出口治明「『ふつうの感覚』を取り戻して欲しい」（「今日の名言・その15」）

新聞・雑誌に書かれていることに対して、  日本では72%の人が信頼を寄せています。  しかし英国では、わずか12％にすぎません。  考えるまでもなく、英国社会の方が  健全だと思います。  自分で考えて腑に落ちていることと  違うことが新聞や雑誌に書かれていれば、  「そちらの方が間違っている」と考える方が  ふつうであるはずです。  この「ふつう」の感覚を  多くの人に取り戻して欲しい、  心からそう願っています。   ※出口治明『大局観』(日経ビジネス人文庫)より

 

NHK-TVに『最後の講義』という番組があります。

 

もし今日が人生最後の講義だったら

あなたはどんなメッセージを残しますか？

 

そういう問いかけに対して、

各界の著名人が授業を行うという主旨なんですが、

公募で立命館APU学長に選ばれた

出口治明さんの回を観たのは、

昨年の夏頃のことでした。

 

その番組を観るまで出口さんのことは寡聞にして

存じ上げなかったので、

その番組で初めて知ったのですが、

１００００冊の本を読みこなされているという

出口さんのコトバはとても心に響く内容で、

すっかり出口さんのファンになってしまいました。

 

NHKのアーカイブが常時観られる環境にある方は、

ぜひご覧頂きたいのですが、

観られない方は、番組の内容を全部書き起こした

blog記事を見つけましたので、

次のページをご覧になってみて下さい。

【保存版】山口治明最後の講義を書き起こしてみたら、

　　　　　人生に対する考え方が激変した。

冒頭に名言として紹介した言葉は、

出口さんの著書『大局観』あとがきの最後に

書かれているんですが、

 

「この本で皆さんに一番伝えたかったことは、

　数字と事実とロジックを武器に

　自分の頭で考える癖をつけてほしいということです」

 

と結ばれていました。

 

わたしも日々常々

自分の頭で考えられる人が育って欲しいと願いながら

寺子屋塾の教室を運営しています。

 

※冒頭の写真はこちらのページよりお借りしました

 

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