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OPENな場で書くことはなぜ大切?

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OPENな場で書くことはなぜ大切?

OPENな場で書くことはなぜ大切?

2023/06/04

昨日投稿した記事

分身の術がとっかかりでしたが、

結局「書くこと」がテーマでしたね。

 

以前、教室で塾生の一人から、

「blogのようなOPENな場に書き続けることが、

 なぜ大切なんですか?」と

問われたことがあり、

そのとき話した内容を整理しておくことにしました。

 

去年12月の初め頃に、

「情報洪水の時代をどう生きるか」というテーマで

関連する記事を含めると10回以上にわたって

投稿したことがあります。

 

今日の記事は、その要約版と言ってもいいんですが、

この記事の終わりに

過去記事のリンクを貼っておきますので、

未読の方はそちらの方もアクセスしてみて下さい。

 

 

まずは1番の

「情報の入力過剰を防ぐ」について。

 

今の時代、情報については、

ごくふつうに生きているだけで、

だれもがほぼ例外なく入力過多状態になります。

 

「ごくふつうに生きる」って何だ?って

突っ込まれそうですが・・・笑

 

でもまあ、そんなに難しく考えなくても、

たとえば新聞、書籍、雑誌などの出版物、

テレビ、ラジオ、インターネットなど、

メディア(情報媒体)に様々な形態があっても、

そうした情報にまったく触れることなく

生きている人は、

こんにちかなり稀でしょうから。

 

その情報の内容も玉石混淆で、

必ずしも有益な情報ばかりではありません。

 

Googleで検索して得られる情報にしても

営業色の強いものが上位にヒットする

傾向がありますし。

 

今はそのような、処理しきれないほどの

たくさんの情報や、情報バイアスに対して

どのように立ち向かうかを

だれもが工夫する必要がある

世の中であるわけですね。

 

「書くこと」つまり

「自ら情報を発信する」主体者であろうと

努める姿勢は、

少なくとも、その「書く」行為のために

一定の時間を確保しなければなりません。

 

したがって、すくなくとも

その「書く」時間のぶんだけは、

自分に入ってくる情報が入力過剰になることを

防いでくれることにつながるわけです。

 

 

次に2番、

「入力内容に自覚的になる」ですが、

たとえば、いまこうしてわたしが

書いている記事についても、

アウトプットするためには、

インプットする工程(考程)は必須で

元ネタなしに書くことなどできません。

 

ですから、書き続けていれば、

日々たくさんの情報を見聞きしているようでいて、

その意識がどちらに向いているか、

どこから情報を得ているのか、

どんなことに興味関心があるのかなど、

自分でだんだんわかってきます。

 

たとえば、わたしが昨日書いた記事も

この記事を書く前に読みなおしてみたんですが、

「書く」→「読みなおす」といったことを

日々繰り返していれば、

自分がそうした情報の入力ステップを

具体的にどう行い

どう処理しているのか、

自ずと自覚的にならざるを得ないわけです。

 

 

それで、3番めですね。

「自分の情報処理の癖に気づく」は、

2番の延長線上にある内容とも言えるわけですが、

書き続けること自体を

日々自ら継続的に観察していることによって、

 ①外側から情報を取りいれる

 ②得た情報をもとに思考を加える(加考)

 ③加考した情報を表現し出力する

という3つのプロセスに分けられることが

見えてきます。

 

そして、こんなふうにプロセスが分けられると、

さらに観察力の解像度が上がって

各々の情報処理の仕方について、

自分にどんな癖や特徴があるのかが

見えてくることがあるんですね。

 

1〜3のステップ全部につながることですが、

自分ひとりだけで書いていると、

表現が独りよがりになりやすくても、

OPENな場に書いて、

他者からフィードバックを得るように努めることで、

より多面的、より立体的に

物事を捉えられるようになる可能性が高まりますし、

一般に心の病とか障害とか言われていることも、

こういう見方をすることで、

別の光を当てられることがあるかもしれません。

 

【関連記事】

17才の私はずっとそこにいる(薬師丸さんの誕生日に寄せて)

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情報洪水の時代をどう生きるか(その0)

情報洪水の時代をどう生きるか(その1)

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情報洪水の時代をどう生きるか(その6)
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情報洪水の時代をどう生きるか(その8)

情報洪水の時代をどう生きるか(参考本24)

 

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