塾生Aさんのふりかえり文(難関プリント小6−18合格編)
2023/08/09
中村教室は明日からお盆休みに入るので、
今日は休み前の最後で
2021年11月から寺子屋塾に入塾されて
学習を始められたAさん(50代・女性)が
教室に来ていました。
Aさんは、プリントを学習した後で
ふりかえりの文章を書き続けていて、
昨年11月までは、
その文章がFacebookメッセージで
わたしのところにほぼ毎日送られて来ていました。
2021年3月に、それまでに書かれた
ふりかえり文を半月分ずつ9回に分け、
このblogで毎日続けてご紹介したことがあり、
一人ひとり異なる学習プロセスに立ち合うことを
(その1)として(その9)まであります。
また、Aさんからは、日々のふりかえり文の他に、
2ヶ月毎に学習をふりかえって
書かれた文章も送られて来ていたんですが、
2021年の11/5に書いたこちらの記事に
11月までのふりかえり文と
それまでに書かれたふりかえり文の
リンクをまとめて記しました。
学習を始めて丸1年を迎えた昨年11月以後は、
わたしのところに
ふりかえり文が送られてくることは
なくなったんですが、
プリント学習は毎日続けられています。
今年のお正月に送られてきたふりかえり文を
ひさしぶりに紹介したことがあり
次の記事に書きました。
そのAさんがいまは、小学校6年の
四則混合計算問題の単元を学習中です。
この小6−18のプリントは、
整数、小数、分数が入り交じった
たし算、ひき算、かけ算、わり算の
混合算が30題あり、
初めてこのプリントをやったときに、
塾生10人のうち9人が
「これができる日がやってくる気がしない」と
感想を漏らすという、
全部で31枚ある小6プリントの中では、
いわくつきというか、
最も難しいプリントとされるプリントの1枚です。
1ヶ月ちょっと前から
このプリントに取り組んでいたAさんも
「合格できる気がしないよ〜」って
言っていたんですが、
8/1に31枚目のプリントで見事合格しました。
ということで、今日は、
小6−18に合格したときに書かれた
Aさんのふりかえり文を以下にご紹介。
(引用ここから)
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2023.08.01
小6-18 ミス1 8分48秒 (31枚目にして合格)
小2-36 ミス1 1分49秒
あれま、やっぱり狐さんが出てきて
こんにちは〜!だゎ。
不可能と思われていたことが
可能であったという事実。
やはり経験則で未来を憂うなかれだ。
自分は未来をイメージして
今をどうすることがベストなのか?と
思考するタイプだと思う。
それは堅実的だと思うし、
まぁ紆余曲折あったにせよ自己満足でいると思う。
が、しかしその枠から飛び出して
羽ばたく自分もいたのかも知れない。
人生にタラレバはない。
小6-18からの教えは深いぞー。
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2023.08.02
小6-18 ミス3 8分3秒
小2-10 ミス0 1分39秒
すげーな。
昨日合格したんだけど、
手元のプリントを見たら
次回の通塾日までのプリントが足らないから、
今日は小6-18を引き続きやることにした。
それは宝の箱を開けるようなことだった。
あんなにも8分台で
できる訳がないと感じていたプリントが
8分3秒とミラクルを見せてくれたのだ。
連続の8分台は狐につままれた出来事ではなく、
私の脳力の結果だと確信できた。
そして、出来てしまえばなんてことはない。
みたいな感覚も芽生えてくるから厄介だ。
32枚の積重ねの事などどこ吹く風になる。
すると自分ができたんだから、
誰でもできるはず。と感じてしまう。
大人が子どもに求める
「これくらいできるでしょ
これくらいわかるでしょ」の感覚と似ている。
32枚の積重ねの苦労を忘れないでいる事で、
人へのつまずきに共感し
寄り添う気持ちで待つ事ができそうだ。
そんな事を小6-18は教えてくれた。
すげーな、すげーな。
ただ、ただすげー。
ちくしょぉ、プリントいつやめられるんだ?