分けなのか、
モトは東京にあったお店が移転したのか、
詳しいことはわからないんですが、
「川喜多」というお蕎麦屋さんを検索しても
東京では見つかりません。
でも、屋号のことといい、
谷崎潤一郎のこんな短冊があることといい、
ゆかりの地が東京であることは
間違いないんじゃないかとおもうんですが、
今度お邪魔したときに聞いてみようかな・・・
さて、ランチ懐石の一品一品を順番にご紹介。
お通しは、一口五平餅くるみ田楽、
前菜は、鳴門金時クリームチーズ。
本日の蕎麦の産地は、日本最北地、
北海道で最も小さい村として知られる
音威子府村(おといねっぷむら)とのこと。
そういえば、一昨年の暮れにNHKで放映された
宗谷本線で旭川から稚内に向かう途中、
音威子府駅で下車し、
店主が急に亡くなって閉店してしまった
駅舎の中にあったそば屋の店舗を
六角さんが訪れたシーンが映っていました。
ランチ懐石のメニュー紹介にもどって、
青梗菜とネギの温かい蕎麦。
酢の物は、千枚漬けのかざり盛り。
揚げ出し豆腐の土佐造り。
冷たいせいろ蕎麦は、音威子府の挽きぐるみ。
そば湯を入れる陶器も凝ってますね。
デザートは、自家製アイスクリーム!
以上、本日のおしながきです。
これで税込2,200円は、お値打ちだとおもいませんか?
わたしは今回で3度目なんですが、
いつもメニューが違っていて
また行ってみたくなるお店です。
桑名駅から歩いて10分ほどの場所なんですが、
クルマの方には駐車場もありますよ〜
夜メニューには桑名名物ハマグリのコース料理とか
ふぐ料理などもあるようですが、
3日前までに予約しないとNGとのこと。
六華苑や七里の渡し跡、九華公園
なばなの里など桑名観光名所巡りに
くっつけて頂ければ申し分ありませんが、
遠方からでもこのお店だけを目当てに
訪ねて頂く価値があるようにおもいましたし、
とりわけ、蕎麦好きな方には
是非オススメしたいです。