塾生Aさんから久しぶりに届いたふりかえり文
2023/01/14
土曜は教室での塾生とのやりとりや、
塾生の書いたblog記事を紹介したり、
らくだメソッド関連の記事を書いたりしています。
2021年11月から寺子屋塾に入塾されて
学習を始められたAさん(50代・女性)は、
プリントを学習した後でふりかえりの文章を書かれ、
その文章がFacebookメッセージで
ほぼ毎日送られて来ていました。
2021年3月には、それまでに書かれたふりかえり文を
1日に半月分ずつ9回に分け、
このblogで毎日続けてご紹介したことがあります。
一人ひとり異なる学習プロセスに立ち合うことを
(その1)として(その9)まであります。
また、Aさんからは、日々のふりかえり文の他に、
2ヶ月毎に学習をふりかえって
書かれた文章も送られて来ていたんですが、
2021年の11/5に書いたこちらの記事に
11月までのふりかえり文と
それまでに書かれたふりかえり文の
リンクをまとめて記しました。
そのAさんは、昨年11月に
学習を始めて丸1年を迎えたんですが、
2日間を除いて
1年間ほぼ毎日プリント学習ができていた
理由のひとつには、
わたしにふりかえりの文を書いて
メッセージを送っていたことが
あったのではないかということで、
それをストップしてもプリント学習が
続けられるかどうかチャレンジしてみることに。
それで、11/15以降は、
Aさんからふりかえり文が
送られてこなくなっていたんですが、
その後もプリントは毎日ちゃんと続いていました。
今日のblog記事では、
そのAさんからお正月に久しぶりに送られてきた
ふりかえり文をご紹介しようとおもいます。
(引用ここから)
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2023.01.03
小5-25 17分35秒 ミス3
小2-36 1分42秒 ミス0
今日、最小公倍数の求め方をあみ出した😱
いまごろか😤
んじゃ、今までどうやっとったの?
それは…分母を掛け合わせる。
最小でない場合もある。
分母の半分の数をクロスして掛け合わせる。
だいたい、上記2パターンでやってきた。
小5-25のプリントでは、
当てはまらないケースもあるので、
やっぱなんかやり方あるんじゃない?と
模索した結果、編み出したのだ😝
(文字で記述できんから説明せんけど)
それでも、今までなんとなくでやってきたやり方でも
やれちゃうんだ。
この、なんとなくの能力こそ、
🐫メソッドで培われる能力なのかもなぁ〜。
小5-25。ひき算、九九、わり算をこなしていない
小5の子どもにとっては、
このプリント、やっぱり苦しいと思うんだ。
ほんで、短気な子は「わからーん❗️」って
諦めるんだと思うんだ。
でも、毎日コツコツやっとれば
いつかできるようになるからって教えてあげたいけど、
そう、人から聞いたところで
やっぱり半信半疑になると思うんだ。
でも私は、そのいつかできるということを、
この1年でわかってしまったのだ。
だから、計算ができるとかできないじゃなくて、
毎日コツコツできるかできないかが鍵なんだと。
幼き日の自分に、そう声をかけてやりたいけど、
今なんだよ。
これがわかったのは今なんだよ。
それを遅過ぎたと捉えるのか、
今わかって良かったと捉えるのか、
それもまた自分の捉え方次第だし。
相変わらず、1枚のプリントが色んな事を思い巡らす。
正月休みは今日まで、久しぶりの長文のふりかえり。
それもまた良き❣️
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(引用ここまで)
小5-25のプリントは、220枚ほどある
らくだメソッドの小学校算数教材では
最も難しいと言われているプリントの1枚で、
どれだけ難しいかを最初に体験して頂きたく
お試しプリントセットにも入っているんですが、
はじめてやって
めやす時間でできミス3つ以内で
解ける人はだいたい1000人に1人くらいで、
28年間教室をやってきたわたしも、
これまで1人しか出会ったことがありません。
詳しく知りたい方は、旧ブログに書いてあるので、
次の記事をご覧になってみてください。
でも、1年前にはかけ算九九があやふやで、
小5-25のプリントについては1問も解けず
まったく手も足も出ない状態だったAさんが
ふりかえり文に「この1年でわかってしまった」と
書かれているとおりで、
自分に必要な課題を毎日コツコツやり続ければ、
多少、早い遅いはあっても、
アタマが良し悪しや
勉強ができるできないとかには関係なく、
だれでもできるようになってしまうのです。
これは、28年間で500名以上の塾生に
応対してきたわたしも出会ってきた事実で、
けっして誇大広告ではありません。