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2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その16)

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2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その16)

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その16)

2026/02/04

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」も

今日は16回目となりました。

 

未読記事が気になる方は、次から先にどうぞ!

内容や紹介している本は→で示しています。

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その1)

→全体の概観、選ぶ前提条件についてなど

 

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その2)

→その1の続き、24冊のリンク集

 

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その3)

→⑩リットミュージック編『インタビュー:坂本龍一』

 

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その4)

→㉑阿部洋一『それはただの先輩のチンコ』(略称『それチン』)

 

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その5)

→24冊に漏れた雑誌、ムック本などについて

 

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その6)

→⑫戸谷洋志『Jポップで考える哲学 自分を問い直すための15曲』

 

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その7)

→⑪エルケ・ヴィス『QUEST 質問の哲学』

 

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その8)

→⑨フェリックス・ファブリック『本当のわたしを見つけにいこう』

 

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その9)

→⑤アルボムッレ・スマナサーラ『ヴィパッサナー瞑想』

 

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その10)

→⑦小室直樹『数学嫌いな人のための数学』

 

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その11)

→⑬崎谷博征『水と命のダンス 生命の根源に迫る水の驚異的メカニズム』

 ⑮星野源『いのちの車窓から2』

 ⑱泉谷閑示『「自分が嫌い」という病』

 

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その12)

→④溝口雅子『Notionなんでも事典』

 ㉒落合陽一、山口周ほか7名『Chat GPTは神か悪魔か』

 

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その13)

→2015〜2024年の10年分読書ふりかえりブックリスト

 

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その14)

→⑭若杉逸平&うちやまともみ『対話について対話しよう』

 ㉓石田光規『自己決定の落とし穴』

 ⑥前野隆司『人はなぜ「死ぬのが怖い」のか』

 

2025年のふりかえり「年間読書ベスト24」(その15)

→⑧白石正明『ケアと編集』

 

これまで15回の記事で16冊を紹介し

残りは次の8冊になっているので

あと5〜6回あれば区切りがつけられそうです。

 ①工藤勇一&苫野一徳『子どもたちに民主主義を教えよう』
 ②由佐美加子&中村伸也『レゾナント・コミュニケーション』
 ③苫米地英人『その検索はやめなさい』

 ⑯山野弘樹『独学の思考法 地頭を鍛える「考える技術」』
 ⑰成田悠輔『22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり政治家はネコになる』

 ⑲西川幹之佑『発達障がい児の僕が自己変革できた理由』
 ⑳杉田儀作『新しい学力観に立つ学級活動の展開』

 ㉔堀田秀吾『科学的に証明された すごい習慣大百科』

 

 

さて、一昨日投稿した記事に、

わたし自身の本を読み方について

1冊の本だけをずっと集中して

読み切るというやり方はほとんどせず、

だいたい最低でも3〜5冊ぐらい読んでいて、

多い時には10冊以上の本を

同時並行的に読んでいることもあります。

と書いたところ、

そのブログ記事を読んでいた塾生の一人から

「いまはどんな本を読んでいるんですか?」

と問われたので、今日はまずその話を。

 

わたしは、教室にいる時間でも

塾生がひとりも居ない時間帯や

塾生応対の合間に、本を読むことはありますが、

教室にいる時間よりも

自宅にいる時間のほうが長いので、

読みたい本は、原則自宅に持ち帰って

読む様にしています。

 

そう問われたとき、わたしは教室にいたので、

その場で即答できなかったんですが、

ブログの記事に書いて答えることを約束して

自宅に戻ったときに、

いま読んでる本を目の前に並べてみました。

 

 

 

 

・・・ということで、12冊ありました。

 

「井上さんって、たくさん本を読まれてますが、

読む時間をどうやってつくっているんですか?」

って、ときどき聞かれるんですが、

わたしの場合、本を読むために

特別に時間を確保しようと

考えるコトはほとんどありません。

 

上記の12冊は、だいたい

いつでも手に取れる場所に置いてあるので、

仕事の合間であるとか、

仕事場と自宅の行き来で

電車やバスに乗っている時間とか、

ちょっとしたすき間の時間を見つけて

少しずつでも読む様にしているので。

 

たとえば、300ページある本でも、

1日に15ページずつ読み進められれば、

300ページ ÷ 15ページ = 20 ですから、

20日間あれば、読み終えられます。

 

また、12冊のうちの1冊に、

1/18に投稿したブログ記事でも紹介した

山田玲司さんの『絶望に効くクスリ』が

入っていますが、たとえば、

全15巻で登場する147名のインタビュー漫画も

1日3名分ずつなら10分もあれば読めますし、

毎日読めば、

147 ÷ 3 = 49 となり

15冊あっても49日あれば読み終えられるわけで。

 

毎日少しずつでもコツコツ続けられるように、

自分で決めて、自分でやってみる

セルフラーニングの

寺子屋塾方式は、応用範囲が広いので、

読書についてももちろん有効です。

 

あと、わたしの場合、

本に書いてある内容を理解し

頭の中にそのままインプットするような

読み方をすることは、ほとんどありません。

 

仮にわたしがその本に書かれている内容を

理解できたとしても、

その本の著者と自分は別の人間ですから、
書かれた内容が

そのままわたしの血肉になって、

同じように実行できるようになるナンテことは、

残念ながらほとんど起きないからです。

 

つまり、原理や本質まで遡って理解しないと

それを自分で活かすことはできませんから、

その人の思考や発想、行動の起点が

どこにあるのかを探ったり、

過去に得た知識や読んだ本の内容と

どこがつながっているかを意識するような

読み方をしたりしてきました。

 

そのため、同じ著者の本を複数、

ときには5冊、6冊続けて読むこともありますし、

いろいろな本を同時並行的に読む方が

ヒラメキや気づきが多いんです。

 

皆さん、書かれている言葉の〝意味〟ばかりに

とらわれ過ぎ、引きずられ過ぎではないかと。

 

なぜなら、著者の言葉の辞書と、

読んでいる自分の辞書は違いますから、

本に書かれた言葉の意味を

自分の辞書で解釈したところで仕方なく、

逆にズレが拡がるばかりでしょう。

 

書かれた言語の向こう側にある

言語にならない〝文脈〟に自分の身を投じて、

著者の文脈を身体で「感じながら」

読む姿勢が何より大事だとおもうわけです。

 

繰り返しますが、

この〝感じながら〟というのがポイント!です

 

以前にもこのブログの記事に

書いたことがあるんですが、

わたしたち人間は、そもそも既に知っている

・・・つまり全部、自分の内側にもともとあって、

自分の外側にある「本を読む」という行為は、

それを確認する作業でしかないので。

 

だから、本はひとつの手がかりでしかないから、

本に書かれている内容を

全部読もうとしたり、

読んだことを頭にインプットしたりする必要はなく、

自分の内側をよく観て、

書かれた内容と自分の内側が

どのようにつながっているのかを確認するだけで

いいんですが。

 

・・・と書いても、

たぶん何を言おうとしているのか、

あまりよくわからないことでしょう。

 

1/13の投稿記事にも

左脳だけでなく右脳も働かせて

そこにどんなエネルギーの流れがあるのかを

感じ取るように読んで欲しい であるとか、

「具体と抽象を行き来する」というのは、

言い換えれば、

左脳と右脳の両方を働かせて

受け取ること であるとか書いたんですが、

たぶん、ほとんど伝わっていないでしょうから、

よくわからないな〜っておもわれる方は、

次の松岡正剛さんの千夜千冊の記事、

メアリー・カラザース

『記憶術と書物 中世ヨーロッパの書物文化』

を読まれることをオススメします。

 

読むとは、記憶を動かすことであるとか、

書くことと読むことは、同じ作用だったとか

プラトンは「想起」とは何かということに

言及して、それは

「頭のなかに書かれた絵を見ること」だと

喝破したとか

古代ギリシア語には、

「読む」にあたる単語が存在しなかったとか、

驚くような話ばかり出てくる

長い長い記事なんですが、

そもそも本を読むとはどういうことか、

記憶するとはどういうことなのか、

これを手がかりに考えてみてください。

 

 

ところで、いま読んでいる12冊の中に、

「学びのきほん」シリーズの1冊、

聴覚障がいのある写真家

齋藤陽道さんの『つながりのことば学』

ありましたね。

 

 

この本、いまわたしが書いている話にも

つながる話が書いてあってとってもイイ本ですよ。

 

わたしの長男には、齋藤さんと同じ

中高度の感音性難聴という障がいがあり、

この本を手にしたきっかけは、

そうした関心からでしたが、

昨日(その15)の記事で紹介した、

『ケアと編集』の著者・白石正明さんが

写っている雑誌『精神看護』表紙の写真

 

とってもステキな写真だな〜って見てたら、

この白石さんの写真を撮られたのが

齋藤陽道さんだったことが分かってびっくり!!

 

こういうのをセレンデピティっていうのでしょうが、

まさに『つながりのことば学』でした。

 

 

・・・ということで、結局今日の記事では

冒頭に示した残りの8冊のうち

1冊も紹介できなくてすみません。(^^;)

 

「本をどう読むか」については、

テーマがものすごく大きいため、

記事1回の分量で書けるようなことではなく、

今日は詳しく触れられなかったんですが、

2024年の秋に栗本慎一郎さんの著書

『ホモパンツたちへ』から

恋愛について書かれた文章を引用しながら

3回の記事(本文入れると11回)で

もうすこし詳しく書いたことがあるので、

未読の方は読んでみてください。

愛することと恋すること⑨ ~栗本慎一郎の経済人類学的恋愛論(総括その1)

愛することと恋すること⑩ ~栗本慎一郎の経済人類学的恋愛論(総括その2)

愛することと恋すること⑪最終回 ~栗本慎一郎の経済人類学的恋愛論 (総括その3)

 

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