寺子屋塾

寺子屋塾は「仏教的学び方」実践の場だった!

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寺子屋塾は「仏教的学び方」実践の場だった!

寺子屋塾は「仏教的学び方」実践の場だった!

2021/11/24

昨日はこちらの記事に書いたとおり、

本を読んでいなくても参加できる読書会

〝つんどくらぶ〟の29回目で、

藤田一照さんの『ブッダが教える愉快な生き方』

みんなで読んで意見交換する時間をもったんですが、

その中でひとつ、真に腹落ちしたことがありました。

 

寺子屋塾では、算数プリントをやっていたり、

経営をシミュレーションするボードゲームの

ワークショップをやっていたり、

また、最近では、

中国の古典『易経』の学習として、

毎朝サイコロを振ることを始めたりしていて、

どういう塾なのかを説明しようとすると、

主宰しているわたしですら、

いつも困ってしまうほどなんですが・・・笑


結局、何をやっているか、という内容や、

学ぶ目的から考えようとするから

よく分からなくなってしまうんですね。

 

そうではなく〝どんな学び方をしているか〟

に着目すればよかったわけで。

 

10月上旬頃にも「らくだの教室はお寺のようだ」という

記事を書きましたし、

「お釈迦さまが実践されたこと」では

ブッダの生き方に触れた内容の詞を紹介したり、

「20代前半に出会った『青春のアーガマ』」では、

三田誠広さんの仏教観に触れたりして、

寺子屋塾でやっている学習プログラムが

仏教との親和性が高いことは書いたんですが、

結局、それらの記事でわたしが言いたかったことを

ひとことで要約するとするなら、

〝仏教的な学び〟となるんだと。

 

つまり、寺子屋塾は、お寺ではないので、

仏教〝を〟学ぶことが目的ではないのはもちろん、

仏教〝で〟学んでいるわけでもなく、

どのように学ぶかという〝方法〟に特徴があり、

〝仏教的な学び〟を実践する場であったんだと。

 

でも、多くの人にとっては、「学び」といえば、

「学校的な学び」しか体験されていないので、

この世に「学校的な学び」ではない学びが

存在していること自体が

ほとんど想定外の世界で、

イメージできないのでしょうね。

 

また、フリースクールや

オルタナティブスクールを運営されている方の中には、

学校教育や学校的な学びについて

否定的見解や対抗意識をお持ちの方も

いらっしゃるようですが、

寺子屋塾の場合は前提として、

「責めない、批判しない、攻撃しない」

をモットーに、創立した当初から

学校教育とは異なる立場から、

学校ではできない学び、

学校とは異なる学び方、

学校教育では実現することが難しい学びを

実践課題としてきているので、

よりわかりにくかったかもしれません。

 

そういう視点からすると、

藤田さんの『ブッダが教える愉快な生き方』には、

「オーガニック・ラーニング」であるとか、

「頑張らなくていい」とか、

「既知を手放す」とか、

「自分なりの学びを見つけよう」とか、

常々わたしが教室で話している言葉が

たくさん見つかりますし、まるで、

寺子屋塾のために書いて下さったような

ありがたい本だなぁと。笑

 

ちなみに、佐渡島揚平さんのインタビュー記事

「感情の召使いではなく、主人となれ!

禅僧・藤田一照さんに聞く、

愉快に生きるための「学び」」
を見つけたんですが、この記事には、

有料部分まで全部読まなくても

『ブッダが教える愉快な生き方』のアウトラインが

垣間見える構成になっているので、藤田さんの本が

お手元にない方は、ぜひアクセスしてみてください。

 

最後に、つんどくらぶ関連でご案内です。

 

次回つんどくらぶでは、

『ブッダが教える愉快な生き方』の続き、第2章以降を

読む予定なんですが、その日程がきまりました。

 

2021年1月29日(土)14:00〜17:00 です。

 

来年のことを言うと鬼が笑うなどと言いますが、

年明け1月ということで、終了後には、

すこし遅めの新年会をやろうという案も

出ていますので、おたのしみに!

 

近々にイベントページが立ち上がる予定ですので、

またお知らせしますね。ではでは(^^)/

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