寺子屋塾

らくだメソッドは根本原理の組み替えツール

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らくだメソッドは根本原理の組み替えツール

らくだメソッドは根本原理の組み替えツール

2023/08/04

毎日暑い日が続きますね。

 

自宅のリフォーム工事も内装部分はほぼ終了し、

今日は仕上げ工程の室内クリーニングでした。

 

7/3から続いていた

妻の実家に寝泊まりする生活も昨晩で終了し、

今晩は自宅で寝られそうです。

 

この週末は臨時に移動していた荷物を戻しますが、

土日だけでは終わりそうにないので、

家の片付け三昧のお盆休みになるでしょう。

 

さて、5月は「インタビューゲーム、対話、対幻想」

6月は「書くこと、考現学、教えない教育」

7月は「事実と認識の峻別、身体」という風に、

この3ヶ月は、あくまで結果論であって、

最初から月間テーマを

決めて書いていたわけではないのですが、

ある程度、月間テーマを意識しながら

記事を書いていくやり方も有りかなと

おもいはじめているところです。

 

それで、8月の月間テーマを決めるとするなら

何がイイかなと考えていたんですが、

いま在籍している塾生の皆さんと

教室でこんな内容の対話をしましたとか、

blogにこんな記事を書いていましたとか、

らくだメソッドの学習ふりかえりとか、

そうした周辺を意識しながら書いて行こうかと。

 

先月は、方条遼雨さん、甲野善紀さんの

新刊書『身体は考える 想像力を育む松聲館スタイル』

紹介しましたが、2020年に出された

前著『上達論 基本を基本から検討する』の中に

「根本原理の組み替え」という話が

書かれていました。(75ページ)

 

寺子屋塾の学習の焦点は、

まさにこの「学ぶ」ということについての

根本原理の組み替え、つまり、

そもそも、何かが上達するとはどういうことなのか、

根源から再構築するということにあるのです。

 

たとえば、次にあるように、

指導者であるわたしの関わり方は、

いわゆる学校や他塾で行われている方法とは

ほぼ真逆のやり方と言えるものなんですが・・・

 

次の写真は、

30余名の塾生が半年で学習したプリントで

6000枚ほどあるんですが、

わたしは塾生たちに「プリントをやりなさい」と

一度も言ったコトがなく

学校や他塾で行われている方法と

真逆の関わり方をしているのに、

塾生たちはこんなにもプリントをやっているので、

どうして、こんなことになるのか、

ワケが分からないですよね〜

 

寺子屋塾の生徒募集要項に

「年齢不問」とは記してあるのですが、

小中学生対象の進学塾で7年間指導してきた

経験からも

わたし自身が主な学習対象者と意識していたのは、

小中高の学生であって、

開塾当初は小中学生が9割以上でした。

 

いま在籍している塾生の8割以上が社会人なんですが、

社会人の大人を学習対象者として

わたし自身が意識し始めたのは、

2007年頃のことです。

 

その2007年頃、

わたしの知人数名に声をかけて

モニターのような形でらくだメソッドの学習を

体験してもらったことがありました。

 

そのとき、モニターのひとりから、

「このメソッドは、脳内の思考回路を

 意識的に組み換えられる練習ツールですね」

というコメントをもらったことがあったんですが、

 

今日はそのフィードバックコメントを

全文ご紹介しようとおもいます。

 

 

 

(引用ここから)

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●未だにプリント1枚もせず、

記録表も送っていない私が、

「できない」ということで気づけたこと。

 

私はどうやら、こういう「できない」ことに対して、

根性や努力で解決しようとは考えないらしい。


私は、新しい習慣を取り込むときは、

「続けるためのシステム」をつくろうと

考える癖があるみたいです。

 

特に、今回のように、強制ではなく、

自主性に任されたものを習慣化させるには、

「頑張らなくても続けられるシステム」を

構築することが肝心になってきそう。

 

考えてみれば、SNSで日記を書き始めた時も、

書こうと思ってから書き始めるまで

半年以上かかりました。

 

その間何をしていたかというと、

「書き続けるためのシステム」を

考え続けていたわけです。


その日記にも書いたことなんですが、

自分のネットワーク環境を

Web2.0化させたのも、

このシステムを構築するためです。

 

もっともしっくり来るシステム環境を構築するのに

半年かかったわけです。

 

ところが今回、らくだメソッドをするにあたっては、

システム構築云々以前に、

まずしなければならなかったことがありました。


部屋の掃除です。

らくだのプリントを広げるスペースは、

床の上にすらなかったのです cheeky

ちょうど今月の部屋は、

人生史上最大の部屋の散らかりようだったので。

 

TVのワイドショーで

「ゴミ女」とか「ゴミ屋敷」とか

見たことありましたが、まさにそんな感じ。

 

「男やもめだから仕方ない」という言い訳が

全く通用しないぐらい、

人間性が疑われても仕方ないくらいの

散らかりようでした。


それをクリスマスイブに片付け、

サンタが何人も家に来てくれたかのような

袋の山が高く積まれましたcrying

 

と、こんな話を井上さんにしたら、

「らくだメソッドで学んでいる子どもの中には、

らくだをやり始めてから、自分の机の上を

自分で整理整頓できるようになった子が

いるんですよ。」と聞いたのです。


これ、私、分かる気がします!!

 

実は、まだシステムは出来上がっていません。


次の課題は、
「部屋の散らかり具合を、らくだに

 影響のない範囲でとどめておくための

 ネガティブ・フィードバック・システムを

 構築すること」


それと、これがたぶん一番大事なキーだと

思っているのですが、
「2週間に1回に封筒を出しに行くシステムを

 構築すること」
この2つができると、らくだメソッドは、

「努力せずとも継続できる」ことに

大きく近づくだろうと思っています。

2007.12.27

 

 

●数枚やって気づいたことなので、

浅いかもしれませんが書いてみます(といいながら、

本人は「めっちゃ深い」と思って書いています。cheeky

らくだメソッドをすると、
脳内で神経回路が付け替わったり、

新たな回路が生まれたり、という現象が

起こっているように感じられます。


こういう現象は日常でも起こっているはずですが、

らくだメソッドにおいては、

日常生活では考えられないほどの頻度で、

神経回路の組み換えが誘発されているようです。

 

なるほど。これは脳内の思考回路を

意識的に組み換えることができるようにする

練習ツールなんだ。


なるほど。脳内回路の組み換え法さえ知っていれば、

どんな問題が起ころうと、

何も恐れることはないんだ。


ブレイクスルー思考なんてものが、

大層くだらないものに思えてきますlaugh

2008.2.9

 

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