ピアニストのマウリツィオ・ポリーニ3/23逝去・追悼
2024/04/07
今日は音楽の話題を・・・といっても訃報で、
悲しい話題なんですが。(T_T)
わたしがピアノを練習し始めたのは、
高校1年生の夏休みに
公立高校に合格したお祝いとして
買ってもらってからのことです。
その、高校1年生の時から
50年近くにわたって演奏を聞き続けてきた
世界的なピアニスト
マウリツィオ・ポリーニさんが3月23日、
ミラノの自宅で亡くなられ、82才でした。
今日は彼が遺した沢山のアルバムの中から
よく聴いた演奏を厳選して
在りし日を偲びたいとおもいます。
まずは、わたしが初めて聴いたポリーニの演奏は、
1972年にリリースされた
ショパン・練習曲集 24曲のアルバムです。
最初聴いたのは1975年、
わたしが高校1年のときに
FMラジオからだったんですが、
「何だ!このピアニストは!」と
その音のクリアな響きに心底驚きました
もう何度繰り返し聴いたか分からないほどの
お気に入りアルバムなんですが、
快活でリズミカルな楽しい曲が多いので、
クラシック音楽に馴染みがあまりない人も
是非聴いてみてください。
わたしが高校時代は、まだCDではなく
LPレコードの時代だったんですが、
グラモフォンのレコードジャケットの帯には、
音楽評論家・吉田秀和さんの
「この上に何をお望みですか?」という言葉が
記されていました。
翌年、1976年3月に2度目の来日公演をしたとき、
東京文化会館大ホールで行われた演奏が
NHK−Eテレ「芸術劇場」という番組で
放映されたんですが、
食い入るように視聴してました。
そのときのプログラムは、
シューベルト「ピアノソナタ変ロ長調D960遺作」
シューマン「交響的練習曲 op.13」という2作品。
Maurizio Pollini - Piano Recital (1976.3.9 Tokyo, Tokyo Bunka Kaikan)
(映像なしで音声のみ、アンコール曲3曲含む)
今ではその演奏がYouTube動画に上がっていますが
FMラジオから録音したカセットテープは
すり切れるくらい繰り返し聴きました。
また、じかにポリーニの生演奏に接したのは、
まだ進学塾で仕事をしていた頃で、
CBC主催「名古屋国際音楽祭」
6度目に来日した1989.4.12 名古屋公演で、
シューマンとショパンのプログラム。
名古屋での初コンサートだったんですが、
次の写真はそのときの半券チケット。
ちなみに、ポリーニの日本公演については、
外部リンクですが、
こちらのページに演奏曲目が
アンコール曲も含めてすべて整理されています。
【ポリーニについて書いた過去記事(旧ブログ)】
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