老子は形なきものの形を見、声なきものの声を聞くことを教えた最初の人 2024/03/24 一昨日3/22に投稿した記事から諸子百家といわれる古代中国の思想家のひとり老子について書いているんですが、今日もその続きです。老子という人物が本当に実在したのかどうか、不明な点も多いため、神話…
役にたたないことこそ一番いい生き方(梅棹忠夫『わたしの生きがい論』より) 2024/03/23 昨日投稿した記事では、『老子道徳経』の第47章を紹介しました。それで今日は、わたしが老子を読んでみようとおもうようになったきっかけのひとつ、梅棹忠夫さんの本に出会ったことについて書いてみよ…
優秀さとは何か?(栗本慎一郎『縄文式頭脳革命』より) 2024/03/18 昨日投稿した記事で栗本慎一郎さんの著書『縄文式頭脳革命』を「今日の名言シリーズ」のひとつとして紹介したんですが、1回の投稿で終わらせてしまうのはあまりにもったいなく感じたので、内容について…
栗本慎一郎「ユニークであろうとすればユニークにはなれない」(今日の名言・その76) 2024/03/17 ユニークで独創的に考えるということは、ユニークや独創的であろうとして考えることではなく、ユニークと言われているような考えを当たり前だと思わせるためのまともな優秀さを追究することによって生ま…
中山正和『天才脳の構造からみた釈迦の悟り』『釈迦の悟りからみた天才脳の構造』 2024/03/10 今日は読書関連の話題でテーマは仏教なんですが、 創造工学技術研究所代表で〝NM法〟の創始者・中山正和さん(1913~2002)の『釈迦の悟りからみた天才脳の構造』のことを。NM法とは、川喜田二郎さんの開…
読む力を身につけるにはどうしたらいいですか?(その2) 2024/03/04 昨日3/3に投稿した記事の続きです。少し前に、塾生のひとりから「読む力を身につけるのにどうしたらいいですか?」と問われたことがあり、そのときわたしが話した内容を、他の人が読まれてもその人なりに…
カミュ「不条理と自殺」(『シーシュポスの神話』「不条理な論証」より) 2024/02/22 昨日投稿した記事に関連して、カミュの『シーシュポスの神話』より一番冒頭に置かれている「不条理と自殺」を紹介することにしました。カミュの『シーシュポスの神話』は「不条理な論証」「不条理な人間…
20歳で自死した親友の命日2/21にカミュを再読 2024/02/21 今日2/21は、タイトルに示したようにわたしにとって一生忘れられないメモリアルな日で、そのメモリアルな日にまつわる読書の話題を。2023年5月に投稿した次の記事・贈与読書会で40年ぶりに出会い直した…
大人ってどんな人のこと?(その8・最終回) 2024/02/17 昨日投稿した記事の続きで、そもそも「大人とはどんな人のことをいうのか」という問いについて考察してきたこの記事もこれで8回目となりました。ただ、前提としてこの問いは、考えを深めていくことによ…
大人ってどんな人のこと?(その7) 2024/02/16 昨日投稿した記事の続きで、そもそも「大人とはどんな人のことをいうのか」という問いについて考察してきたこの記事もこれで7回目となりました。ただ、前提としてこの問いには、考えを深めていけば唯一…