2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その4)
2026/01/23
2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」
4回目の投稿記事です。
さて、どの本にしようかなと
アレコレ考えていたんですが、ふと
「もしも、前日の記事で取りあげた坂本龍一さんが
残りの23冊の中から1冊選んだら、
どれ選ぶかな?」という考えが浮かんで、
㉑阿部洋一『それはただの先輩のチンコ』

となりました。笑
声に出して呼ぶのをちょっと憚られるような
刺激的タイトルということもあり、
Xで公募し採用された略称は『それチン』ww
実はこの本、出版社・太田出版のwebsiteで
web連載され、連載中には
それまでの全部の章が
ネットで読めていた期間もあったようですが、
現在でも冒頭の第1章だけは、
丸ごと読むことが出来ます。
・それはただの先輩のチンコ – Ohta Web Comic
もともと、本作は、
読み切り作品として発表した作品が
好評だったことから、
連載化したという経緯があったようで。
それと、単行本化記念で読者プレゼントとして
企画制作された『それチン』マスキングテープ
なるものもあります。笑

そえにしても、読者プレゼントとして
限定100個制作されたという
このレアなアイテムを
なぜわたしが持っているのでしょうか?笑
太田出版のそれチンページよりダウンロードできる
読者の声入りPOPを活用し、
発売当時は、書店で本作がこんな風に
平積みにされていたようで。

さてそれで、冒頭の写真の横に
苫野一徳さんの『愛』を載せた理由は、
その本に書かれている
苫野さんの〝愛〟についての定義
愛とは「存在意味の合一」と「絶対分離的尊重」
という、一見矛盾する二つの要素の
弁証法的な統一であるを読んだときに、
『それチン』の内容が
ふと浮かんだということによります・・・って、
全然ワケわかんないですよねww
また、本作は松岡正剛さんが始めたISIS編集学校
「多読ジム」とのコラボ企画として、
課題図書にもなりました。
遊刊「エディスト」に掲載された
作者・阿部洋一さんへのインタビュー記事
2本をご覧になってください。
2023年11月、この寺子屋塾ブログで
24回の連投記事を書いたことがあったんですが、
この本1冊読むだけで、
24回の長い長い記事で
わたしが書きたかったことの半分以上を
受け取れる方もいらっしゃるかもと
おもえてきたので、
『それチン』も〝教えない性教育〟
参考本リストの1冊に加えることにしました。
・・・ということで、わたしは本作は
漫画本の形を借りた哲学書だと
ひそかにおもっているのですが、
どんなに言葉を丁寧に尽くしたところで、
漫画というメディアを通じてでなければ
伝わらないことがありますので、
とにかく読んでみてください。


