久しぶりに教師塾主催の読書会に参加しました
2023/10/14
今日は寺子屋塾生の二人が世話人となっている
教師塾主催の読書会があり
参加しました。
13時から16時までの3時間、
会場は名城大学ナゴヤドームキャンパスにある
社会連携ゾーンshakeです。
コロナ禍の3年間、利用出来なかったので
訪れたのは久しぶりでした。
本日のお題本は、冒頭の写真にも挙げた
この本は、安冨さんが2011年に出版された、
『生きる技法』という本の
第7章 自己嫌悪 に書かれた部分に対して、
「展開が早すぎてついていけない」という
声があがったことがきっかけになって
書かれたものです。
本日の参加メンバーは
主催のふたりを入れて8名。
次の写真は始まったときの様子で
西尾さんが会の趣旨や本日の全体の流れを
説明しています。
教師塾の趣旨は次のとおり。
教師塾の読書会は、
あらかじめ本を読んでいなくても
参加出来る集まりで、
今日はP.12〜27とP.28〜48
2回に分けて全員で本文をまわし読み、
意見交換しました。
次の写真は、意見交換時に
各自が書き出した付箋です。
意見交換の時間には様々な問いが出され、
様々な意見が出ましたが、
一つひとつ書いて行くとキリがないので、
ひとつだけ。
次の写真は本のカバーの袖の部分です。
これは、本書のプロローグ冒頭の
P.12に書かれている言葉です。
おそらく多くの方が、
自己嫌悪は
何かをした結果として生じるモノだと
おもっていらっしゃるのではないかと。
でも、それは逆であって、
もともと自己嫌悪が原因としてあるんだと
安冨さんは書かれているんですね。
このブログでも時折登場している
「原因と結果の取り違え」です。
これまで書いてきた記事では、
原因だとおもっているものが
実は結果だったという話が多かったんですが、
これは逆パターンですね。
そんなバカな!って
おもわれるかもしれないんですが、
本書はそれを解きほぐしていくことで、
コトの本質に迫っていく
構成でできているといってよいでしょう。
安冨さん自身は、
「自己嫌悪について、徹底して考えた結果、
自己嫌悪がほぼ消えてしまいラクになった」と
はじめにの所に書かれていました。
裏表紙の帯はこんな言葉が書かれています。
興味を持たれた方は、
ぜひ本書を手に入れて読んでみて下さい。
次回の教師塾では、本書の続きを読むようなので、
読書会の方にもぜひご参加を!