2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その3)
2026/01/22
2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」
3回目の投稿記事になりました。
今日からは、
24冊のレビューというか、
各々の本のコンテンツにも言及していきます。
昨日までは、24冊を選んだ順位の順番で、
投稿していくつもりで、
昨日も触れたように
①の工藤勇一さん、苫野一徳さんの対談本から
書こうとおもっていたんですが、
ひと晩寝たら気が変わってしまいました。
というのは、この順番は
わたし自身に与えたインパクトの大きさ順なので、
上から順番に書いていくのは、
最初はそれなりの熱量で書けたとしても
おそらくはそれが尻すぼみするように
減っていくでしょうから、
全体としてはアンバランスな感じが拭えず、
書いているわたしも読まれる皆さんにも
あまり面白くないんじゃないかと。
それで、24冊の順番には囚われずに
ランダムな順番とし、
順番だけでなく、その取り上げ方、
書き方についても、
ある日は1冊単独で取り上げたり、
またある日は3冊ぐらいまとめて取り上げて
まとめてコメントを書いたりという
そんな感じにしようとおもいたったのです。
それで、本日の記事で取り上げる本ですが
5日前の1/17が坂本龍一さんの
誕生日だったということもあって、
(もちろん、それだけが理由ではないんですが)
次の1冊にしました。
1980年から2017年まで38年間にわたって
坂本龍一さんに行われたインタビューのうち、
リットーミュージックで刊行されている
雑誌「キーボードマガジン」と
雑誌「サウンド&レコーディングマガジン」の
掲載記事68本を1冊にまとめたもの。
2024年12月17日初版

わたしは、坂本さんが
まだ無名のスタジオミュージシャンだった
ファーストアルバムをリリースされた
1978年の頃から知っていたので、
こんなふうに記事の載った雑誌を
何冊かは読んでいてダブったものもあるんですが、
こうやって1冊にまとまっていると、
坂本さんの記事を保存するだけが目的なら
雑誌を廃棄してもよくなるのでスッキリします。
ちなみに、記事冒頭の写真で右側に載せたものは、
東京都現代美術館で
2024.12.21〜2025.3.30に開催された
この読書ふりかえり記事を書こうとしていたら
昨年大晦日12/31に投稿した
今日の音楽シリーズの最終回に追記するコメントを
書きたくなってきたんですが、
まさにこの内容は、本書に対する
読書ふりかえりでもあることにおもいあたり、
以下にそのまま転記しておきます。
●今日の音楽シリーズを締めくくるにあたって
「寺子屋塾のブログなのに
なぜ、音楽の記事を投稿しているんだろう?」と
教室で行っていることと書かれている内容とが
フィットしていないように
感じられていた方も
きっと少なくなかったことでしょう。
わたし自身もこのシリーズを投稿し始めた頃には
まったく意識していなかったんですが、
11月頃に〝感じる力〟がいかに大切であるかを
痛感するような出来事があったのです。
そのとき、
このように1年にわたって記事で紹介してきた、
様々な人々の、さまざまな音楽や映像によって、
わたし自身が、幼少期の頃から
〝感じる力〟を育てて来られたということに
改めておもいあたりました。
おそらく、1年間こうして紹介してきた
さまざまな音楽や映像との出会いがなければ、
この寺子屋塾のような場を
わたしが開くことはなかったのではないかと。
この〝感じる力〟こそが
わたし自身の根源であり土台であるんだと、
わたし自身が、
こうした内容の記事を
寺子屋塾ブログで投稿し続けてきたことの意味を
後から理解することになりました。
もちろん、何が〝感じる力〟を育てる入口かは
人それぞれ異なりますから、
ある人にとってはそれが絵画であったり、
演劇であったり、陶芸であったりで、
別段、音楽でなくても構いません。
ただおそらく、この〝感じる〟能力は
身体を持たないAIの最も不得意とするもので、
これからの時代を生きる人間には、
この感受性と身体性というものが
きっと大きく問われることになるでしょう。
※2023.3.28に坂本さんが亡くなったとき、
追悼の意を込めて次の10記事を投稿しました。
未読の方は併せて読んで下さると幸いです
4/4 「クロードのいる風景』谷川俊太郎(坂本龍一・追悼)
4/6 ポップス音楽の現場から(坂本龍一・追悼)
4/7 音楽家にとって楽譜とはどんな存在か(坂本龍一・追悼)
4/8 未完の手稿 未来の日付から(坂本龍一・追悼)
4/9 地域通貨を通じての坂本さんとの関わり(坂本龍一・追悼)
4/10 音楽図鑑 エピキュリアンスクールのための(坂本龍一・追悼)
4/11 『YMO写真集 OMIYAGE』より坂本さんへのインタビュー(坂本龍一・追悼)
4/12 高橋悠治「坂本龍一ときみがすれちがったメビウス空間の裏側に何があったか」(坂本龍一・追悼)
4/13 ファーストアルバム『千のナイフ』 のこと(坂本龍一・追悼)
4/14 オススメ動画&関連本 雑誌10選(坂本龍一・追悼)


