映画『シェルタリング・スカイ』より「満月が昇る姿をあと幾度見るだろう?」(今日の名言・その62)
2023/07/12
我々はいつ果てるかを知らない。 大切な思い出を、
※映画『ザ・シェルタリング・スカイ』より ラストシーンで流れるポール・ボウルズの台詞
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苦労もあるし、嫌なこともある。
それが会社だし、働くことだし、
人生、生きることでもあると思った。
「予定通り嫌なことがある」「予定通り苦労がある」
と物事や人生に対して、向き合っていくこと、
それが逆に面白くて、楽しい物事や人生に
することができるのでは?と思いました。
という文章がありました。
一昨日のblog記事で紹介したつぶやき考現学が
未来のために今を犠牲にしてはいけないという
内容の詞だったんですが、
なぜそれを選んだのかという理由はおそらく、
前日に観たべてるの家の映画
「安心してサボれる会社づくり」のことが
脳裏にあったからでしょう。
そう考えると、昨日twitterのタイムラインに
追求主義についてのblog記事が流れてきたことを
昨日のblog記事で紹介したことも、
前日までの流れに沿ったものだったと
おもえてきました。
それで今日は、冒頭に挙げた
映画『シェルタリングスカイ』のラストシーンで、
原作者でもあるポール・ボウルズによって語られる
この言葉です。
そういえば、4月にはこのblogでは、
3/28に亡くなられた坂本龍一さんの追悼記事を
10回にわたって投稿していて、
絶筆となった闘病記録を含んだ
原稿をまとめた本がちょうど今日
中村教室にいるときに
届いたということもあったんですが。
映画『シェルタリングスカイ』は
1990年の公開で、
この映画を初めて観たときのわたしは、
まだ進学塾の専任講師をしていました。
facebookに毎日「今日の名言」と題した記事を
1年間投稿し続けると決め、
この言葉をセレクトしたのは
2019年4月のことだったんですが、
そのときにはまさかこの言葉が
教授にとって遺作となる書物のタイトルに
使われることになるとは、
おもってもみなかったんですが。
坂本さんの生き方がまさに、
今できることを先延ばしにせず、
最善を尽くす
追求主義的なものだったとおもうんですが、
次のblog記事にあるように
ベルトルッチとのコラボレーションとなった
この映画の音楽制作は、
瞬間ごとに素早く新たなアプローチで
曲を生み出すことが求められ
難航を極めたと伝えられています。
そしてこの映画にはらくだも登場してましたね。
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