人を変えようとするのが教育か?(つぶやき考現学 No.32)
2023/12/16
自分が正しいと考えている人は
まわりの人たちを
自分と同じように教化することが
良いことだと信じて疑わないため、
自分をそのままにしておいて、
他人を変えようとすることばかりに
躍起になるのかもしれない。
そのような人間関係が生み出すのは、
押しつけ・命令・強制が
あたりまえのように正当化され、
ひとりのリーダーを頂点とし、
主従関係や上下関係のハッキリした
ピラミッド型組織。
でも、人が人を変えることはできないと
自覚することから生まれるのは、
お互いがありのままを受け入れながら、
さまざまな見えないつながりに
気づいていくような、
フラットな人間関係にもとづく
リーダーのいないネットワーク型組織。
他人を変えることはできなくても、
自分から変わろうと
努めることはできるし、
自分が変わりたいとおもう人を
応援することもできるはずだ。
人を一方的に変えようとする教育と
変わりたい人を応援する教育とでは、
結果だけ見ると
その違いは分かりにくいが、
プロセスを見れば違いは歴然だろう。(1997.1.11)
※昨日の記事の続きは明日書く予定です。<(_ _)>
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