映画「ベリーオーディナリーピープル」予告編その5上映会 開催レポート
2023/10/15
今日は午後1:30から寺子屋塾 中村教室で
ビデオ上映会を行いました。
この連続ビデオ上映会は2016年から始めていて、
今回は第3クールの4回めですから、
通算で18回を数えることになります。
第3クール上映会のこれまでのレポートは
次からどうぞ!
・映画VOP予告編その4上映会 開催レポート
今日上映した予告編その5は
フライヤーにあるとおり、
「キヨシどん斯く語りき」という副題がついていて
全篇が浦河べてるの家の代表・早坂潔さんの
物語になっていました。
冒頭の写真は意見交換時に
皆さんから出された付箋を整理したもの。
以下、本日参加された皆さんの感想文をご紹介!
(引用ここから)
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●参加者がそれぞれの観点・視点で意見・感想をのべている。
・映画自体ももちろんですか参加者の意見・感想が良い意味でおもしろい。
・場所が北海道の大きい北海道だから得る事も逆に欠点もあると思います。都会であれば得る事も逆に欠点もあると思います。
・その時の好不調は誰にもあるので、それを理解してもらうのは難しい。
●キヨシ君の子どもの頃からの話を聞いて、親からダメ言葉をかけ続けられていたことがわかり苦しかったです。 親の使ってはいけない禁句というものがある、ということを改めて強く思いました。
それが100%ではないでしょうが、自分をあくまでも 客観的に見られるようになったことは、努力の結果だと思います。タバコを止めて、お腹をひっ込めて、健康でさわやかなキヨシ君になって下さい。
●キヨシさんのしゃべりをきいて、内面がどんな様子なのか、教えてくれる ことが、多様な人を理解する助けになったし、私自身の脳機能と 似てるんじゃない?と感じるところもあり、キヨシさんを通して私自身を客観視することができたような気になりました。 やはりV.O.Pは魅力がある。なんだかわからんけど、そうだ。 浦河に行ってみないかんな。
●キヨシどんがみんな(施設内外の)から愛されていることがよくわかる、ファンとしては嬉しい回でした!! 個人的な新しい発見としては「質のいい貧乏」という言葉を先生(川村先生の方...でしたよね??)が仰っていて、ユーモラスでいいやなとおもいました。先生方やみんなの言葉のボキャブラリーが豊富なのも、 べてるの家の魅力のひとつだなぁと改めておもいました。 あと、この映画(予告編)を録ること自体がキヨシどんや みんなの治療的ないみあいにも結果的につながっていると聞いて、それに関してもハッとさせられました。 病気について語れるようになり、断ったり目かけを求めることも少しずつできるようになっていっているキヨシどんをみながら、自分はどうだろう、まわりの人たちはどうだろうとおもいました。わたしもその辺りは苦手イシキがあるので、自他をみつめつつとりくんでいきたいテーマだし、自分や周囲の人たちの苦労や助けを求めるキモチなどにも気づける人、そして手をさしのべられるはんいでさしのべられる人でありたいなとおもいました。
●今回は、きよしさんの自分史とべてるの場との日常が重なりあって、 1人の大きな人生のドキュメンタリーとなっていて心により強く残りました。 きよしさんのはべてるにきた当初は、どうしたらいいか分からず、悩みをずっとかかえていたようですが、べてるの生活をしていくうちに、自然と客観視して語っていくようすは、僕も参考になりました。症状が出ても周りに問いかけ、 研究していくようすが分かりました。 何度見ても新しい発見があるのは宝さがしのようで楽しくもあります。きよしさんの不器用なところ(いい意味)ファンになりそうな気持ちです。
ご参加有り難うございました <(_ _)>
次回の上映会は年明け1〜2月頃を
予定しているんですが、
日程が決まり次第お知らせしますね。(^^)/