寺子屋塾

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その14)

お問い合わせはこちら

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その14)

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その14)

2026/02/02

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」も

今日で14回目の投稿となりました。
 

これまでの記事を読んでいないと

今日これから投稿する記事の内容が

わからなくなることはありませんが、

未読記事が気になる方は、次から先にどうぞ!

内容や紹介している本は→で示しています。
 

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その1)

→全体の概観、選ぶ前提条件についてなど

 

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その2)

→その1の続き、24冊のリンク集

 

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その3)

→⑩リットミュージック編『インタビュー:坂本龍一』

 

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その4)

→㉑阿部洋一『それはただの先輩のチンコ』(略称『それチン』)

 

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その5)

→24冊に漏れた雑誌、ムック本などについて

 

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その6)

→⑫戸谷洋志『Jポップで考える哲学 自分を問い直すための15曲』

 

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その7)

→⑪エルケ・ヴィス『QUEST 質問の哲学』

 

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その8)

→⑨フェリックス・ファブリック『本当のわたしを見つけにいこう』

 

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その9)

→⑤アルボムッレ・スマナサーラ『ヴィパッサナー瞑想』

 

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その10)

→⑦小室直樹『数学嫌いな人のための数学』

 

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その11)

→⑬崎谷博征『水と命のダンス 生命の根源に迫る水の驚異的メカニズム』

 ⑮星野源『いのちの車窓から2』

 ⑱泉谷閑示『「自分が嫌い」という病』

 

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その12)

→④溝口雅子『Notionなんでも事典』

 ㉒落合陽一、山口周ほか7名『Chat GPTは神か悪魔か』

 

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その13)

→2015〜2024年の10年分読書ふりかえりブックリスト

 


さて、本日の読書ふりかえり記事で取り上げる本は

冒頭の写真で掲げた次の3冊です。

若杉逸平&うちやまともみ『対話について対話しよう』

石田光規『自己決定の落とし穴』

前野隆司『人はなぜ「死ぬのが怖い」のか』

 

ふりかえり記事その11その12のように

1回分(1日分)の記事で

2冊以上の本を取り上げた時も

1冊ずつ個々にコメントしてきましたが、

今回は今までの書き方とは

ちょっと違う書き方をしてみようかと。

 

阿部洋一さんの『それチン』を取り上げた

その4の記事

阿部さんへのインタビュー記事2本を

シェアしたんですが、

01それチン大賞の記事を読まれた方は、

そこに書かれていた、

漫画・新書・文庫3冊をセットにして読む

という話をご記憶かもしれません。

 

イシス編集学校では、

この3冊セットにした読み方を

「DONDEN読み」と言っているようですが、

どんでん返しのDONDENですね〜

 

この「DONDEN読み」という名称や手法が

広く知られる大きなきっかけとなったのは、

近畿大学アカデミックシアターにおける

「DONDEN選書プロジェクト」だったようで、

次の記事をご覧下さい。

本が棲む生態系 DONDENの挑戦


今日の記事で取りあげた3冊は、

絵本・新書・文庫なので、

DONDEN読みの最初にある「漫画」が

「絵本」に替わっているわけですが、

取り上げた3冊の形式が異なる点で同じです。

 

1冊だけで読むよりも、

違う形式のものを複数並べて読むことで、

それぞれの違いが

より浮き彫りになると同時に、

各々のつながりや関係性が感じられて

個々の特徴が見えやすくなるのでしょう。

 

まず、『対話について対話しよう』ですが、

話す人・若杉さんと描く人・うちやまさんが

「対話について対話しながら書かれた本」と

3ページに書かれていました。


でも、この本には「対話とは・・・である」という

正解が示されているわけではありません。

 

なぜなら、正しい結論を出そうとすることは、

言い換えると、「対話的な関わり」を

一方的に切ろうとしてしまうことでもあるから。

 

つまり、「対話的な関わり」とはおそらく、

意図的に目指されるものでは

ないんじゃないかと。

 

人と人とが関わるプロセスにおいて

双方にフラットなつながりを意識することで、

おのずと生まれてくるものであり、

そのあり方は決して一通りには収束せず、

多様に変化しながら

粘り強く継続されていくもののように

おもうからです。

 

当塾では、何をどれだけどのように学ぶかを

学習者自身で決めることを大事にしていますが、

この「自己決定」という言葉についても

自己決定の度合いにさまざまな段階があり、

何を目的にするかでも

意味合いが変わってくるので、

自分で決めさえすれば良いってわけではなく、

使い方は一筋縄ではいきません。

 

よって、「対話的関わり」と同じように、

「自己決定」も

自分ひとりだけで勝手に決められることでなく、

自己を取り巻いている

見えない他者との関係性を

意識する必要がありますから、

そういう意識の欠けた

「自己決定」には落とし穴があると。

 

人はなぜ「死ぬこと」を怖がるのかについても

「死ぬこと」については、

「生きること」が対として存在しているので、

「死ぬこと」について考えるということは、

「生きること」を考えることでもありますし、

時間というものをどう捉えるかということにも

大きく関わってきます。

 

また、対話、自己決定というテーマを

脳科学的にみるとどうなるのでしょうか・・・

霊魂って霊魂同士「対話」してるのでしょうか・・・

さらには、生きることと死ぬことを

〝時間〟という概念と対比して考えると

どういうことが見えてくるでしょうか・・・

 

・・・というように、

この3冊の本に書かれているテーマや内容を、

各々対比させながら読み解いていくことで、

1冊1冊を個別に切り離して読むよりも

視点がより多面的になり、

理解がより深まっていくように感じるのです。

 

 

わたし自身の本を読み方についてですが、

1冊の本だけをずっと集中して

読み切るというやり方はほとんどしていません。

 

だいたい最低でも3〜5冊ぐらい読んでいて、

多い時には10冊以上の本を

同時並行的に読んでいることもあります。

 

結局、1冊だけで読んでいるときよりも

複数の書物に同時に触れているときの方が、

一見バラバラに見える様々な事柄のつながりに

気づくチャンスも増えて、

書かれている内容がより深く

多面的に理解できるようになるんじゃないかと

考えているんですが、

このテーマは、明日の投稿でも

引き続き触れていく予定です。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆寺子屋塾に関連するイベントのご案内☆
 2/14(土) 10:30~16:30 寺子屋Notion(half)
 2/22(日) 10:30~ 易経入門フォローアップ
               14:00~ 易経準中級講座 第9回

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◎らくだメソッド無料体験学習(1週間)

 詳細についてはこちらの記事をどうぞ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。