吉富昭仁『地球の放課後』全６巻が今なら無料（10/16の18時まで）
2024/10/02
先月９月は「統合すること」をテーマに
２４回の記事を投稿しました。
（その13）の記事で
吉富昭仁というマンガ家が描いた
マンガ作品を紹介したのを覚えていますか？
『ＢＬＵＥ ＤＲＯＰ 〜天使の僕ら〜』は、
わたしが最初に読んだ吉富作品であることや、
先が全く読めない転換の巧さ、
近未来を舞台としたSFでありながら、
ただただぶっ飛んだだけの
非現実的なストーリーではなく
リアルな世界のモラルもちゃんと投影していて、
ラブコメ路線、シリアス路線、セクシー路線
すべてありというごちゃ混ぜの展開で
まさに「統合」というテーマに相応しいと感じて
紹介しました。
この作品のコアにあるテーマは
まさに〝愛〟だとおもうんですが、
主人公ショータは、のっけからいきなり
アルメ（異星人）から女に改造させられた
親友ケンゾーからセックスを迫られるという
衝撃的シーンから始まっていて、
倒錯的な性描写も頻繁に登場するので、
賛否両論あって、好みもはっきり分かれるでしょう。
まあ、それはともかく、
最近はすっかり吉富ワールドに嵌まってしまい
厖大な作品群を次々に読み漁っているんですが、
『チャンピオンRED』（秋田書店）で
2009年9月号から2012年7月号まで連載された
わたしが２番目に読んだ
『地球の放課後』という作品があります。
ある日突然、世界中に謎の物体「ファントム」が出現し、
その襲撃で次々に人が消されてゆき、
やがて地球上の
ほぼ全ての人類が消え去ってしまいます。
そんな世界に、たった４人だけ残された
１７歳の少年・川村正史と
１０代の女の子・早苗、八重子、杏南。
物語は、世界から人が消えてしまって
１年が経ったところから始まり、
４人はファントムの恐怖に怯えながらも、
逞しく生き抜いていくという日常系終末ストーリー。
さて、それで、
吉富さん自身、代表作のひとつとして数え上げ、
コミックスにすると全６巻分のボリュームがある
この『地球の放課後』を今なら
チャンピオンクロスのwebsiteにて、
すべて無料で読めるという情報をＸで得ました
というのが本日の記事の本題です。
世界にたった４人だけが残されてしまったという
かなり悲惨な状況なのに、
この４人がその状況に絶望せず
とっても明るく毎日を送っているんですね〜
会員登録（ＸまたはGoogleアカウントで連携可）が
必要で、１日に読める分量に制限がありますが、
こちらをアクセスしてみて下さい。
