悪意よりも無自覚な善意が人を傷つける(つぶやき考現学 No.93)
2024/04/10
行動しない人は
できない理由を探し、
行動する人は
どうしたらできるかだけ考える。
しかし、どんな場合にも
行動することが善につながる保証などない。
とりわけ、自分の善意から
出発している行動は、
良い結果に結びつくと信じて疑わず、
善意に基づいているがゆえに、
自分のおもいこみにも
無自覚になりがちだからだ。
明確に悪意をもって
人を傷つけようとする行為が
許されないという意見に
反対する人はいないだろう。
しかし、悪意よりも無自覚な善意が
人を傷つけることの方が
現実には多いのではないだろうか。
誰も傷つけることなく
生きることは不可能であっても、
そのことに開き直らず、
善意こそが人を傷つけることがあることを、
そして、自分の想いとは無関係に
人は傷つくものだと自戒したい(2013.5.30)
※井上淳之典のつぶやき考現学 No.93
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