響月ケシー『現実創造の掟 ①大前提編 ~すでに私たちは現実を創っている~』
2024/02/27
響月ケシーさんが今年のお正月に配信された
YouTube動画『現実創造の掟』6本を
シェアしてご紹介したんですが、
そのうちの1本目にあたる「大前提編」を
文字起こしして講義録を作成しました。
お話をそのままベタに起こしたものではなく
話し言葉の雰囲気は残しつつ、
書き言葉としても読みやすいように
ケバ取りを行って整え、
内容を変えない範囲で編集しています。
■現実創造の掟①大前提編~すでに私たちは現実を創っている~
タイムテーブル
00:00 オープニング
01:26 望み通りの人生を創る
05:11 この世界はどうなっているのか?
11:41 生命デバイスの特徴
13:54 思考エネルギーによる物質化
20:49 好きなシナリオを選ぶことが大事
25:35 エンディング
(内容ここから・太字化は井上)
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皆さんこんにちは。響月ケシーです。
皆さん年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか。楽しく過ごしていただけましたでしょうか。私はこの2023年から2024年の切り替わりはしっかり休もうと随分前から計画していて、しっかりお休み取らせていただきました。
それで、年始 1 発目の動画は、お年玉特別企画です。講座をするっていうのは私の一番メインの仕事なので、しっかり長さもあって本当は有料でお届けしたいぐらいの内容のものを、無料でお届けするってことをしたいっていう風に、去年の 12 月の頭ぐらいから思っていました。
ちなみに、私普段の講座でもずっとこのホワイトボード使っているんですが、スライドよりもこっちの方が頭に入ってくる気がしているので、今日もこのホワイトボードでやっていきたいと思います。皆さんもこの動画見ながら手元でメモしていただいてもいいですし、車とかで運転しながら流し聞きしていただいてもいいと思います。
それで、今回のお年玉企画でお届けする講座の肝心なテーマなんですけれども、「現実創造の掟」っていうことで、自分の望み通りの人生をつくる講座っていうことなんです。「引き寄せ」とか「潜在意識」とか、そういう言葉が今でも流行っていると思うんですけど、そういう自分では認識できていない領域、科学的には把握できてない領域が勝手にやってくれるっていうニュアンスが結構今までの引き寄せブーム、潜在意識ブームの前提にあったと思うんですね。でも、これからは「自分で作る、自分で選ぶ」っていうことを、肌感覚で納得して理解しているかしていないかで、現実の違いっていうものが非常に大きく現れてくるという風に、個人的には確信しています。
今回は全 5 本の現実創造講座です(※実際には1本増えて6本になりました)。今日は第1回目。まあプロローグみたいな感じでなんですけれども、大前提編。大前提についてお話ししたいと思います。
私は仕事として普段は、「卍易の風水講座」と、あと、原理原則の勧めっていう「開運ノート術講座」っていう、この 2 つしかないんです。そこでもすごく大事にしているのが、なぜそもそもこれをやるのかっていう大前提の部分なんですね。その大前提でお伝えしたいのは、そもそも私たちすでに全員、現実を創造しているってことですよ。だから、「現実創造講座」って言われると、現実を創造できる人になる、みたいな印象がちょっとあると思うんですけど、実際にはそうではなくて、私たちはすでに現実を創造していると。
けれども、皆さんこれを聞いていただいている中で、「もうすでに私の人生理想通りだよ」っていう人もいらっしゃるかもしれないんですけど、「もうちょっと本当はこうだったらいいのにな」とか、「望んでいないことが起きるのはなんでなんだろう?」とか、そういう思いでいる方もいらっしゃると思うんですね。じゃあ、その自分の望み通りの世界で生きているという認識の人も、自分の望み通りの世界で生きられてないって思っている人も、どっちの人も全員、現実を創造しているのだとすれば、「望み通りの現実を作れている人」と、「望み通りではない現実を作っている人」がいるっていうことになりますよね。今回のこの現実創造講座では、望み通りの方を作るためにはどうしたらいいのかっていうのをしっかりとお伝えしていきたいと思います。で、 今日はその大前提、そもそもこの世界はどうなっているのか?的な話をしていきたいと思います。
で、いきなりなんですけれども、この世界は、「データ」と「デバイス」という構造になっているんですね。はい、意味わからないですよね。私たちは宇宙に暮らしています。宇宙にあるもので、私たちの目に見えるものっていうのは 4.9%。あと残りは質量があるのは分かっているけど見えなかったり、力が働いてるけど見えなかったりとか、ダークマターとかダークエネルギーっていうものがほとんどなんですね。私たちが目に見える聞こえるものはたった5%も満たない中で、全ての宇宙っていうものがあります。これね、宇宙。宇宙ね。でこれは一体何なのかって言うとこれね、データベース、なんですよ。色々端折って喋っているんですけど、データベースであると。
そのデータベースっていうのは、全てのあらゆる可能性、可能性がデータとしてあるわけです。これを分かりやすく表現してみると、例えば、私は響月ケシーていうんですけれども、日本の名前はヨウコっていうんですよね。で、ヨウコ、例えばこれもめっちゃ分かりやすく言うとヨウコ45kg のデータもあれば、ヨウコ60kg のデータもあるし、実際の私今何kg なのかちょっと言わないでおくんですけれども、あらゆる可能性の私っていうものがこのデータベースの中にはあるんです。で、これはもう無限なんですよ。全てあると思ってください。その全ての上限どこなんかみたいなことは、ちょっと今は一旦考えずに、まあ、その私たちが思いつくようなことは全てあると思ってください。
で、そのデータベースにあるっていうあるものが、こう生命、生命というデバイスに、デバイスって分かります皆さん?えっと、スマホとかパソコンとか、スイッチとか、ニンテンドウDSとかね。ああいうそのデータを再生するツールですよね。ビデオプレイヤーだってそうだし、デバイス、生命っていうのはデバイスなんですよ。私たちのこの肉体で、その肉体を使って、この時間を経過して進んでいくこの仕組みそのものがデバイスなんですね。デバイスに入ると再生されると。この再生されるっていうことなんですけれども、再生されるっていうことで、体験という現象を味わうわけです。この体験っていう現象を味わうっていうことが、 そもそもの人類の目的なんです。
だから、私たちが、これは腑に落としておいていただくと、この後々の考え方がめちゃ考えやすくなるので。私たちはいい人生を送るため、幸せな人生を送るために、豊かな人生を送るために、そのあらゆる感情、体験の中でもいいやつだけをピックアップして、それだけを生きていくことが目的、みたいなね。私たち開運とか、お金持ち講座とか、投資とか、そういう受け取る方ばっかりが私たちの人生の目的であって、それ以外はしなくていいことだ、みたいに思ってるかもしれないんですけど、愛する人と一緒にいることも、愛する人と別れて悲しい思いをすることも、どちらも目的なんですよ。そのどちらも目的なんです。だから、もちろんその時に湧く感情で苦しかったりっていうのはあるけれど、そもそも、それを味わいに来ている。だから全て、幸せなんですよね。全て幸せなんです。
でもこれは、私たちの現世的な感覚で理解できることではないし、そうは思えないですよね。例えば、いま大切な人をなくして苦しんでるっていう人に向かって、「それも幸せだと思いなさい!」みたいなことを言う気は全然なくて———そういう意味じゃないんです。そうではなくて、ただ概念的に人間っていう存在そのものの目的について考えようとしたときに、まずいろんなことを体験するというか、現象そのものを味わうというか。そういう体験をすること自体が目的なんだって言えるんじゃないかって意味なんです。
つまり、このデバイスに入らないとこの体験という現象は味わえないんですよ。例えば映画で言うと、 映画があって、フィルムはこうコマ割りになっているじゃないですか。映画はプレーヤーで再生しないと観えないですよね。例えば悪役出てきて、ヒーローが登場してきて、ヒーローが勝つみたいなね。この時間が流れることでこのストーリーが体験できるじゃないですか。だけど、 宇宙にある段階では、このSDカードに入ってるみたいな状態なんですよ。これSDカードと、この中に入ってるデータは一緒じゃないですか。だけど、このままでは体験できなくって、生命というデバイスに入れて再生を行うことで、体験という現象を味わうことができている———まずこれが、私たちのこの世界の基本的構造なんです。
で、その生命デバイスの特徴は一時停止不可なんですよ。一時停止不可。出発点を選ぶと、次々と現実化していく。これが生命デバイスの特徴です。 その出発ね。始まりを選ぶと、もう次々行くんですよ。で、この生まれてきた段階での出発点。たとえば、オンギャー、3456ℊ 6 月 1 日朝 3 時 50 分誕生とか、あるじゃないですか。それって生まれてくる前に、選んでくるんですよ。これはね、これはなんで分かるのかって言うと、また別の動画でもお話してるんですけれども、催眠療法、いろんな人を無作為ですよ、宗教観とかそういうの全部省いて、無作為に人をピックアップして催眠療法していくと、ほとんどの人が同じような生まれてくる前のエピソードを話してるっていう、これはインタビューベースのマッピングがあって、それで言うとほとんどの人が生まれてくる前に、自分の肉体、人生、設定を選んで生まれてきてるんだなっていうのは———インタビューベースですけどね、分かってると(※参考本:マイケル・ニュートン『死後の世界が教える 人生はなんのためにあるのか』など)。で、この出発点選ぶと物事が次々と、生命デバイスの特徴とする一時停止不可、次々と現実化していくと。で、この出発点を選んでくるってこともそうだし、私たちが日常の中で現実化していくことっていうのは、全て思考エネルギーによって物質化するんです。思考です。
みんないい気分でいましょうとか、感情だと思っていたり、習慣だったり、行動だったり、いろんな説があるんですけど、思考です。考えです。「私たちの現実を作っているのは、私たちの考え、思考」だから、考え、信念、思い、思い込み、でもいいし、私たちの頭の中で選んでいることです。選んでいる思考エネルギーが現実になっていると。その思考エネルギーっていうのが、出発点を選びとることから始まっているんですけど、生まれる前に「自分はこういう人生で、今回はこういうふうに行こう」って選ぶことから始まっているその思考エネルギーですけど、これは単純に、自分自身で選んだものだけを受け取るって構造になっているんですよ。自分自身で選んだものだけを受け取ります。
っていうことは、ここで2種類の人間がいることに気づくと思います。「流されている道」、つまりこの考え、信念、思い込みの中で、人から植えつけられたもの———特に人間は7歳までは親からほとんど全ての観念を擦り込まれます。その擦り込まれたものっていうのは、ある一定の年齢域までは役に立ったとしても、そのある一定の年齢域以降は全く役に立たないんですね。なんだけど、引き続き流され続けているっていう道。で、もう一方で、「自ら選択していく道」。この、自分自身で選んだもの。
例えば親に、「あんたはこうしなさい!」って言われた時に、「はい」って言って、ほとんど思考エネルギーゼロで受け入れて、「そういうもんなんだ」と思ってやっていることと、親からこうしなさいと言われた時に、同じそれを選ぶということでも、自分で考えて、「親はこう言ったけれど、自分はどうしたいんだろう?」っていろんなファクターを考えた中で、今は親の言う通りにこれをやるってことを、自分が選択しようという自覚の大地の上で選ぶっていうのは、同じチョイスでも全然違うんですよ。
自分で選ぶっていうと、ついつい、なんかドラマチックな選択をすることだったり、自分のことだけ考えたりすることが自分で選ぶ道みたいな、そういうイメージ擦り込まれちゃってるんですけど、全然そうじゃなくて、家族のことで、家族のために、あらゆる行動を選択していたとしても、それを自分がこれを選択しているんだという自覚の大地に立つものであれば、しっかりとその恩恵を受け取ることができるんです。
ここからもう1つ罠があって———厳密には、罠というよりは分かりづらいというか、私たちが望んでない現実を、あたかも自分が望んでいるかのように作ってしまう罠があって———厳密には選んだ〝理由〟の世界で生きることになります。例えば、「安定が大事」だと。安定していないということは、全てを失うということだと、とにかく安定が大事であって、安定していないと全てを失うことになるからという考えで、例えば公務員になるとか、看護師さんになるとか、何でもいいんですけれども、そういう考えでそうした職業を選んだ時に、私たちは安定が得られるって思うじゃないですか。でも、違うんですよ。その逆で、安定を脅かされる世界で生きていくことになるんです。選んだようでいて、選んでいない方に巻き取られる———これがこの世界で生きていくにあたって最も注意深く見抜かなければいけない、大変なところなんですね。
例えば、さっきの例で言うと、安定しないとやばい世界だから、安定を選んで、安定した職業についたと。それが皆さんが選んだシナリオです。安定のために安定した職業に就く。でも、これは、この世は不安定だからなんですよね。この世は不安定だから。この世は不安定だからという理由でこちらの道を選んだわけだから、「この世は不安定なんだ」という皆さんが選んだ理由が現実になるんですよ。そういう皆さんの認識が物質化して行くんですよ。そうなった時に、じゃあこの不安定な世界を変えよう、どうにか安定させよう、と、頑張るとするじゃないですか。この世界線ですよ、この世界線を変えようと、変えるぞって言って、どうにか安定させようって言って、例えば子どもたちにもみんなの給料を半分貯金させるとか、ね。でも、これは、100%敗北します。この自分が選んだシナリオを変更させることはできないんですよ。
大事なことは、本当に自分が好きなシナリオを〝選びなおす〟ということなんですね。でも、皆さんこちらを頑張ろうとするんですよ。この不安定な世界を安定化させようとか、この孤独な世界の中で、どうにか孤独じゃないように生きようとか。でも、それって100%敗北するんですよ。敗北するんだけど、こっちの方が魅力的なんですよ。めちゃくちゃ魅力的なんです。それで、なぜ魅力的なのかっていうのが、次の第2講座で続いていくんですけれども、自分が抱えている問題を、自分が抱えている問題の世界線の中で解決できるっていうのを私たちは一番好むんですよ。
だけど、本当に必要なのは、そもそもそのシナリオ自体を変えなきゃいけないんですね。どうしたらじゃあ、好きなシナリオを選べるのかっていうところで、すごく大事な話になってくるんですけど、私の体験談をお話すると、私はですね、もうめちゃめちゃ貧しかったんですよ。借金が1500万円ぐらいあった。もちろんカードなんかも強制解約。なんでかっていうと、私が商売やってたんですけど、うまくいかなかった。赤ちゃん1人、夫とは仲が悪い、もう全然お金とかも家に入れてくれなくなったんですね、さらに、親2人も養わなきゃいけなくなったわけですよ。これがいわゆる私が選んでいたシナリオなんですよ。で、今思うと、私は頑張ることが大事の世界で生きていた。でも、頑張ることが大事だったら、頑張り甲斐がある現実を目の前につくるんですよね。だから、これをやめるんです。「頑張ることが大事」をやめると。
今は年収は数千万に至っていますし、もちろん、借金は全部完済したので、強制解約も終わって、今ではローンも借りられるようになって———まだ何も買ってないですけど———子どももなんと2人に増えまして、最愛のパートナー、この動画の編集とかも全部やって何から何まで支えてくれているパートナーもできて、親2人も元気に暮らせてます。たとえば、耳が悪いから補聴機買ってくれって言ったら、30万円ぐらいの補聴機をポンと買ってあげられるようになっています。で、そういう今だから分かるんですが、「頑張ることが大事!」っていう、これをやめることが大事なんです。分かります?
だけど皆さん〝頑張り方〟の方に行くんですよ。〝頑張り方〟———これがさっき話した罠の方です。魅力的に見えるけれど、本当は全然意味がない方の罠。で、その中で、じゃぁそのシナリオ選びましょうってなるんだけど、皆さん、どうでもいいようなシナリオを選ぶ人はいないんですよ。必ず、「好きなシナリオで生きている人」、あるいは、「とても嫌なシナリオで生きている人」、このどちらかなんですよ。「どうでもいい、このぐらいでいい」ってシナリオ選んでいる、そういう人は、逆になんかすごくいい人生を送ってそうな気するんですけど。どっちかなんですよね。
で、ここからなんですけど、これを、「好きなシナリオ」を選びたいじゃないですか。だけど、「とても嫌なシナリオ」になっちゃっている人がいると思うんですよ。全部じゃないですよ、全部じゃなくても、恋愛に関してはこっちだとかね、お金に関してはこっちだみたいな、色々なパターンがあると思うんですけれど、そこにはですね、私たちの人生には〝巨人〟がいるんですね。私たちのこの意識フィールドの中には〝巨人〟がいて、この〝巨人〟から逃げ切るっていうのが、この私たちの人生を、本当に創造的に、自分の本当の好みに則って生きていこうとするときに、一番重要な罠がこの〝巨人〟なんです。で、この「〝巨人〟って何」っていう話を、次回の第2講座の方で、「巨人編、幸運な現実を選ぶために知るべき罠」っていうテーマでお届けしたいと思います。今日の講座はここまでです。
皆さんご清聴ありがとうございました。何か質問とかあれば、コメント欄に書き込んでいただけたらと思います。こんな感じで普段は有料級でやっている講座のクオリティで自分がお届けしたいことを今回話させていただきました。で、こういう、現実を選ぶっていうところで、道具を使うという手もあるんですけれども、私が提供している開運ノート術っていうのは、こういう前提の上にやってるんですけれども。次回に、概念的な〝巨人〟の話をしてからより一層深めていただけたらな、という風に思います。
もし参考になった方は高評価、チャンネル登録、良かったコメントをいただけたら嬉しいです。皆さんまた次回の動画で。それでは、ブンブン。
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(内容ここまで)
また第2講座以後の講演録についても
文字起こし作業ができ次第ご紹介する予定です。
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