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寺子屋塾生が書いているらくだメソッドの記事(その6・小5教材)

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寺子屋塾生が書いているらくだメソッドの記事(その6・小5教材)

寺子屋塾生が書いているらくだメソッドの記事(その6・小5教材)

2024/01/29

2017年9月から寺子屋塾で学習している

板倉匡利くんは、すでに算数・数学教材を

最後までひと通りやり終えているんですが、

一昨年11月から二巡目の学習を開始しています。

 

二巡目は、ただプリントの問題を解くだけでなく、

プリントの中味を確認しながら、

板倉くん自身のblog

気分やさんの気ままなブログ

そのプロセスを紹介する記事を書き続けているので、

この寺子屋塾blogでも

学年別にまとめて紹介してきました。

寺子屋塾生が書いているらくだメソッドの記事(その1・幼児教材)

寺子屋塾生が書いているらくだメソッドの記事(その2・小1教材)

寺子屋塾生が書いているらくだメソッドの記事(その3・小2教材)
寺子屋塾生が書いているらくだメソッドの記事(その4・小3教材)

寺子屋塾生が書いているらくだメソッドの記事(その5・小4教材)

 

それで、このお正月明けに小5教材が終了し、

現在彼は小6教材を学習しているんですが、

1/22と1/23に小5教材全体をふり返っての記事を

書いていたので、

以下にご紹介しようとおもいます。

 

2回の記事に分けて書いていたものを

内容を変えないようにまとめました。

 

 

(引用ここから)

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らくだプリントの小5の教材も

終えることができました。

小4の教材をやった時ほど

かかりはしなかったと思っていたのですが、

確認してみたら10/1から取り組み始めていました。

 

小4の教材をやった時の5か月かけたということは

さすがにありませんでしたが、

今回も3か月半やっていたというのは

体感より長い期間に思います。

 

まずは今回も小5の教材をやった際の

投稿一覧を載せておきます。

 

【双方に矢印が出ていることによる創造性】

【「約分と倍分」と「具体と抽象」】

【見る必要があるものだけを見る】

【ややこしい言葉をどう理解するか】

【論理を超えた感覚的理解】

【やれるタイミングは何度もあったのに・・・】 

【反射的にできた問題からやりやすい解き方を考える】

【イメージと実際はレイヤーが違う】

【どちらかではなく全体から重心を動かす】

【答えは自分の中にある】

【自分の実現したいことの方向性が事実と手応えに現れる】

【見切り発車で投稿を始めたら】

【予想外になった1分15秒をとうとう!】

【帯分数化と約分の手順】

【時間の開きに疑問を持ち】

【途中式を書けばうまくいくかとも思ったが】

【難しいものほど手応えの変化も生まれやすい】

【またしての約分で・・・】

【恒例の「問題に向き合う重視」のやり方の方が・・・!?】

【なぜこのタイミングで約分が組み込まれているのか】

【最後までどうなるか分からなかった】

【足し算より引き算の方が】

【問題文をちゃんと読みましょう】

【足し算も引き算と同じような流れで】

【問題に合わせて自分をチューニング】

【自分に合ったやり方をなじませる】

【絶妙な差だから見出しにくい】

【常に自分が変化していることにも気づかされるらくだプリント】

【問題構成の連続性】

【変わることはないと思ったら】

【分からなくなったら基本に立ち返る】

【小数×分数は小数を既約分数にしてから】

【分数の割り算に「意味」はあるのか】

【分数の割り算を小数で考える】

【分数の割り算の約分は我流でやらず途中式を】

【できていることにむしろ疑問】

【数の距離感をつかむ】

【全体と部分】

【文字を使いこなせれば】

【数覚だと感じたこと】

【時間を測る効用】

【自分自身にも分からないこと】

 

・・・書き手の僕としては今見返してみても

【問題文をちゃんと読みましょう】という

タイトルだけ浮いているように思うのですが(^^;)

 

今回も振り返りとして、

小4の時と同様に2つ書こうと思います。

 

1つ目はやり方について

考えていた・意識していたことが

多かったなと思いました。

 

小3や小4(1つ目2つ目)の振り返りでは

今見返してみると

自己の内面に関する

振り返りになっていると感じました。

 

その内面に通ずるという見方が

小5の教材でのやり方の話として

表れていたように思います。

 

ここでいう「やり方」というのは

途中式のことから数の見方、

プリント自体に対しての取り組み方と

いろんなものを含んでいます。

 

最小公倍数のところと

3個の分数の足し算・引き算のところで

山場が訪れましたが、

このあたりではまさに自分のやり方を

考えていたのだと思います。

 

ただ、それがすべて自分でつかみきれたかというと

最後の【自分自身にも分からないこと】にも

書いたように分からない部分もあるわけですが。

 

しかし「分からない」から

次につながることがあるのではないでしょうか。

 

もちろん分かってから前に進むことも

大切な場合もあります。

 

が、それがすべてかというと

そうではないということが

最後に訪れたことでもあるように思います。

 

「分かる」は時に時間を超えるものだと

いえるのではないでしょうか。

 

 

もう1つ今回の部分で思ったのは

時間を計ることの大切さです。

 

今回の教材でも繰り返しやったところがありました。

繰り返すことにした時点では

手応えから決めていたこともありましたが、

何回も繰り返した時には

時間がもう1枚やるかどうかの

判断材料になっていました。

 

今回の最後の方は例外ですが、

大抵は繰り返していると

手応えの感覚と時間感覚が伴うようになり

手応えで時間がどうか

分かるようになっていきました。

 

時間といえばちょうど昨日開催した

インタビューゲーム会に関しての話があります。

 

インタビューゲーム会の時にはアイスブレイクとして

「だいたい30秒自己紹介」をやっています。

 

この後のインタビューする情報にも

なるからということで

やっているという理由もありますが、

「30秒」としているところに意味があります。

 

正確には、寺子屋塾での

インタビューゲーム会の時に

30秒自己紹介をやっていたので

自分で開く時も真似てみたことから入り、

ある時に僕自身が意味を見出したから

続けていたりします。

 

時間を計って30秒経ったらサインとして

手を挙げて知らせているのですが、

過ぎても短くても構わずで

これは別に30秒ピッタリ紹介して

もらいたいわけではありません。

 

ですが30秒を測られることで30秒に対して

長い・短いを感じたり、

どれくらい話すと30秒になるのかということを

考える機会になりうるのです。

 

実際に僕もかれこれ30回は

30秒自己紹介をやっているのですが、

最初は話してみて30秒かと気にしていました。

 

それが今となっては、

話しながら30秒になりそうなほど話しているなと

感覚的に感じて話す量を決めています。

 

そしてそれがインタビュー時間の

20分の実感にもつながることだと考えています。

 

実はこのブログの投稿に関しても、

ある時から時間に関して

やるようになったことがあるのに

気づいていますでしょうか?

 

それについてはまたいずれ書こうと思いますが、

本当に時間を計ってみることで

分かることや変化、身につくことがあるなと

つくづく感じています。

 

※元のブログ記事

【自分の見方が自分のやり方となる】

【時間感覚をつかむと捉え方が変わる】

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(引用ここまで)

 

今回の板倉くんのふりかえりで

彼が書いている話は2つあるんですが、

両者の内容はつながっていて

「そもそも〝わかる〟とはどういうことか?」

というテーマに集約されますね。

 

この記事を読まれた皆さんもぜひ、

「そもそも〝わかる〟とはどういうことか?」

ということを、ご自身の体験に照らしながら、

自分で考えてみてください。

 

わたしがこのテーマについて、

どんなふうに考えたかを知りたい方は、

2023年9月にこの寺子屋塾ブログで

「そもそも〝わかる〟とはどういうことか?」

というテーマで

次の記事を初回とし、

8回にわたって連続して記事を書いて

投稿していますので、そちらをご覧ください。

そもそも〝わかる〟とはどういうことか?(その1)

 

あと、板倉くんのふりかえりブログ記事の

タイトルが、【自分の見方が自分のやり方となる】
となっているんですが、

わたしたちの目の前にある世界は、

———それを心といってもいいし、

精神といってもいいし、

魂といってもいいんですが———

人間の内的世界がそのまま投影されたものだと

捉えるとするならば、

自分が世界をどのように認識しているか、

その、ふだんの思考や心持ちが

そのまま映画館のスクリーンのように、

映像が映し出されていると見る。

 

もちろん、これはあくまでひとつの仮説です。

 

つまり、そのように捉えるという考え方があると

言っているだけなので、

それが事実かどうか、正しいのかどうかは

わたしにもわかりません。

 

でも、そのように捉えた場合に、

結果として映し出されている映像の方を

変えようとしても

とってもタイヘンなんですが、

それを映し出す前の自分の心持ちの方を

変える方がずっとラクであるということは

おわかり頂けるのではないでしょうか。

 

そうしたことに気づく

きっかけづくりになり得るというのが、

このらくだメソッドの学習の

ひとつの可能性なんだということを

板倉くんの記事を読みながら

改めて認識しました。

 

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●2021.9.1~2023.12.31記事タイトル一覧は

 こちらの記事(旧ブログ)からどうぞ

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